毎月のことなので少しでも節約したいのがスマホの月額料金ですよね。
昨年12月、docomoから新料金プラン「ahamo」が発表され、その安さには驚きの声があがっています。
今年に入りKDDI(au)からも新料金プラン「povo」が発表となり、ますます大手キャリアとサブブランド、格安SIMとの差が縮まり価格競争が激しくなってきています。
現在大手キャリアを使われている方でも、新料金プランへの変更やサブブランドに乗り換え等、判断を迷われている方も多いことでしょう。
私自身もdocomoを20年近く契約しているのですが、今後どのプランにしたら通信費の節約になるのか本腰を入れて考えてみることにしました。
この記事では、docomoの既存プランと新料金プラン、サブブランドに乗り換えた場合の料金を検証した結果をまとめています。
目次
docomoの既存プラン「ギガライト」
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まずは、現在docomoでどのくらいの月額料金がかかっているのかを確認しました。
端末代は購入時に一括で支払っているので、通信費のみの料金です。
11月まではdocomoの「ベーシックパック」を利用しており、使用したデータ量によって料金のバラつきが大きい状況でした。
12月からはdocomoサイトの料金診断でおすすめされた「ギガライト」にプラン変更しました。
データを使い過ぎてしまった時の料金の跳ね上がりは抑えることができました。
旅行等で遠出する際にはデータ量を使い過ぎてしまうことがあるのですが、基本的に自宅ではWi-Fiを使用しているのでデータ使用量1.0~2.0GB程度とわりと少なめです。
通話の際にはLINE通話を利用するので、かけ放題オプション等はつけていません。
ケータイ補償・あんしんセキュリティ等のオプションが970円程度、その他利用料金等として追加されています。
家族がdocomo回線を利用しているので「みんなドコモ割」で1,000円割引が適用され、請求金額は月額3,700円前後です。
docomoの新料金プラン「ahamo」
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冒頭でも触れましたが、docomoの新料金プラン「ahamo」の提供が2021年3月から開始されます。
docomoユーザーとしてはこちらの新料金プランも非常に気になるところです。
「ahamo」は、データ量20GBまで使えて月額2,980円(税抜)という安さが魅力です。5分以内の通話無料(回数制限なし)も嬉しい特典と言えます。
ひとつ懸念していたのは「みんなドコモ割」が対象外になるかもしれない、という点でした。
「ahamo」の月額料金が安いので自分自身が割引の対象とならないのは仕方がないと思っていましたが、家族の割引分まで対象外となってしまうことが心配でした。
しかし、この点についてはdocomoから「自身は割引対象外となるものの、家族分の契約数にはカウントされる」と追加情報が発表されたのです。
懸念していた家族分の割引はそのままとのことで、安心しました。
他にもキャリアメールが使えなくなる点やドコモショップでのサポートが受けられない等のデメリットはありますが、それほどの不自由は感じないと思います。
ワイモバイル「スマホベーシックプランS」
地方在住の私は、回線の繋がりやすさも重視して、乗り換え先のサブブランドをワイモバイルに絞って検討することにしました。
ワイモバイルの公式サイトで料金シミュレーションをした結果が次の通りです。
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私が普段使用しているデータ量はひと月あたり1.0~2.0GB程度なので、データ容量の1番小さい「スマホベーシックプランS」で計算しています。
データ容量は4.0GBまでで国内通話1回10分以内が無料で、月額基本料は2,187円となりました。
ただし、新規割の適用が終了する8か月目以降は月額2,948円となる点に注意が必要です。
ワイモバイルから2021年2月より新料金プランが提供開始となるようです。
新料金プランのシンプルSなら3GBまで使えて1,980円(税抜)で、月額料金もずっと変わらないお得なプランがあるようなので、こちらにも注目していきたいと思います。
結局はどこが1番お得なのか
自分なりの検証を、表にして分かりやすくまとめてみました。
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月額料金だけを見ればワイモバイルが1番安価ではありますが、8か月目以降の料金は「ahamo」とほとんど変わりません。
加えて「ahamo」の利用可能データ量は20GBと圧倒的に多いのです。
自宅ではWi-Fiを使用しているのでデータ使用量の少ない自分にとっては、20GBは少し多すぎるくらいの印象ですが、外出先でデータ量を気にせず使えるのは大変に魅力的です。
ワイモバイルへの乗り換えを本格的に考えていましたが、docomoの新料金プラン「ahamo」の発表によって考えが変わってきました。
ワイモバイルの新料金プランも魅力的ですが、「ahamo」のデータ容量の多さと家族の割引が継続されるという点に惹かれました。
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さらに、docomoの料金戦略として、今後にデータ量小容量で超低廉な料金プランも発表されるという情報も出てきています。
データ使用量が少ない自分にとって、大手キャリアから小容量プランが発表されるのは非常にありがたい話です。
詳細はまだ不明ですが小容量プランが発表になれば、こちらに変更したいと考えています。
docomoの「ギガライト」→「ahamo」で小容量プラン待ち
結論として、今回はdocomoの「ギガライト」から新料金プラン「ahamo」に変更し、小容量プランが発表されるのを待つという形に決めました。
私の場合には、
・ 通話をほとんど使わない
・ オンラインでの手続きに抵抗がない
・ キャリアメールを使わない
などの条件が「ahamo」のターゲット層に合っていたのだと思います。
サブブランドからも新料金プランが発表され、更にお得なプランが出てきています。
ですが、サブブランドに乗り換えた場合、家族分の割引がなくなってしまう申し訳なさもあり、今回はdocomoの「ahamo」への変更という形に決めました。
使用できるデータ量や通話料金、回線の繋がりやすさなど、それぞれに重視する点や条件が違うと思いますので、一例として参考にしていただければ幸いです。
皆さんも自分に合うキャリア、プランを再度検討してみてはいかがでしょうか。(執筆者:桐里 もえ)