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プロパンガスの料金は内訳で確かめる。2025年4月から設備料金が別建てに

ライフ 家計
プロパンガスの料金は内訳で確かめる。2025年4月から設備料金が別建てに
プロパンガスの料金は内訳で確かめる。2025年4月から設備料金が別建てに

朝晩の空気がひんやりして、お湯を使う量が増えると、ガス代の請求額が気になりはじめます。プロパンガス(LPガス)の家なら、高いか安いかを考える前に、料金の中身を見てみる価値があります。国は液化石油ガス法の省令を改め、2024年と2025年に営業と料金の示し方のルールを変えました。請求書で見たいところと、賃貸に入る前にできることを紹介します。

LPガスの料金が見えにくかった理由

LPガスの料金は、ガソリンや灯油と同じ自由料金で、販売事業者がそれぞれ決めています。価格やサービスは事業者によって違うため、十分な説明を受けて選ぶことが望まれています。都市ガスは導管を通って各家庭に届くガスなので、切り替えを考えられるかどうかも地域や物件しだいです。

背景として資源エネルギー庁が挙げるのが、賃貸集合住宅の商慣行です。LPガス事業者がオーナーに給湯器やエアコン、インターホンなどを無償で提供し、その費用をガス料金に上乗せして入居者から回収するやり方で、入居者は住んでから料金を知ることが多いとされてきました。

2024年と2025年に変わった4つのルール

見落としやすいのが、施行日が2段階に分かれている点です。根拠は液化石油ガス法の施行規則で、経済産業省が2024年4月2日に改正省令を公布しました。

プロパンガスの料金は内訳で確かめる。2025年4月から設備料金が別建てに

1つ目は、LPガス事業者が不動産・建設関係者などに、設備貸与や紹介料といった形で過大な利益を提供することの禁止です。2つ目は、事業者が入居希望者に料金を事前に示すよう努めることと、入居希望者から直接求められたら応じる義務です。

請求書と契約の書面で見るところ

ここで具体的に、手元の検針票や請求書を見てみましょう。2025年4月2日からは、料金を基本料金・従量料金・設備料金の3つに整理し、算定の根拠を知らせることが販売事業者に求められています。今の契約も対象です。

注意したいのは、エアコンやWi-Fi機器などガスと関係のない設備の費用を料金に入れない決まりが、施行後に結んだ契約に限られる点です。それより前の契約は設備費用を分けて示すこと(外出し表示)だけが義務で、新しい料金へ早めに移るよう努めることが事業者に求められています。設備料金が何の費用か分からなければ、販売事業者に尋ねましょう。

契約のときに受け取る書面も手がかりです。液化石油ガス法は、料金制度の内容や設備の所有関係などを書いた書面の交付を販売事業者に義務づけており、無くしたときは販売店に申し出て交付を受けられます。

持ち家は今の請求書から、賃貸は入居前から

LPガスの料金は事業者ごとに違いますが、2024年と2025年のルール変更で中身を確かめやすくなりました。持ち家なら今の請求書の内訳から、賃貸ならこれから住む部屋の料金表から見てみましょう。説明に納得できないときは、まず今の販売事業者に相談し、それでも解決しなければ市町村の消費生活窓口を頼ると安心です。

《編集部》
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執筆者: 編集部 編集部

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