汗ばむ日が多くなり、これからいよいよ夏本番を迎える季節となりました。
そろそろ、今年の夏をどう乗り切ろうかと考え中の人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「暑くなった季節にだけ増える特別な出費」と、その出費を抑えながら「涼しく過ごせる」ひんやり節約方法を紹介いたします。

目次
1. お風呂上がり
お風呂上がりは、カラダの芯からじんわりと汗が出てくるため、扇風機やエアコン全開で涼んでいる人も多いようです。
けれど、電気代を抑えるためにも、いつもの温度を保っておきたいと思っていませんか。
実は、お風呂上がりの「暑い」をやわらげながら、カビを生えにくくする方法があります。
簡単! お風呂上がりを涼しく節約
「お風呂上がりを涼しく節約」する方法は、
です。
勢いよく冷水をかけることで浴室の温度が下がり、お風呂から出たときの蒸し蒸しとした感じが体に残りにくくなります。
また、お風呂場の近くがジワっと生温かく、お風呂場の近くが湿気ていると感じたりしたことはありませんか。
お風呂場と同じ、もしくは近くにトイレや洗面台、洗濯機や脱衣所がある場合は、お風呂場を使ったあとしばらく、湿気が不快に感じる人もいるかもしれません。
こういったことも、お風呂から出る前に浴室に水をかけておくことで改善が期待できます。
2. 喉が渇く
暑い日に喉が渇くのは仕方ありませんし、熱中症対策としても水分は惜しみなくチャージしておきたいものです。
成人では、1日1.2~1.5リットルほどの水を飲料水からとる必要があると言われています。
とくに汗をかきやすい夏は、水分が失われてしまいやすいので、こまめな水分が必要です。
でも、こまめに水やスポーツドリンクを買っていると、あっという間に300~450円ほど使ってしまいます。
筆者の場合、夏と冬で比べてみると、下記のように水分摂取量が2倍ぐらい違いました。
・夏 → 1.5~2リットル
1日に500mlの飲み物を自動販売機やコンビニで3本買ってしまうと、20日でも9,000円ほどかかってしまいます。

簡単! 飲料代を涼しく節約
こういった飲料代の費用を半分程度に抑えるためには、水筒を持って行くほか、下記のような方法もおすすめです。
オフィス勤務なら常温の飲料を準備
アフィス勤務の場合は、クーラーが効いていることもあり、常温の飲料(とくに水)でも違和感がないという人も少なくありません。
スーパーやドラッグストアなどで、飲料を安く購入しておき、オフィスでのストックがOKならオフィスに、NGならマイバッグに入れてその日の分を持っていくようにします。
売り出しやディスカウント価格での購入なら、500mlのペットボトルが60円ほどで買えるものもあるため、自動販売機やコンビニより約50~90円の費用を抑えることが可能です。
クーラーの風と冷たい飲み物でカラダを冷やしすぎず、ほどよく涼しく過ごすためにも、常温の水を飲む量を増やして、節約してみてください。
ペットボトルを凍らせるコツをつかんで節約
ペットボトルにタオルを巻く、もしくはタオルに巻いてからジップロックなどに入れて持ち歩いてもOKな人は、ペットボトルを凍らせておくのもおすすめです。
凍らせるときは、ペットボトルの1割ほど(500mlなら450mlぐらい)まで水を入れる、もしくは中に入っている飲料の量を減らしてから冷凍してください。
直飲みしたペットボトルを凍らせたり、炭酸飲料を凍らせたりしないようにしましょう。
ミニクーラーボックスの活用
休日などにどこかへ出かける場合には、あらかじめ買い溜めしておいた安価な飲料を冷やしてミニクーラーボックスに入れておくというのもひとつの手です。
最近では、7~10リットルほどのカラフルな「ミニクーラーボックス」などもあります。
ただ、エンジンを切ると高温になってしまう車内では、クーラーボックス自体が溶け出してしまう可能性もあるため注意してください。
クーラーボックスのなかには、繰り返し使える保冷剤をたくさん入れ、日よけ用のシェードを被せて日陰に駐車し、目的地に着いたらすぐに降ろすようにします。
BBQやデイキャンプなど野外で遊ぶときには、最初の1~2本だけでも費用を抑えて節約につなげてください。
また、保冷剤をジップロックに入れておけば、暑いときに顔やカラダに当てて涼むこともできます。
衛生上、使ったあとの保冷剤はジップロックから取り出し、新しいジップロックに入れ替えてからクーラーボックスに入れるようにしてください。
3. 部屋が暑い
部屋自体が「暑い」と、つい、クーラーや扇風機に涼しくしてもらおうと頼ってしまう人も多いことでしょう。
この部屋自体の暑さを抑えながら涼しく節約するには、下記の3つの方法がおすすめです。
ペットボトルを凍らせる
テレワークをしている人におすすめなのが、2リットルのペットボトルに水を入れ、冷凍庫で凍らせて扇風機の前や作業テーブルの邪魔にならないところに置いておくことです。
このとき、水滴で下がびちゃびちゃにならないよう、少し深めの平なお皿の上にペットボトルを立ててください。
部屋の除湿にもつながりますし、扇風機の前に凍らせたペットボトルを置いて扇風機をかければ、まるでクーラーをかけているかのように涼しい風が吹いてきます。
部屋を夏仕様に変更する
フェイクファーやムートンのラグなどがあると、見た目やカラダに触れたときの感触から「暑い」と感じてしまうことがあります。
見た目にも涼しく、肌触りがサラっとしたりひんやりしたりするものに変更することで、クーラーの温度設定が変わってくることも少なくありません。
場所がないからと、冬のコートやセーターなどをハンガーにかけて部屋に置きっぱなしにしていたり、冬用の厚手カーテンをかけたりしたままだと暑く感じてしまいます。
冬物は見えない場所に片付け、カーテンは夏用の薄手カーテンに変えるだけで、「視覚から感じる暑さが違った」という意見も多かったので参考にしてください。
そのほか、床に敷くラグは冬仕様のフェイクファーなどではなく、夏仕様のアジアン系ラグマットに変えるというのもおすすめです。

色や小物を工夫する
人間は、暖色系を見ると「あたたかさ」を感じ、寒色系を見ると「冷たさ」を感じると言われています。
部屋に暖色系が多い人は、水色やパステルカラーなどを取り入れてみてください。
たとえば、夏用のカーテンを薄い水色にしたり、ランチョンマットをパステルカラーのもの変えたりするもおすすめです。
また、水や冷たさを連想させる小物類を置くだけでも違うので試してみてください。
たとえば、ビー玉やプラスチッククリスタルなどを透明の容器に入れて洗面台や部屋に飾ったり、ハーバリウムやプラ板のクリスタルパーツを置いたりしも涼しい印象になります。
涼しくなる工夫で節約を
この記事で紹介したように、夏を涼しく過ごす工夫をすることで、クーラーや扇風機、自動販売機やコンビニの飲料にかかる費用を抑えながら過ごすことができます。
節約という面ではもちろんですが、カラダを冷やさないためにも、クーラーや扇風機の使い過ぎには注意してください。(執筆者:最強節約ママ 山内 良子)