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実家で見つけた「24KGP」、捨てないで。金メッキでも高く売れるケースとは

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実家で見つけた「24KGP」、捨てないで。金メッキでも高く売れるケースとは
実家で見つけた「24KGP」、捨てないで。金メッキでも高く売れるケースとは

お盆の帰省や実家の片付けで、古いアクセサリーが出てくることはありませんか。「24KGP」と刻まれていても、「金メッキだから価値はない」と捨ててしまうのは早計です。純金ではありませんが、ブランド品や宝石付きなら思わぬ査定額が付くこともあります。24KGPの意味や見分け方、手入れのポイントを整理します。

24KGPとは何を指す刻印か

実家やタンスの整理で「24KGP」という刻印のアクセサリーが出てくることがあります。見慣れない表記ですが、これは一般に金メッキ製品を示す刻印として使われています。

「K」はカラット(Karat)の略で、金の純度を24分率で表す単位です。純金を24として計算し、K24なら純金、K18なら金の含有率が75%であることを意味します。造幣局の品位区分でも、K24は純度999の純金に対応します。一方の「GP」はGold Plated(金メッキ)の略で、一般社団法人日本ジュエリー協会の「ジュエリーおよび貴金属製品の素材等の表示規定」では「金めっき」を示す表記とされています。つまり24KGPとは、地金の表面に24金の金メッキを施した製品を示す表記として一般に使われています。

ここで押さえておきたいのが、24KGPは純金そのものではないという点です。表面にごく薄く金をコーティングしただけなので、純金と同じ資産価値があるわけではありません。金メッキには、製品を美しく高級感のある見た目にしたり、サビや変色を抑えたりするメリットがあり、縁起物や記念メダル、金杯、引き出物、カフスやネクタイピンなど幅広い商品に使われています。ハイブランドのアクセサリーでも、目立つ部分にK18を使い、目立たない部分は金メッキという作りのものもあります。

金メッキと純金を見分ける目安

金メッキ製品に「24KGP」と刻まれていることもありますが、刻印の有無や表記は製品やメーカーによって異なり、刻印そのものがない商品もあります。刻印がない場合は、次のような点から純金かどうかをおおまかに推測できます。

まず手がかりになるのが刻印です。日本ジュエリー協会の「ジュエリーおよび貴金属製品の素材等の表示規定」では、GPは「金めっき」、GFは張り合わせた金合金の質量比が20分の1以上の「金張り」を示す表記と定められています。また、G.E.P.・R.G.P.といった表記や「Heavy Gold Electroplate」という用語は、米国FTC(連邦取引委員会)のジュエリー表示規則に、それぞれ条件付きで使える金めっき・金張り系の表記として挙げられています。どの記号を使うかは製品やメーカー、流通経路によって異なり、下の表はこれらの規定に見られる表記の一例です。

実家で見つけた「24KGP」、捨てないで。金メッキでも高く売れるケースとは

次に重さです。金は密度が高い金属のため、大きさの割にずっしり重いかどうかは、純金かどうかを考える手がかりの1つになります。

磁石を使う方法もあります。純金は磁石につきませんが、地金にニッケルなど磁性の強い金属を使っている場合は、磁石に引き寄せられることがあります。ただし地金が銀など磁石につきにくい金属の場合や、磁性のある金属が少量・一部にとどまる場合は、この方法では判別できません。

これらはあくまで見分けの目安で、重さや磁石、刻印だけで純金かどうかを確実に判定できるわけではありません。造幣局のホールマークによる品位証明は任意の制度で、ホールマークがない製品もあります。カラット刻印やGPなどの表記も、造幣局が第三者として打つ品位証明(ホールマーク)とは別の、メーカーや業界の表記であり、刻印だけで真正性や実際の品位が保証されるわけではありません。最終的な価値の判断は、買取店や専門家の鑑定に委ねるのが確実です。

金メッキでも高く売れるケース

金メッキは使われている金の量が少ないため、金そのものの価値で高く売れることはあまり期待できません。ただし、次のような製品は付加価値が認められ、思わぬ値段がつくこともあります。

デザインが人気の製品は、流行しているうちなら早く売れやすく、値段がつきやすいこともあります。デザインの流行は移り変わりが早いので、手放すならタイミングを逃さないことが大切です。

エルメスやシャネル、ルイ・ヴィトンなどの人気ブランドは、金メッキのアクセサリーであっても「ブランドアイテム」としての価値で見てもらえます。ブランド品の鑑定に強い買取業者を選ぶとよいでしょう。宝石が付いている場合は、宝石そのものの価値も査定に加わります。宝石の鑑定に対応した業者に見てもらいましょう。

変色した金メッキ製品のお手入れ方法

金メッキは汗や皮脂に弱く、こまめに手入れをしないと変色しがちです。黒ずんでしまった場合、家庭では重曹や中性洗剤を使う方法が知られています。

ただし、適した手入れはめっきの厚さや地金の素材、表面加工、宝石や真珠の有無によって変わります。重曹やお酢、熱いお湯、電解洗浄機などは、素材によっては表面やめっきを傷めたり、宝石や接着部分を痛めたりするおそれがあります。とくに宝石や真珠が付いた製品は、酸や高熱、超音波洗浄など避けるべき条件が素材ごとに異なるため、自己判断でまとめて洗わず、製品の取扱説明や販売店・専門店の案内に従いましょう。

手入れの方法は、まず製品の取扱説明に従うのが基本です。素材や作りがわからないものや、大切にしたい品は、自己流で処理せず、買取店や修理の専門店に相談すると安心です。

メッキのはがれがひどいときは、修理の専門業者に持ち込めば再びメッキ加工をしてくれます。ハイブランドの品なら、店舗を通じて提携工房で修理してもらえることもあります。自分で再メッキをする道具も市販されていますが、きれいに仕上げるには知識と経験が要るため、ほかに方法がないときの最終手段と考えましょう。

お手入れと保管で気をつけたい点

手入れの仕方を間違えると、かえってメッキを傷めてしまいます。汚れを落としたいからといって、歯磨き粉や歯ブラシは使わないようにしましょう。歯磨き粉の研磨剤や歯ブラシの硬い毛先で、メッキがはがれてしまうおそれがあります。同じ理由で硬い布も避け、めがね拭きのような柔らかい布を使ってください。

汚れは早めに落とすことも大切です。ペンダントのチェーンやイヤリングの金具など、肌に触れる部分は特にくすみやすいので、外したあとに柔らかい布で拭き取ってから保管しましょう。保管するときは、他のアクセサリーと分けておくと傷を防げます。金属部分は空気や湿気が変色の原因になるため、湿気を避けると変色を抑えやすくなります。ただし真珠のように乾燥に弱い素材が付いた製品は、乾燥した高温の場所を避けるなど、素材に合わせた保管が必要です。長期間の密閉はかえって湿気がこもる場合もあるので、ときどき状態を確かめるとよいでしょう。

捨てる前に、一度プロの鑑定へ

24KGPは一般に金メッキ製品を示す表記で、純金ほどの資産価値はありません。それでも、人気ブランドの品や宝石が付いたものなら、想定より高い値段がつくこともあります。実家や遺品の整理では、知識がないまま処分してしまうと、価値のあるものをうっかり手放してしまうこともあります。見分けの目安はいくつかありますが、最終的な価値は買取店や専門家の鑑定で確かめるのが確実です。金メッキ製品が出てきたら、捨てる前に一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

《編集部》
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執筆者: 編集部 編集部

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