夏から秋へと季節が変わり「そろそろ模様替えでもしよう」と考えはじめます。
ゴチャついた部屋をスッキリさせたくなりますが、気合を入れてすみからすみまで掃除しようとすると、腰も重くなります。
この記事では「出費と手間を抑えてスッキリ片付いた印象に見せるコツ3つ」と普段から心がけたいことを紹介します。
目次
1. 床を多く見せてスッキリ感を演出
来客時には押入れやクローゼットの中にすべて押し込んで、部屋をスッキリさせるという人がいますが、一概に間違いではないようです。
床の面積が多く見えていれば見えているほど室内はスッキリと感じられるので、急な来客時には、ある程度モノを別の部屋かクローゼットにしまってしまいましょう。
たとえば小物や雑貨類、書類など、ゴチャっとして見えるからどうにかしたくても、捨てられないし、しまうのは手間だと感じるものもあるはずです。
ポイント
「しまうのは手間」だと感じるものは普段からケースや箱に入れておき、そのケースや箱のまま、別の部屋やクローゼットへ移動させます。
普段から、別の部屋やクローゼットの中に、急な来客時にモノを入れられるスペースを作っておきます。
そのスペースには、透明の収納ケースや籐のカゴなどを準備しておき、取り出しやすい状態にしておくと、お客様が帰ったあとも面倒くさくなりません。
2. 移動できないものには目隠しを
キッチンの炊飯器やレンジなどが見えてしまうときは、100均などのつっぱり棒に、お風呂場につるすカーテンなどを掛けておくと目隠しになっておすすめです。
大きな布と棚の両端を洗濯バサミでとめても目隠しになりますし、大きい布がない場合は、カワイイ柄の未使用バスタオルなどで代用できることもあります。
ただし、質感や柄によっては部屋の雰囲気やインテリアとの相性が悪い場合もあるので注意してください。
子どものオモチャなどは、収納ケースに入れたり籐のカゴに入れたりして大きな布やカワイイ柄の未使用バスタオルを掛けるとスッキリ見えるのでおすすめです。
テーブルなど平面部分に気をつけて
テーブルやキッチンスペースなど、本来は平らな部分にモノがあるとゴチャついて見える原因になるので注意してください。
「デスク裏 収納」などで検索をすると、テーブルの裏側に貼り付けるフックなど、いろいろと出てきますし、100均で購入できるものもあります。
3. 水回りを軽く掃除する
来客時に使用する可能性が高いトイレや洗面台、そしてお茶などを出すときに視界に入ってしまいがちなキッチンを軽く掃除しておくと、清潔な印象が高まるのでおすすめです。
軽く掃除するコツは、
・ 周囲のモノをすべて見えないところに収納し、
・ ステンレス部分や洗面・キッチンボウルを磨くこと
ステンレス部分がピカピカで洗面・キッチンボウルがキレイだと、全体的に掃除が行き届いている印象になりますので、ぜひ試してみてください。
普段から心がけたいこと
ひとつの部屋のなかに、いろいろなカラーが混在しているとゴチャついて見える原因になってしまいます。
小物から雑貨まで色を統一する必要はありませんが、できるだけ家具の基調色に合わせ、BOXや籐のカゴに入れるなどして部屋のカラーをそろえるようにするとスッキリとした印象になります。
片付けをするとき、「〇〇を収納する箱がない」とか「あとひとつ棚があったら片付くのに」と考えますが、買うと出費が増え、モノが増えます。
収納用品をたくさん買うと片付けも大変になるので、「買わない」という選択も視野に入れ、ムダな出費を抑えてください。
まずは自宅にあるもので代用できないか考え、節約につなげつつスッキリ収納を目指してください。(執筆者:山内 良子)