世の中には数えきれないほどの節約術や貯金法・運用法があり、正しい情報を取捨選択するのは大変です。

筆者も貯金が苦手で、数々の失敗を繰り返してきました。

気づけば貯金ゼロ

貯金ゼロの独身時代

独身時代は、予算を立てずに欲しいものをクレジットカードで買っていました。

カードの請求が手元に届くと使い過ぎを反省するものの、「働いているんだから来月返せる」と浪費癖を直せずにいました。

なんとなく貯金はしても具体的な計画を立てていなかったので、足りなくなると貯金を取り崩してしまい貯金額がゼロになることもしばしばありました。

妊娠を機に貯金への意識が変わる

結婚後は毎月貯金はしているものの、先取り貯金はせずに余った家計費を貯金していたので、月によって貯めることができる金額はバラバラでした。

第一子を妊娠したことで、「家は5年後までに建てたい、大学に行くまでに500万円貯めたい、ファミリーカーに買い替えたい」など、将来について具体的に考えるようになりました。

貯金に対して「目的・期間・金額」が明確になると、逆算して今いくら貯めれば目標達成できるのかを把握することができます。

この頃から、目先の欲しいものを買うより数年先の必要なものに備えようと意識が変わりました。

1,000万円貯めるために実践した7つのこと

筆者は1年で250万円、4年間で1,000万円貯めることに成功しました。

貯金成功のために実践した7つのステップを紹介します。

ステップ1:銀行通帳・カード明細で過去1年分の収支を把握

お金と向き合うためには収支を把握することが重要ですが、筆者は家計簿を付けていなかったので、何にいくら使っているか漠然としていました。

そこで銀行通帳で給与額と固定費やカード支払いの引落し額を確認し、カード明細で購入したものの項目分けをしました。

家計簿を付けていなくても、通帳とカード明細を見れば「いつ、何に、いくら使ったか」を把握できます。

 

過去1年分の収支を確認すると、冠婚葬祭や帰省、プレゼントやお年玉など毎月の支出とは別の特別費に気付けます。

この予想外の出費で貯金を取り崩してしまった経験がある人も多いでしょう。

1年分の特別費を全部足して12か月で割ると、1か月にいくら特別費に充てれば良いかが分かります。

急な出費に焦るのではなく、あらかじめ特別費の予算を立てておくことで貯金計画に余裕ができます。

ステップ3:具体的な貯金目標を決める

貯金目標は漠然としたものより「何のために、いつまでに、いくら貯めるのか」を具体的に設定しておいた方が、途中で断念しにくくなります。

例えば車を買いたいなら、車種・金額・今乗っている車の下取り価格などを事前に調べて、目標金額を設定します。

ステップ4:年間貯金目標を12で割って、実際の収支との差を確認

いつまでにいくら貯めたいか決まったら、1年で貯める金額を12か月で割って毎月の貯金目標を設定します。

この時にステップ1で確認した収支と比べて、1か月で使える金額に無理があるようなら金額や期間を調整します。

ステップ5:1週間でいくら使えるかを項目ごとに割り出す

1か月いくらで生活すれば良いか分かったら、各項目ごとに予算を割り振ります。

次は項目ごとの予算を5週で割って一週間でいくら使えるか確認します。

4週ではなく5週で割ることで月末に端数が出るので、少しの赤字なら端数で補填できます。

ステップ6:毎週振り返り日を作って、使い過ぎた週は次週に調整

振り返り日が1か月に1回だと使いすぎてしまった時に軌道修正しにくいので、毎週振り返るようにしています。

1週間分なら量も少ないので負担が少なくて済みます。

予算オーバーした項目は次週で調整をします。

ステップ7:余裕ができたら、副業でプラスしていく

「収入がもっと多ければ楽に貯金ができるのに」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか?

収支の把握と支出のコントロールができるようになったら、副業で収入を増やすことに挑戦するものおすすめです。

クラウドソーシングサービスを利用すれば、スキマ時間でできる仕事やスキルがなくても家でできる仕事を見つけることができます。

【関連記事】:【月収0円 → 5~10万円】スキマ時間の確保で「副業・スキルアップ」 忙しくてもできる「時間管理リスト」の作成手順

まずは3か月間の目標達成を目指す

少しずつ続けるとなんかできる
最初は予算オーバーが続いてしまったり、買いたいものが自由に買えずにストレスを感じるとこがあります。

予算を調整して3か月間目標が達成できれば、それは自分にとって無理のない計画だと思って良いでしょう。

筆者は3か月たった頃に貯金通帳を見るのが楽しくなって、1年間継続できた頃に貯金する生活が当たり前になっていました。

貯金を断念しそうになったらすること

無理な節約や過酷な副業は、ストレスが溜まるだけで長続きしません。

もし予算オーバーが続いたら、無理に計画を継続しようとせずに貯金額や期間を見直してみることをおすすめします。

また具体的な貯金目標を家族で共有することで、家族からの協力を得られやすくなります。

家族でなくてもSNSで貯金仲間を見つけるなど、1人で頑張るよりも一緒に頑張る仲間がいた方が前向きに取り組めます。

何より筆者が1番大事だと考えているのは、ご褒美を設定することです。

「ボーナスは全額貯金」「余った予算は貯金にまわす」など自由に使えるお金がないとストレスが溜まります。

筆者はある程度自由に使える金額を設定しつつ、月の予算が余ったら家族で外食をするようにしています。

目標達成したらご褒美が待っていると思うと、楽しんで節約をすることができます。

明確な将来像をイメージして目標を設定しよう

「1年間で100万円貯める」「老後のために2,000万円貯める」など漠然とした目標だと、将来よりも目先の利益を優先してしまいやすいです。

1年先、10年先にどんな生活をしていたいのか具体的にイメージして、逆算して今できることを理解すると前向きに貯金に取り組めます。(執筆者:川井 奈央)