インデックス投資をするうえで、読者の皆様が最も重視するのは何でしょうか。

「純資産総額や知名度、インデックスにしっかりと追随しているかどうか…」さまざまな評価項目があると思いますが、やはり最も重視するのはコストだと思います。

特に、eMAXIS Slimシリーズはインデックス投資信託の中でもコスト面で魅力的であるということはご存じの方も多いことでしょう。

しかし、さらにコストを抑えたいという方にほかにもおすすめの投資方法があるのです。

そこで、今回は、いち押しの投資方法を紹介します。

なるべくコストを下げて投資したいという方はぜひご覧ください。

「eMAXIS Slim」とは

eMAXISslim
≪画像元:三菱UFJ国際投信

念のため、知らない方のために「eMAXIS Slim」についておさらいしておきます。

「eMAXIS Slim」とは、三菱UFJ国際投信が運用を行っているインデックス型の投資信託のことを指します。

公式サイトにおいても

「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンド」

と謳われているように、コスト面を売りにしている投資信託で、投資信託について調べると必ず目に入ってくる商品です。

eMAXIS Slimシリーズ
≪画像元:三菱UFJ国際投信

安いインデックス投資「iシェアーズETF」

iシェアーズETF東証上場シリーズ

「eMAXIS Slim」よりコストを下げる方法は、ブラックロック社が提供するiシェアーズETF」に投資をすることです。

ブラックロック社という社名を聞いたことがある方はあまり多くないかもしれませんが、資産総額は世界最大級で運用会社として確固たる地位を確立している会社です。

また、ETFとは「上場投資信託」のことです。

通常の投資信託とは違い、株式を売買するのと同じように投資信託を売買できるのが「上場投資信託」です。

詳しい説明はここでは割愛しますが、

コストが安く、売買タイミングが自由な投資信託

だと認識しておけば大丈夫です。

ETFとは

「eMAXIS Slim」よりどのくらい安いのか

ここでは、「eMAXIS Slim」と「iシェアーズETF」の信託報酬を比べてみましょう。

それぞれの信託報酬を比較した結果を次の表にまとめました。

「eMAXIS Slim」と「iシェアーズETF」の信託報酬比較

主要な投資信託においては「iシェアーズETF」シリーズのほうが信託報酬が安いのが分かると思います。

ただし、新興国株式インデックスのように一部では「eMAXIS Slim」のほうがコストが安いこともあるので、投資をする際にはご自身でしっかりと比較してください。

「iシェアーズETF」シリーズのデメリット

「iシェアーズETF」シリーズのデメリットは特にないというのが実情です。

あえて挙げるのであれば、売買タイミングを自分で決める必要があるということです。

先ほど説明したように、売買のタイミングを自由に設定できるため、投資信託のように「購入の申し込みを終えればそれで終わり」というわけにはいきません

「成行注文」や「指値注文」など株式の発注をするうえで最低限必要な知識を得て、売買タイミングを決めなければならない

というのが、デメリットと言えるのかもしれません。

コストを抑えたい人はぜひ検討を

「eMAXIS Slim」よりも安くインデックス投資をすることできる「iシェアーズETF」について解説しました。

できるだけコストを抑えて投資をしたいという方は、ぜひ検討してください。(執筆者:日本証券アナリスト協会認定アナリスト 草山 拓也)