アプリのダウンロード累計数が4,000万を突破したことで話題となっている「TVer」は、放送された民法放送を会員登録せずに無料で視聴できる、とても便利でお得なサービスです。
すでに知っていて利用している人も多いと思いますが、この記事では、そんな「TVer」のメリット・デメリットをはじめ、便利機能&利用した感想を紹介します。
ぜひ、いままでより少しでも便利でお得に「TVer」を利用してください。
目次
「TVer」とは
民法で放送した動画のうち、対象の約350番組が「TVer」で無料配信されます。
対象番組であれば、現在放送中のドラマやバラエティも、放送が終わってしばらくすると配信されるといううれしい動画配信サービスです。
「TVer」は、主に東京に本社を置くテレビ局「在京テレビジョン放送局」が運営していて、パソコン、タブレット、スマホから視聴でき、会員登録の必要もありません。
また、視聴可能な期間であれば、どの作品でも同じ作品でも見放題です。
≪画像元:TVer≫
「TVer」のメリット
ここでは、「TVer」のメリットとともに、そのメリットの恩恵を受けやすい人についても紹介しますので参考にしてください。
無料で視聴できる
「TVer」は無料で視聴できるので、DVDや配信動画をレンタルしたり、動画配信のサブスクリプションを利用したりする場合と比べると節約できます。
レンタルの場合1本あたり安くても80円、サブスクの場合には1か月に1,000円前後も浮く計算です。
ただ、好きな作品を自分で選べないことや番組が放送されているタイミングでは視聴できないといった注意点はあります。
こんな人におすすめ
下記のような人は、DVDや配信動画をレンタルしなくても、「TVer」で楽しくお得に時間を過ごせる可能性が高いです。
・ 放送されたドラマやバラエティを自分のタイミングで見たい人
・ 常に映像が流れていないと寂しいと感じる人
・ 決められた作品のなかで視聴作品を選んでも楽しめる人
旧作品の配信もある
「TVer」では、当時人気があったような過去の作品が配信されることもよくあります。
配信される旧作品はドラマやバラエティなどで、1話からイッキ見できるものなどもあり、見応え抜群です。
こんな人におすすめ
下記のような人は、「TVer」を利用することで、十分楽しくお得に時間を過ごせる可能性が高いのでお試しください。
・ 常に映像が流れていないと寂しいと感じる人
・ 同じ作品を何度見ても飽きない人
・ 決められた作品のなかで視聴作品を選んでも楽しめる人
無料だからこそのデメリット
「TVer」には、無料だからこそのデメリットがいくつかあります。
どれも、それほど大きなデメリットではありませんが、知っておくと利用するときの利便性にもつながりますので紹介します。
CM
配信される映像の途中だけでなく、前後にもCMが入ることがあります。
また、1分以上ある長いCMでも飛ばすことができませんし、停止もできません。
CMの間にトイレに行って戻ってきたら本編がはじまっていて、「10秒もどる」で巻き戻しても、またCMを見ないといけないタイミングになってしまうこともあります。
なので、席を立つときは手間ですが、CMを見終わって本編がはじまると同時に停止ボタンを押すのがおすすめです。
アンケート
毎日利用していても、1か月に数回出るかどうかの少ないタイミングですが、アンケートが出ることもあります。
面倒に感じることもありますが、1~3分もあれば終わるような短いアンケートなので、「TVer」が今後も無料で映像を提供できるよう協力したいものです。
ただ、嫌な場合には回答せずにスキップすることもできますので、お試しください。
視聴可能な日数に制限がある
視聴できるのは、約1週間程度で、次の回がはじまると見えなくなってしまいます。
ただ、レンタルDVDやレンタル配信も、視聴できる日数は決まっていますので、違いは「自分の好きなタイミングから終了までの日程ではないこと」です。
「TVer」の場合は、配信終了後1週間ほどが目安となっていますので、ご注意ください。
「TVer」の便利機能
便利な機能もあります。
さがす機能
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画像:「TVer」公式サイト
https://tver.jp/
「TVer」には、お目当ての番組がすぐに探せるよう検索ボックスが付いているほか、カテゴリー分けがされています。
カテゴリーは、「ドラマ」や「バラエティ」、「アニメ」などのほか、「ランキング」や「まもなく配信終了」など、バラエティ豊富な分け方がなされています。
また、検索ボックスは番組名を正しく入れなくても、たとえば「有吉」で検索すると「有吉ゼミ」や「有吉の壁」などが表示されるので便利です。
「はこ」で検索すると、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」や「今夜はコの字で」などが候補としてあがってきます。
新しいドラマやバラエティがはじまったときは番組名が覚えにくいこともあるので、頭の2文字をしっかりと、あとはボンヤリと覚えておけばだいたい検索可能です。
マイリスト機能
cookieを利用し、お気に入りや視聴中の番組をチェックすることができます。
会員登録をしなくてもマイリスト機能が使えるのでとても便利ですが、cookieを削除してしまうとマイリストも消えてしまうので注意してください。
好きな番組がたくさんあって覚えきれない人は、cookieを削除してしまったときのために、別でリストを作成しておいたほうが無難と言えます。
番組表機能
地域を選んで番組表を選択できるので、便利です。
番組表のために雑誌や新聞を購入している人は、「TVer」の番組表を活用することで、雑誌なら500~800円程度、新聞であれば月々3,000~5,000円程度節約できます。
「TVer」でなくても、ネットで検索したり、状況によっては番組表をテレビで表示させて確認したりもできますので試してみてください。
動画機能
動画機能には、3つの便利機能があります。
シェア
Twitterやフェイスブックにシェアすることができます。
シェアボタンを押すと、番組のタイトルや内容の一部が文字で表示され、感想を書くだけで簡単に拡散できて便利です。
同じ番組や出演者のファンが友達にいれば、話題が盛り上がります。
倍速機能
1~1.75倍速までの好きな倍速で、動画の視聴が可能です。
好きな動画を選んで画面が開いたら、画面の下にカーソルを当てると、右下に四角いマークと「1×」という文字が出てくるので、「1×」にカーソルを当ててください。
そうすると、1~1.75倍速までの倍速が選べるようになります。
忙しくて時間がないときは、音声が聞き取れる程度の倍速で見ると時短になるのでおすすめです。
字幕機能
動画によっては、周囲の音は大きいのに俳優さんたちの話声が小さくて聞き取りにくいものもあります。
そういったときやイヤホンは付けたくないけれど音が出せないときなどに、字幕機能を使うと便利です。
また、字幕だと「近づいてくる足音」など音についても文字で表示されるため、脚本や小説を読むように楽しみたいという人にもおすすめします。
便利機能を使いこなしてお得に利用
使い人によっては、見逃し配信を自分のタイミングで見るだけでなく、番組表としての役目を果たしたり、DVDや動画配信の代用サービスとして楽しんだりすることも可能です。
上手に活用して、少しでも節約につなげてください。(執筆者:山内 良子)