補助金は出ていますが、それを差し引けばガソリン代が高止まりしています。
少しでもガソリン代をお得にするには、支払い方法の見直しが欠かせません。
今回は、筆者も最近まで知らなかった「ガソリンのギフト券」を紹介しましょう。
目次
「ガソリンのギフト券」とは？
≪画像元：全石連≫
「ガソリンのギフト券」とはその名の通り、全国のガソリンスタンド・燃料店で利用できる贈答品の商品券です。
全国石油業共済協同組合連合会（全石連）が、2021年4月に発行・販売を開始しました。
歴史の浅い商品券ですから、知らない人も多いのではないでしょうか。
かくいう筆者も、近所のガソリンスタンドの旗を見て気づいたくらいです。
ガソリンのギフト券の買い方
≪画像元：全石連≫
ガソリンのギフト券は1枚1,000円の額面価格を1,100円で販売しており、ガソリンスタンド・燃料店で購入可能です。
トップページ「使えるお店を探す」の「ギフト券販売店のみ表示」にチェックを入れて検索すると、販売店を調べられます。
利用可能店舗よりも、販売店の方が圧倒的に少ないです。
筆者の住む栃木県で検索したところ、利用可能店舗が198店舗あるのに対し、販売店は1店舗しかありませんでした。
公式サイトでも購入可能
≪画像元：全石連≫
「近所にガソリンのギフト券販売店がない」「あってもギフト券の在庫がない」という人も、安心してください。
ガソリンのギフト券は、全石連の公式サイトでも販売しています。
ただし、50枚未満ですと地域によって600円～900円の送料が発生します。
支払い方法は銀行振込、コンビニ決済(伝票決済)、コンビニ決済(バーコード決済)の3種類です。
≪画像元：全石連≫
コンペの景品、お車代、自動車ユーザー向けギフトなど、贈答品の意味合いが強いですね。
1,000円分を1,100円で買うのですから、普通に買っては損をします。
金券ショップ・オークションサイトでも購入可能
≪画像元：コスミック流通産業≫
ガソリンのギフト券は、金券ショップやオークションサイトでも販売しています。
金券ショップ「J・マーケット」では、額面1,000円に対して販売価格は1,090円と、通常より10円安いです。
筆者が調べた時点ではヤフオクでの出品がありませんでしたが、過去の出品を見ると2万円分が1万8,112円、3万円分が2万8,200円で落札されました。
額面価格の6～9%引きといったところでしょうか。
ガソリンのギフト券の使い方
ガソリンのギフト券を手に入れたら、使いましょう。
額面通りの金額で使えますが、おつりは出ず、不足分は現金などで充当してください。
購入時期によって2年10か月～4年9か月の有効期限がありますので、期限切れには注意しましょう。
公式サイトなどで利用可能店舗を検索可能
≪画像元：全石連≫
ガソリンのギフト券は、全国約7,100のガソリンスタンド・燃料店（2023年10月現在）で利用可能です。
筆者のように旗を見て偶然発見できればいいですが、旗を掲げていない店舗もあるので、全石連の公式サイトで事前に検索しましょう。
都道府県・ブランド・フリーワード（店舗名、住所など）、GPSを使って現在地から検索もできます。
様々な商品・サービスに利用可能
ガソリンのギフト券で購入可能な商品は、ガソリンスタンド・燃料店で販売されている、ガソリン、軽油、灯油だけではありません。
洗車、オイル交換などの支払いにも利用できます。
店によって利用可能な商品・サービスは異なるので、事前に確認してください。
買取だと目減りする
≪画像元：コスミック流通産業≫
ガソリンのギフト券は、金券ショップなどで買い取ってもらえます。
ただしJ・マーケットでは額面が1,000円に対して、買取価格は800円と2割の目減りです。
金券にしては有効期限が短いのも、影響しているのかもしれません。
ガソリンのギフト券がもらえるチャンスも
≪画像元：全石連≫
10月31日までの期間中、ガソリンのギフト券2,000円分が抽選で50名に当たるキャンペーンを実施中です。
アカウントフォロー＆診断結果のシェアで、応募できます。
診断は3問で終了しますので、ぜひ参加しましょう。（執筆者：キャッシュレス研究家 角野 達仁）
