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都営地下鉄タッチ決済乗車サービスの実証実験が拡大!全106駅中55駅で利用可能に

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都営地下鉄タッチ決済乗車サービスの実証実験が拡大!全106駅中55駅で利用可能に

東京都交通局、三井住友カード株式会社、株式会社ジェーシービー、日本信号株式会社、オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社、QUADRAC株式会社は、都営地下鉄におけるタッチ決済による乗車サービスの実証実験を拡大する予定です。

サービス拡大の概要

令和7年9月10日(水)から、現在26駅で実施している実証実験を55駅に拡大します。これにより、都営地下鉄全106駅中、約半数の駅でタッチ決済による乗車が可能となります。

対象路線と駅数は以下の通りです。

  • 都営浅草線:12駅から17駅に拡大

  • 都営大江戸線:13駅から37駅に拡大

  • 都営三田線:1駅(三田駅)

利用方法と対応ブランド

利用者は、タッチ決済対応のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、またはこれらのカードが設定されたスマートフォンを、乗降車時に専用リーダーにタッチするだけで利用できます。

対応する決済ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯の7ブランドです。

参画企業の役割分担

本実証実験には6社が参画し、それぞれ以下の役割を担っています。

  • 東京都交通局:鉄道運行とタッチ決済対応設備の整備

  • 三井住友カード:stera transitプラットフォーム提供とキャッシュレス決済導入支援

  • ジェーシービー:JCB等のタッチ決済ソリューション提供

  • 日本信号:タッチ決済対応改札機の開発

  • オムロン ソーシャルソリューションズ:タッチ決済対応改札機の開発

  • QUADRAC:交通事業者向け決済・認証SaaS型プラットフォーム「Q-move」の提供

期待される効果

東京都交通局は、令和7年度内に都営地下鉄全駅への拡大を予定しています。このサービスにより、キャッシュレス化の促進や、交通系ICカードを保有していない外国人旅行者等の利便性向上が期待できます。

「stera transit」は、三井住友カードが提供する公共交通機関向けのタッチ決済ソリューションです。現金や事前チャージが不要という消費者の利便性向上に加え、インバウンド受け入れ環境の整備や地域のキャッシュレス決済促進など、交通分野にとどまらない幅広い効果が期待されています。

また、この技術はMaaSやスマートシティの認証基盤としても活用可能で、今後全国各地での導入を予定しています。

利用履歴の確認は、QUADRAC株式会社のQ-moveサイトで行うことが可能です。

《編集部》
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執筆者: 編集部 編集部

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