※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

【年間6万の食費節約】食材ロス防止策3つ&1人分20円以下常備菜レシピ2選 管理栄養士が解説

節約・ポイ活 節約・ポイ活
【年間6万の食費節約】食材ロス防止策3つ&1人分20円以下常備菜レシピ2選 管理栄養士が解説

野菜室でしなびてしまった野菜、特売日にまとめて買ったけれど賞味期限が切れてしまったお肉などが冷蔵庫に眠ってはいませんか。

食品ロスが多いご家庭は、ちょっとした工夫をするだけでグッと食費を抑えることが可能です。

本日は、管理栄養士が実践している、食材ロスを防ぐ方法や簡単レシピをご紹介します。

食材ロス0で年間6万円の食費節約

食材ロスを制す者は貯蓄上手に

農林水産省が公表している食品ロス統計調査を見てみると、食材ロスの多いご家庭は一般的に1か月で約2,500~5,000円分の食材を無駄にしているようです。

食品ロス率

この無駄をなくせれば、年間で3~6万円も節約できるということです。

節約をするために安い食材を買いに行くことも大切ですが、まずは「食材を捨てること=お金を捨てること」と思って、食材ロスをなくすチャレンジをしてみてください。

食材ロスを無くす鍵は「野菜の使い方」にあり

一般家庭で最もロスの多い食材は「野菜」だといわれています。

食材ロスの種別は野菜がトップ

野菜室は見通しが悪ため、買ってきたものを次々に入れていくと下の方に埋もれてしまった野菜がいつの間にか腐っていることもあります。

そんなロスを無くすために筆者が行っているポイント3つを紹介します。

食材ロスを防ぐポイント3つ

1. 野菜を買う量をセーブして乾物をフル活用

2. 野菜室を紙袋で仕分ける

3. 冷凍、塩もみ、オイル漬けで保存

この3つのポイントを実行すれば、「買いすぎない」、「買った物は無駄なく使う」、「保存期間を延ばす」ことが可能です。

それぞれのポイントについて簡単に説明します。

1. 野菜を買う量をセーブして乾物をフル活用

野菜の特売をみかけると必要以上の量をまとめ買いしたくなりますが、食材ロスを防ぐためにも買いすぎには注意しましょう。

その代わりに、筆者は長期間保存しても腐らない乾物をうまく活用しています。

オススメの乾物は、

・ 切り干し大根

・ ワカメ

・ ヒジキ

・ 海苔

・ 高野豆腐

などです。

生野菜に負けないくらい豊富な栄養素が含まれていますし、通年で価格が安定しているため野菜の価格が高騰している時の救世主にもなってくれます。

2. 野菜室を紙袋で仕分ける

簡単に、葉物野菜、根菜類、その他の野菜の3か所に分けるだけでも大丈夫です。

葉物野菜は立てて入れるようにすると、見落としなく使えます。

このひと工夫をするだけで、野菜室がゴチャゴチャになって埋もれた野菜を腐らせるリスクをグッと回避できます。

3. 冷凍、塩もみ、オイル漬けで保存

購入後2~3日で使い切れない野菜は全て、冷凍するか塩もみやオイル漬けをして保存期間を延ばしてあげましょう。

1番お手軽なのは冷凍保存です。

基本的にはどんな野菜でも冷凍が可能です。

水分の多い野菜や芋類などはそのまま冷凍すると食感が悪くなってしまいますが、冷凍の際にひと工夫したり、調理法を工夫すれば美味しく食べられます。

食材ロスを防ぐ!簡単・節約レシピ2選

本日は野菜の中でも特に食材ロスの多い葉物野菜を使った保存食と、オススメの乾物を使った簡単レシピを紹介します。

(1) 万能常備菜!塩もみ小松菜

塩もみ小松菜

小松菜は食べやすい大きさに切って塩もみしておけば、冷蔵庫で4~7日は保存ができます

水気を切れば即席お浸しになりますし、ごま油で和えればナムルに、おにぎりや納豆、卵焼きに混ぜてもOKです。

冷蔵庫にあると、野菜料理があと1品ほしい時や料理に彩りがほしい時にとても重宝します。

材料(2~3人分・45円)

小松菜:1/2袋

塩:小さじ1/2

下準備:小松菜は洗って水気をよく拭き、お好みの大きさに切っておく

作り方

1. 下準備しておいた小松菜をボウルに入れ、塩をふり清潔な手でもむ

2. 10~15分経って水分がでてきたら、清潔なフタ付きの保存容器(またはジッパー付き袋)に水分ごと入れて封をすれば完成

ポイント

食べる時に必要な分だけを清潔なスプーンで取り出し、水気をしぼって使いましょう。

そうすることで保存期間を長くできます。

水分を絞った状態で保存してもOKですが、その場合は早めに食べきることをおすすめします。

キャベツ、白菜、キュウリ、大根、カブなども塩もみしておくことで保存食になります。

野菜の重さの2%程度の塩で漬け込むと、腐らせずに保存できます。

塩もみ野菜を使いきれない場合は、水気を切って冷凍保存することも可能です。

冷凍した場合は2~3週間程度で使い切りましょう。

(2) 乾燥ワカメと切り干し大根の即席ナムル

乾燥ワカメと切り干し大根の即席ナムル

切り干し大根は煮物のイメージが強いですが、サラダにしてもおいしく食べられます。

生野菜に負けないくらい食物繊維やミネラルをたっぷり含んでいるので、野菜の値段が高い時期にもオススメの1品です。

材料(4人分・60円)

乾燥ワカメ:5g

切り干し大根:20g

ごま油:大さじ1と1/2

ポン酢:大さじ1と1/2

あれば白ごま:適量

下準備:乾燥ワカメと切り干し大根はたっぷりの水につけて戻しておく。

作り方

1. 水で戻した乾燥ワカメと切り干し大根は手で軽く絞って水気をきる

2. ボウルにワカメと切り干し大根と調味料を入れて和え、お好みで白ごまをかければ完成

ポイント

お好みでツナ缶やコーン缶を入れても美味しく仕上がります。

ワカメはみそ汁や和え物のイメージが強いですが、卵などと一緒に炒め物にしても美味しい食材です。

野菜が高い時期は葉物野菜の代わりに使うと食費の節約ができます。

本日は、管理栄養士が実践している食材ロスを回避するポイントや簡単レシピをご紹介しました。

食材の無駄を無くすことで余計な出費を減らしていきましょう。(執筆者:管理栄養士 佐藤 まゆこ)

《佐藤 まゆこ》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

佐藤 まゆこ

執筆者:管理栄養士 佐藤まゆこ 佐藤 まゆこ

管理栄養士であり1児の母。食品メーカー、ダイエット系ベンチャー企業に勤務した後、2015年にフリーランスの管理栄養士として独立。現在はダイエット指導、コラムの執筆、レシピ提案など『食や健康』に関わる分野で幅広く活動中。プライベートでは「食費を節約しながら栄養バランスを整えるコツ」を日々研究している。 <保有資格>:管理栄養士 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集