なぜ長財布ではないのか?
それは、はたして本当でしょうか。
確かにそういう人もいるでしょうが、実際はそうでもなさそうです。
国際線のファーストクラスを担当するキャビンアテンダントによると、「長財布より、2つ折りのスマートな財布をお使いの方が多いですね」ということでした。

では、彼らはどこにこだわっているのでしょうか。財布のブランドや形ではありません。
財布がどういう状態にあるかを重視しているのです。
まず、2つ折りを使っているのは、コンパクトなので、スーツの内ポケットなどにもスマートにしまうことができるためです。
さらには、財布の表面が汚れていたり、キズがついたりはしていません。
きれいなお札が整然と並んでいて、その間にレシートや割引券が紛れているなんてこともないのです。
カードも、キャッシュカード、クレジットカード、免許証など、必要なものが3、4枚入っているだけです。
パンパンになるので、小銭はあまり入れていません。
おつりがきたら、すぐに使うか、募金箱に入れるようにしています。
コンパクトで使いやすい2つ折りであっても、お尻のポケットにつっこんだりはしません。
以上が、彼らの財布の特徴だそうです。
財布の状態に、お金の使い方が現れる
では、お金が貯まらない人の財布は、どういう状態でしょうか。
まさに、お金持ちの財布と真逆の状態にあります。
・ 小銭やカードなどでパンパンにふくらんでいる
・ 角が折れたお札の間に、レシートなどが紛れ込んでいる
財布はその人の精神状態を現しているといわれています。
部屋やバッグの中の状態も同様です。

しかし、財布とそれらが異なるのは、中身がお金という点です。
財布への態度は、自分がお金に接する際の態度といえ、それはお金の使い方に如実に現れるのです。
ちなみに私は、2つ折りの財布を使っています。
というのは、バッグに入りやすく、使いやすいからです。
財布選びで気をつけるとしたら、赤やピンク、オレンジといった明るい色を避けることくらいです。
明るい色を見ると、人は興奮して気分が高揚してきます。
気分が高揚してくると、つい浪費してしまうものです。
たとえば、旅先の土産物屋などでついたくさん買ってしまうのは、そのためです。
お金持ちは長財布を使うといわれているのは、お札が折れ曲がったりせず、きれいな状態を保てるからでしょう。
ですので、長財布を使っていても、扱いがぞんざいでは全く意味がないのです。
なかには、財布専用のふとんを用意し、1日の疲れを癒してあげているという有名人もいます。
その女性は、実業家としても成功しているほどのお金持ちです。
これほどお金を大事にしているからこそ、成功しているのではないでしょうか。
「お金がお金を呼ぶ」は、ほんとうだと思います。
お金を貯めたい人は、まず、財布の見直しから始めてみることをオススメします。