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親が亡くなって留守になった「実家」 合理的に有効活用できるか3つの例で考える

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親が亡くなって留守になった「実家」 合理的に有効活用できるか3つの例で考える

昭和、平成、令和と変遷し、戦後の物資のない時代から、男女ともが社会に出て働くのが当たり前になり、家庭のお金も昔に比べるとずいぶんと余裕が出てきました。

昭和の頃は所帯を持っても同居するのが当たり前でしたが、平成には、我慢して同居するよりも住宅ローンを組んで別に住まいを構えるのが当たり前になりました。

これには、経済力も大きく影響していますが、平均寿命が延びて、親が子供達の世話にならずに自力で生活できる期間が延びたことも影響していると言えます。

そこで問題になってくるのが、別居していた親が亡くなって、留守になってしまった実家を今後どうしていくかということです。

どの方法がいちばん合理的に有効活用できるかいくつかの例を挙げて見てみます。

留守になった実家をどうするか

1. 賃貸で家賃収入を得る

親の使っていた家財を整理する子供達も別に所帯を構えているので、親の使っていた家財道具までは必要ないケースがほとんどです。

家財を処分せずに、借主が現状のままで使ってくれる場合には、衣類や日用品のみを整理して(自分もしくは業者に依頼)貸し出すのが一番コストがかからない方法です。

これは借りる人の考え方によるので、「他人の使っていた物は嫌」と言うか、はたまた「賃貸料の他にお金がかかるのが嫌なので、ある家財はそのまま使わせていただく」と言うか、様々です。

そのため、募集をかける時には家財を残したままにして、内覧してもらった時に判断してもらうのが良いでしょう。

また、今ある家財を利用し、なるべく古民家の感じを残したまま、農家民宿等の宿泊施設にして収入を得るのも一つの手です。

2. 「土地+建物」もしくは「土地だけ」で売却する

こちらも、どちらにするかは、売主が決めるのではなく、買い手の方に見て判断してもらってからでも遅くはありません

建物を解体して更地にするには何百万もの解体費もかかりますし、あてもないのに更地にしたからと言って必ず売れるということはないので、様子を見てからの対応がベストです。

3. 自分で実家に入る

自分が現在住んでいる住宅を売却もしくは賃貸にして実家に入る

これは、実家を処分するよりも好条件です。

理由は、自分が住んでいる家の方が実家よりも築年数が少ない場合がほとんどですし、それの方が実家を処分するよりも売却するにせよ、賃貸するにせよ、多い金額で取引することが可能です。

空き家のままで何年も放置しておくと、建物の劣化が進むのはもちろんですが、周囲の草木も手入れなしでは廃虚になってしまうので、そうなる前にどうしたら良いか検討してみましょう。(執筆者:編集部)

《編集部》
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