
SBI FXトレード株式会社と住信SBIネット銀行株式会社は、住信SBIネット銀行の顧客に向けた新たな外国為替サービスの共同開発を目的として、基本合意書を締結したと発表しました。
FX専業会社の強みを活かした新サービス
SBI FXトレードは、外国為替証拠金取引(FX)に特化した専業会社として、初心者から上級者まで幅広い層に対応したサービスを提供しています。同社は2025年オリコン顧客満足度調査FX初心者部門で6年連続第1位を獲得するなど、高い評価を得ています。
経済指標やマーケットレポート、FX取引に係るリスクなどの情報提供にも注力しており、国内FX取引業者最大級の口座数を誇るSBIグループのFX事業の一翼を担っています。
投資ニーズの高まりに対応
近年、投資への意欲・関心が高まる中、新NISAや積立投資など手軽でリスクを抑えた投資手法が注目を集めています。また、世界的な金利動向にも関心が高まっており、為替市場に対する理解と投資ニーズも急増している状況です。
住信SBIネット銀行は「テクノロジーと公正の精神で、豊かさが循環する社会」の実現に向け、BaaS事業であるNEOBANK等利便性の高い金融サービスの提供や、最先端テクノロジーを活用した革新的なビジネスモデルの創造により高い顧客満足度を獲得し、成長を続けています。
2026年夏のサービス開始を予定
こうした背景のもと、両社は住信SBIネット銀行の顧客に満足いただける新たなサービスについて検討を重ねた結果、FXのスキームを活用し、効率的な資産形成を支援する新たな投資サービスを企画・開発・提供することに合意しました。
サービス開始は2026年夏頃を予定しています。
※BaaS事業:Banking as a Serviceの略称。銀行が提供しているサービスを、APIを利用し事業会社等が自社サービスとして提供できるようにする仕組みを指します。
※「NEOBANK」:住信SBIネット銀行のフルバンキングBaaS(バンキングアズアサービス)サービスブランドです。