夏休みと言えど、今年の夏は外に遊びに行くことがなかなか難しいです。

そこで、おうちにあるものを使って、子供といろいろな実験にチャレンジしてみませんか。

この記事では理系大卒で元塾講師の筆者が、特別なものを購入しなくても家にあるものでできる実験を3つ紹介します。

どれも簡単にできるものばかりなので、自由研究の内容を迷っているお子さんにもおすすめです。

0円で自由研究

1. おやつもできちゃう!氷と塩でシャーベット作り

氷と塩でシャーベット作り

用意するもの

・ ボウル(大小2つ、小は金属製が望ましい)

・ 凍らせたいもの(ジュースなど)

・ 氷

・ 塩(氷の1/3ほど)

・ スプーン

手順

(1) 大きいボウルに氷と塩をいれ、軽く混ぜる

(2) 小さいボウルに凍らせたいものを入れ、大きいボウルの氷の上に置く

(3) 小さいボウルの中身をお好みの硬さに凍るまでスプーンで混ぜる

実験のコツ

小学校などでもよく行われる実験です。

氷に塩を入れることで、水が氷になる温度(凝固点)が下がり、0℃を下回った温度下でもどんどん氷が溶けるようになります。

氷は溶けるときに周りの熱を奪う性質があるため、氷と塩を入れると氷点下の温度まで冷やすことができるのです。

簡単な実験ですが、塩の量を変えたり、温度を測ったりしながら行えばさまざまな考察ができます。

最終的においしいシャーベットまで作れるので、おやつ代が浮くのもうれしいところです。

ただし、塩はかなりの量を使いますので、なるべく安いものを使いましょう

2. 紫キャベツがなくてもできる!色水実験

ナスの皮で色水実験

用意するもの

・ なす(皮やヘタだけでOK)

・ 耐熱容器(透明なものがおすすめ)

・ 水

・ 重曹やお酢など

手順

(1) なすの皮とヘタを耐熱容器に入れ、ひたひたまで水を入れる

(2) 電子レンジで沸騰するまで加熱する

(3) そのままなすの紫色が水に溶けだすまで10分ほど待つ

(4) 取り分けた(3)に重曹、お酢などを加えて色の変化を観察する

実験のコツ

こちらも小学校でよく行われる、色水を用いて酸性・アルカリ性を調べる実験です。

紫色の色素として有名なアントシアニンは、アルカリ性になると青色に、酸性になると赤色になります。

重曹やベーキングパウダーはアルカリ性、お酢やレモン汁などは酸性ですので、ご家庭にあるものでいろいろ試してみるとおもしろそうです。

なお、この実験でアントシアニンを抽出するのによく用いられるのは紫キャベツですが、実は同じく紫色のなすを用いても可能です。

紫キャベツは値段も高く、購入しても使い道に限りがあって持て余すことが多いのですが、なすならこの時期安いですし、冷蔵庫にあることも多いので手軽に取り組めます。

3. 難しいから考える力が育つ!泳ぐお絵かき

泳ぐお絵かき

用意するもの

・ アルミホイル

・ ホワイトボード用マーカー

・ 洗面器や洗いおけ(白いものがおすすめ)

手順

(1) アルミホイルにホワイトボード用マーカーで絵を描く

(2) 洗面器や洗いおけに水をはる

(3) (1)で絵を描いたアルミホイルをゆっくりと少しずつ水に浸けていく、水に入れるときは一方向に斜めにしながら入れると良い。

(4) アルミホイルから絵がはがれて水に浮かぶ

実験のコツ

ホワイトボード用マーカーのインクに入っている剥離剤によって、アルミホイルに書いた絵が水の中に剥がれるという実験です。

アルミホイルだけでなく、プラ板や下敷きなど表面がつるつるしたものなら代用可能です。

ただし、この実験は絵が大きかったり、線だけだったりするとかなりの確率で失敗します。

小さい記号のようなシンプルな図形を塗りつぶすのがベストです。

とはいえ、あえて失敗を見守り、実験を通して子供たちに最適な条件を探してもらうことも、科学的思考を養うことにつながります。

最初から「こういう絵がいいよ」とは言わずに、色々な絵を試してみましょう。

自宅にあるもので0円自由研究を楽しもう

今回紹介した実験は、材料費もかからず、手軽にできるものばかりです。

外出できなくて暇を持て余したときには、家にあるもので子供と一緒に実験に取り組んで、有意義な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)