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【新NISA】クレカ積立の上限が月10万円に引き上げ PayPay・大和コネクト・tsumiki・SBIの証券会社の対応も解説

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【新NISA】クレカ積立の上限が月10万円に引き上げ PayPay・大和コネクト・tsumiki・SBIの証券会社の対応も解説

新NISAが話題になっていますが、これまでのクレカ積立はシステム上、月5万円までしかできませんでした。

しかし、3月より月10万円までクレカ積立が可能となりました。

証券会社各社とも、続々と対応し始めています。

3月より月10万円までクレカ積立が可能となりました


【PayPay証券】ポイント還元対象のクレカ積立は月5万円まで

ポイント還元対象のクレカ積立は月5万円まで

≪画像元:PayPay

PayPay証券のクレカ積立は、これまで月5万円が上限でした。

PayPay証券のクレカ積立は、PayPay内のミニアプリ「PayPay資産運用」において、「PayPayクレジット」(旧あと払い)を利用するシステムです。

このシステムで利用できるクレカは、PayPayカード、PayPayカードゴールドのみで、還元率は0.7%です。

利用者の資産運用ニーズに応えるべく、3月24日5時よりクレカ積立の上限を月10万円に引き上げました。

ただし、クレカ積立におけるポイント還元上限は月350ポイントですので、0.7%還元ですと月5万円を超えた分のクレカ積立はポイント還元されません

【大和コネクト証券】(4/5買付分より)ゴールドカードによる還元率を引き上げ

ゴールドカードによる還元率を引き上げ

≪画像元:大和コネクト証券

大和コネクト証券では、2024年1月よりクレカ積立の上限を月10万円としています。

以下の対象のセゾン・UCカードでクレカ積立が可能で、従来の還元率は以下の通りでした。

・ SAISON CARD Digital:最大0.5%

・ ゴールドカード:最大0.5%

・ プラチナカード:1%

・ その他のセゾン・UCカード:最大0.5%

「最大0.5%」は、月5万円以上のクレカ積立に適用されます。

4月5日買付分より、ゴールドカードの還元率が最大0.5%から、積立金額にかかわらず一律0.5%に引き上げられます

一部対象外のカードがありますので、確認してください

クレカ積立を始めやすくなりますね。

年会費実質無料のゴールドカードを発行できる

≪画像元:クレディセゾン

大和コネクト証券の口座開設者限定で、セゾンのゴールドカードをお得に持てるチャンスです。

セゾンゴールド・アメックスなら初年度年会費無料、年1円以上のカード利用で翌年度も年会費がかかりません。

セゾンゴールド・プレミアムなら利用金額の10%(上限8,000円)、対象キャリアのスマホ利用料金の30%(Visaの場合。上限3,000円)、合計最大1万1,000円キャッシュバックされます。

【tsumiki証券】(4/1より)即売りはポイント還元の対象外

即売りはポイント還元の対象外

≪画像元:tsumiki証券

tsumiki証券でも、2024年1月よりクレカ積立の上限を月10万円としています。

エポスプラチナカード・エポスゴールドカードの会員特典「ボーナスポイント」「ファミリーボーナスポイント」が変更されます。

どちらも、年間利用額に応じて追加でボーナスをプレゼントする特典です。

エポスゴールドの場合、年間50万円以上の利用で2,500ポイント、年間100万円以上の利用で1万ポイントがプレゼントされます。

3月31日までは、tsumiki証券で積立後に引き出し・移管を行った場合も、ボーナスポイントの集計対象です。

4月1日以降は、tsumiki証券で積立後に引き出し・移管を行った場合、ボーナスポイントの集計対象から除外されます。

「がんばってるね!ポイント」も即売りは対象外

即売りは対象外

≪画像元:tsumiki証券

tsumiki証券には、「がんばってるね!ポイント」というサービスもあります。

これは、積立開始月を基準に、年間積立額×0.1%(初年度)~0.5%(5年目以降)のポイントをプレゼントする特典です。

3月31日までは、tsumiki証券で積立後に引き出し・移管を行った場合も、年間積立額の集計対象となります。

4月1日以降は、tsumiki証券で積立後に引き出し・移管を行った場合、年間積立額の集計対象外です。

積立後に即売りして、ポイントだけもらおうとする人を防ぐためでしょうか。

【SBI証券】三井住友カードは還元率ダウン

三井住友カードは還元率ダウン

≪画像元:SBIホールディングス

SBI証券の三井住友カードによるクレカ積立は、これまで月5万円が上限でした。

そんなクレカ積立の上限が、月10万円に引き上げられました。

これまでは積立額にかかわらず一律で最大5%還元でしたが、今後は最大3%還元とダウンし、しかも対象カードを使わないとさらにダウンします。

ただし、5月買付分~10月買付分は還元率据え置きです。


【SBI証券】東急カードは5万円超過分の還元率がダウン

5万円超過分の還元率がダウン

≪画像元:東急カード

SBI証券の東急カードによるクレカ積立は、これまで月5万円が上限でした。

4月5日までに積立金額の変更を行うと、5月買付分よりクレカ積立の上限を10万円に引き上げられます。

気になる還元率ですが、5万円以下の積立金額に対してのポイントは、これまで通り最大3%です。

5万円を超える積立金額の還元率は一律で0.25%です(上限1,500ポイント/月)。

【SBI証券】大丸松坂屋カードでも月10万円のクレカ積立が可能に

月10万円のクレカ積立が可能に

≪画像元:JFRカード

SBI証券の大丸松坂屋カードによるクレカ積立は、これまで月5万円が上限でした。

5月1日買付分より、クレカ積立の上限が10万円に引き上げられます。

対象カードと還元率は、以下の通りです。

・ 大丸松坂屋カード:0.25%(400円につき1ポイント)

・ さくらパンダカード:0.25%(400円につき1ポイント)

・ 大丸松坂屋ゴールドカード:0.5%(200円につき1ポイント)

・ 大丸松坂屋お得意様ゴールドカード:0.5%(200円につき1ポイント)

貯まるポイントはQIRAポイントで、Amazonギフトカード、Tポイント、楽天ポイントなどに交換できます。

「即売り」には注意を

クレカ積立で注意したいのが、「即売り」です。

即売りとは、カードで積み立てた投資信託を、ポイントだけ獲得してすぐに売却してしまうことです。

tsumiki証券、大和コネクト証券では、即売りはクレカポイントの付与対象外となっています。

付与対象外となっていない証券会社でも、即売りするとよい印象を与えません。

投資信託はじっくり持っているのがいいでしょう。

《角野 達仁》
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角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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