生活に関わる、あらゆる物が値上がりしインフレを痛感するこの秋。
荷物を送る費用も徐々に値上がりする中、クロネコヤマトの送料が常時12%引きとなる超お得なサービス「にゃんPay」がスタートしました。
クロネコヤマトの使用頻度が高い方にはメリットの多いサービスなので紹介します。
目次
にゃんPayとは
≪画像元:Yamato Transport Co., Ltd.≫
クロネコヤマトが新たにスタートさせたサービスで「ヤマト運輸公式アプリ」から登録する事で利用可能となる、クロネコヤマトのサービス限定のキャッシュレス決済機能です。
買い物で使う支払いツールとは違うので、下記の特徴をよくご確認ください。
1. 送料が12%オフとなる!
≪画像元:Yamato Transport Co., Ltd.≫
にゃんPay最大のメリットが宅急便の送料が12%オフになること。
公式WEBサイトにあるように東京都から愛知県へ60サイズの荷物を1つ発送した場合で比較してみます。
何の割引も適用しない現金払いでは924円だった送料が最大で543円になり、なんと381円もお得です。
ここまでの割引にはにゃんPay利用以外の割引も合わせて適用させる必要がありますが、半額近くまで値下がりするのは超お得なサービス。
どれくらいお得か比較するため、同条件で「ゆうパック(郵便局)」を利用した場合も調べてみました。
≪画像元:日本郵便株式会社≫
こちらも通常料金では870円となり、ゆうパックと比較しても327円お得になるという結果でした。
郵便局の方が早く配達してくれる可能性もありますが、土曜日の配送を取りやめたので遅れる場合もあります。
特にこだわりがないなら、にゃんPayを使ってクロネコヤマトで発送する方がお得です。
2. オートチャージで無駄のない残高管理
電子マネーのデメリットの1つがチャージし過ぎて無駄な出費が増えること。
しかしにゃんPayは500円以上1円単位で、残高不足時に自動でチャージしてくれる機能があるためオートチャージ設定しておけば、支払い時に困りません。
サービス開始当初は、開発元のみずほ銀行など一部の金融機関からしかチャージできませんでしたが、9月28日から
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
など30行が新たに対応したため数多くのユーザーが利用しやすくなったと言えるでしょう。
にゃんPay利用時の注意点
お得で便利とあって万人にお勧めしたいにゃんPayですがいくつか注意点も存在しますので、予め確認をしてください。
1. チャージ最低金額について
便利なオートチャージ機能ですが、500円以上1円単位でのチャージとなるため例えば「残高があと50円足りない」といった僅かな残高不足の際でも、500円チャージされ450円の残金がでてしまいます。
あまりクロネコヤマトを使わない人には、おススメできません。
結果的に余分なチャージが発生してしまう点はご了承ください。
2. 1日当たりの支払上限について
限られたケースではありますが、1日当たりの支払・チャージ上限額が2万円までと設定されています。
個人で販売を行っている方、企業の郵送物をにゃんPayで支払いたい方などは2万円を超えると割引では発送できなくなります。
日を改めるか、にゃんPay以外での支払い準備をするようにしましょう。
「クロネコメンバー割BIG」がある
上限額以上の発送がある・もっとお得に支払いたい、といったユーザー向けには「クロネコメンバー割BIG」というサービスも存在します。
・専用カードが必要
・初回5万円チャージが必要、以下1万円単位でチャージ
という完全に大口顧客向けではありますが、割引率15%。
チャージ上限額10万円と、にゃんPay以上の割引率を誇ります。
ご自身の環境・通常使う配送料を鑑みてご検討ください。
3. 決済時の音が独特
妙な存在感のある決済音と言えばPayPayの「ペイペイ♪」ですが、にゃんPayも認知度を上げたいのか支払い時に「にゃんにゃーん♪」と猫の声が鳴り響きます。
集荷で来てもらった時も、サービスセンターで支払う時も周りの目が気になるかもしれませんのである程度覚悟して利用してください。
情報を集めて節約につなげる
あらゆる商品・サービスがインフレを起こし値上がりしていくのが既定路線となった今。
各企業が値下げをすることで「囲い込み」を行っていくので、少しでもお得になるためにはこうした情報を集めていく必要があります。
自身の環境に合わせて、お得な方法を見つけて節約につなげてください。(執筆者: 遠藤 記央)