正月明け、使い切れずお餅が残ることが多いです。
食費を節約するためには、使い切れずに捨ててしまう食材を極力減らしていかなくてはいけません。
この記事では、余ったお餅を使った節約アレンジレシピをご紹介します。
目次
食費節約の鍵は使い切り
食品の値上げが相次いでいます。
そのため、食費を節約することが難しくなってきたと言う声をよく耳にします。
そこで重要となってくるのが、食材を使い切ることです。
例えば、小分けになったお餅を1kg買い、2、3個使ったけれど残りは使い切れずに捨ててしまった場合、400～450円ほど無駄にしてしまうことになります。
たかが400円と思うかもしれませんが、400円あれば大人2食分の料理を作ることができます。
このような小さなムダなくしていくことで、食費の節約を叶えましょう。
ここからは、余ったお餅を使ったアレンジレシピをご紹介します。
もちもちミートソースグラタン (1人前・25円)
醤油やきな粉を付けて食べるのに飽きてきしまったら、市販のミートソースとチーズを使って餠グラタンを作ってみませんか。
小腹が空いた時のおやつにも最適です。
材料(2人分)
切り餅：2個
ミートソース(市販のもの)：1/4袋(50gほど)
とろけるチーズ：適量
水：50cc
作り方
1. 切り.餅は4等分に切り耐熱容器に重ならないように並べ水を入れる。
2. 上下をかえして餠全体に水を付けたら、ラップをせずに600wの電子レンジで1～1分30秒温めて柔らかくする。
硬い場合は餠を裏返して追加で30秒温め、柔らかくいなったら水気を切る。
3. ミートソースを別の耐熱容器に入れ、ラップをして600wの電子レンジで30秒温める。
4. 餠の上に、3のミートソースとチーズをのせる。
グリルでチーズに焦げめが付くまで焼けば完成。
切り餅を使って簡単に！鶏おこわ風炊き込みご飯(1人前・85円)
余ったお餅を使うことで簡単におこわ風の炊き込みご飯を作ることができます。
「おこわ」は好きだけど、もち米を使うから値段が張るな、と思っていた方もこの機会にぜひチャレンジしてみてくださいね。
材料(4人分)
米：2合
切り餅：2個
鶏もも肉：1枚
麺つゆ(3倍濃縮)：大さじ3
水：適量
余り野菜：適量(今回は、人参1/3本、椎茸3枚)
作り方
- 餠は8～10等分ほどに切る。野菜類、鶏肉は食べやすい大きさに切る。
鶏肉に分量外の麺つゆ小さじ2杯程をもみ込んで下味を付ける。
2. 米を研いだら釜に入れ、調味料を加えて2合の線まで水を足す。
3. 米の上に餠をのせ、その上に野菜と鶏肉をのせる。
4. 普通炊きで炊飯すれば完成。
ポイント
餠は小さめに切っておいた方が、炊き上がった後に混ぜ込みやすくなります。
野菜類は無くても大丈夫です。入れる場合は冷蔵庫の余り野菜を使って節約しましょう。
人参やゴボウなどの水気の少ない野菜やキノコ類を入れるのがお勧めです。
もちもちトロトロ！絶品チョコ餅(1人前・30円)
余ったお餅とお安いチョコレートがあれば、スイーツ級のチョコ餅を簡単に作ることができます。
コンビニで売っているチョコ餅と値段を比較すると、1/4以下で作ることができるので、コンビニスイーツ好きの方はぜひ作ってみてください。
材料(1分)
切り餅：1個
水：50cc
チョコレート：1～2かけ
あればココアやココアパウダー：適量(無くても可)
作り方
1. 耐熱皿に餠と水を入れ、上下を返して水を餠全体に付ける。
2. 1を600wの電子レンジで1～1分30秒加熱する。
餅が膨らんで柔らかくなっていることを確認し、硬い場合は追加で10秒ずつ再加熱して柔らかくする。
3. 餠を広げて中央にチョコをのせる。
4. 餠でチョコを包み込み、ひっくり返したら600wの電子レンジで10秒加熱する。
5. お好みでココアパウダーを振れば完成。
ポイント
今回は自宅に余っていたココアパウダーを使いましたが、なくてもおいしくし仕上げることができます。
食材の無駄を無くして食費を節約しよう
本日は、余ったお餅を使った節約アレンジレシピをご紹介しました。
簡単に作れるレシピばかりなので、参考にしていただき食費の節約に役立ててください。（執筆者：管理栄養士 佐藤まゆこ）
