6月からメガバンクで初めて、三菱UFJ銀行でPontaポイントが貯まるようになります。
これまで銀行での優遇措置といえば、ATMや振込などの利用手数料に関する特典がほとんどでした。
あればありがたいのですが、毎回使用するとは限りませんので、ポイントをもらえるほうが使い勝手がよさそうです。
そこで、節約につながるポイントをより多く得るために、Pontaポイント、Tポイント、楽天ポイントが貯まる銀行を調べてみました。
目次
Pontaポイント × 三菱UFJ銀行
2021年6月1日より三菱UFJ銀行は、スーパー普通預金（メインバンク プラス）を改定します。
手数料に関する優遇内容や条件が変わるとともに、取引内容に応じてPontaポイントが貯まるようになります。
たとえば、住宅ローンや特別な投資などをしなくても、月に1回以上三菱UFJダイレクトにログインし、三菱UFJデビットや口座振替、クレジットカードの引き落としがあれば、毎月35ポイント = 年間420ポイントが受け取れます。
GMOあおぞらネット銀行でも同様に、ウェブサイトにログインし口座連携をすればPontaポイントが加算されますが、以下の各種手続き1件ごとに1ポイントですので、三菱UFJ銀行のほうがお得です。
・ 他の金融機関からの振込
・ 口座振替（引落し）
・ 口座振替登録完了
・ 給与受取
注意点
Pontaポイントを受け取るには2021年6月13日以降に三菱UFJダイレクトからポイントサービスを申し込んでください。
初回判定日は2021年6月30日、7月末頃Pontaポイントが付与されます。
Tポイント × 新生銀行
ガッツリお得なのが、新生銀行です。新規口座開設と初めての取引で、最大7,000ポイントを獲得できます。
それぞれ条件は異なりますが、口座開設月を含む3か月以内にポイントプログラムにエントリーすることはどれも必須です。
ポイントを増やす秘策
実は、新生銀行で貯まるポイントはTポイントに限りません。dポイント、nanacoポイントからも選べます。毎月変更することも可能です。
しかしながら、1番のおすすめはTポイントです。
獲得したポイントをドラッグストアのウエルシアで20日に200ポイント以上使うと、1.5倍の買い物ができます。
仮に、新規口座開設で7,000ポイントを得られれば、10,500ポイントに増やせるというわけです。
日常に取り込む
新生銀行では、以下のような普段使いでも月に最大310ポイントを貯められます。
年間にすれば3,720円相当です。新生銀行のパワーフレックス円普通預金の金利はメガバンクと同様の0.001％ではありますが、預金する以上の恩恵を受けられます。
外貨預金や投資信託など使えば使うほど、さらなるポイントアップを狙えます。
楽天ポイント × 楽天銀行
楽天ポイントと言えば、もちろん楽天銀行です。
常設キャンペーンの「サービスご利用に応じて毎月ポイントプレゼント」を利用しましょう。
各対象サービスの上限回数まで達すると、さらに100ポイントが追加されて最大760ポイントを獲得できます。
もれなく獲得するために、詳細を確認しておきましょう。
注意点
期間中のエントリーは必須です。加えて、特典進呈時期までにハッピープログラムにエントリーすることも忘れないようにしてください。
「国内他行への振込」では、会員ランクによる他行振込手数料の無料特典を利用した場合には対象外ですが、振込手数料を楽天スーパーポイントおよび楽天キャッシュの一部または全額をご利用したケースは対象です。
また、他行から楽天銀行への振込入金は1件3,000円以上と金額が設定されています。給与・賞与・年金・株式配当金の受取と、ゆうちょ銀行本人名義口座からの入金ではポイントは獲得できません。
また、ATMの手数料無料回数を利用した場合や3万円以上のATM入金はこの特典の対象外です。
キャンペーンでポイント倍増
楽天銀行では毎月さまざまなキャンペーンが展開されていますが、5月現在、楽天ポイントが進呈されるものは次の4つです。
初めての利用の時のみに得られるものもありますので、見逃さないようにしましょう。
(1) 新規口座開設＆入金でもれなく1,100ポイント
(2) はじめて楽天銀行コンビニ支払サービスのご利用でいまなら500名さまに100ポイントプレゼント
(3) 新規口座開設で最大2か月ずーっと毎日ポイント+4倍！
(4) 楽天カード引落口座設定プログラム
今後の広がりにも注目
Pontaポイントの特典開始を発表した三菱UFJ銀行は、5月11日にNTTドコモと業務提携契約を締結しました。
ドコモの通信料やdカードの支払口座に三菱UFJ銀行を設定すると、毎月dポイントが得られるサービスなどが検討されています。
ポイントはますます暮らしに浸透し、影響を与えていきそうです。今後の動きに注目しつつ、日常生活で無理なくポイントを活かしていきましょう。
なお、掲載した内容は2021年5月の情報に基いています。変更されることもありますので、ご利用前には各ホームページにてご確認ください。（執筆者：吉田 りょう）
