少しずつ外出してのお買い物がしやすい社会になってきたのと反比例するように、ECサイト大手のYahooショッピング&au Payマーケットそれぞれに改定情報が飛び込んできました。

お得感が減少したように感じる改定です。

変更点と対策を紹介します。

改悪詳細

1. PayPayステップの変更とYahooショッピングへの影響

PayPayの指定回数利用やYahooプレミアム会員登録などを行う事で、PayPayの還元率が0.5% → 1.5%になったり、PayPayモール・Yahooショッピングでの還元率が上がったりして大変お得だった「PayPayステップ」。

しかし6月1日から大幅な改悪が行われてしまいましたので、「PayPay還元率」「ECサイト還元率」の2軸で解説します。

「PayPay還元率」「ECサイト還元率」の2軸で解説

«画像元:PayPay»

(1) PayPay還元率の変更点

5月31日までは図の通り、全ての条件を達成することで付与される「ゴールドメダル」を獲得することで、還元率1.5%(達成月の翌月)となっていました。

しかし、6月1日からは

1. PayPay支払いで300円以上の支払いを30回以上 + 5万円以上利用する

2. 以下の対象サービスの内、3つ以上を利用する

・Yahoo!ショッピング or PayPayモール

・ヤフオク! or PayPayフリマ

・Yahoo!トラベル

・ebookjapan

・LOHACO by ASKUL

この2点を達成するだけで還元率+0.5%を2つ、合わせて+1.0%で還元率1.5%となります。

PayPay支払いの還元率だけで見れば上限は変わらず1.5%のまま。

かつ、達成のためにYahooプレミアム会員である必要がなくなるため、自動的に会員となるSoftbankユーザー以外には朗報とも言えるでしょう。

<対策>

PayPayをメインで使っている人なら、1.5%を狙っていいと思いますが意図的に達成するには5万円利用がネックになりがちですが、Softbank・ワイモバイルの方であれば手軽に回数を稼げる方法があります

【例】ワイモバイルの場合

ワイモバイルの場合

【例】ワイモバイルの場合

«画像元:ワイモバイル»

いずれのブランドも、携帯電話料金をPayPayで支払うことができます。

そこで、300円以上で1回カウントされるため、携帯電話料金を300円で割った回数分この作業を繰り返すことで、回数条件を大量に達成しつつ、5万円の指定金額も大きく削ることができるのです。

(2) Yahooショッピング・PayPayモールの還元率の変更点

こちらは逆に、いずれの条件を達成しても4%分の還元率が下がってしまいます。補填するように、今まで以上にクーポンが発行されるようアナウンスは出ていますが普通に買い物する分には大きなデメリットとなる変更点と言えます。

<対策>

対策としては、「5のつく日= +4%」「日曜日=+5% or 10%」といったお得な日を狙って買い物をするようにしましょう。

Yahooショッピングはアプリで頻繁にクーポンが当たるくじを実施しているので、こまめにチェックをお勧めします。

2.auPayマーケットの変更

買い得メンバーズ

«画像元:au»

7月1日より、auPayマーケットの購入状況に応じてPontaポイントが付与される「買い得メンバーズ」が始まります。

従来の「お買い物特典プログラム」は6月30日で終了し、新たに下記の条件でポイントが付与されます。

お買い物特典プログラム 買い得メンバーズ
達成条件 6月30日まで 7月1日から
電子書籍1,000円以上購入 1%(3,000pt) 1%(500pt)
ふるさと納税寄付
5,000円以上
1%(3,000pt) 1%(500pt)
ダイレクトストア/
リカーショップ
8,000円以上購入
1%(3,000pt) 1%(500pt)
auPayカード支払い

  1. 支払方法に選択
  2. カードの利用
  1. 5%(3,000pt)
  2. 1%(上限なし)
  1. 0.5%(500pt)
  2. 1%(上限なし)
ゴールドカードで支払い 2%(4,000pt) 2%(2,000pt)
ステージに応じて 0%~5%(3,000pt) 廃止
レストラン・美容・宿泊などサービスの購入 1%(3,000pt) 1%(500pt)
対象のデジタルコード
3,000円以上購入
0.5%(500pt)
お店からのポイント 1%(上限なし) 1%(上限なし)
合計 最大16% 最大9%

従来のお買い物特典プログラムや前述のPayPayステップと同様に、各種サービスで指定金額以上の利用で還元率UPという仕組みですが、最大還元率と還元上限額が大幅に下がりました

表の通り、お買い物特典プログラムが最大16%還元だったところ9%還元になり、7%減となります。

また還元上限が「電子書籍購入1,000円以上」であれば3,000ポイントが上限だったところ500ポイントまで減少します。

条件達成をしても、得られるポイントが従来の6分の1まで落ちてしまうと数字上は9%還元であっても実際の影響はさらに大きな物となってしまいます。

上限までポイントを獲得した場合、従来であれば2万2,000pt+auPayカードの還元1%分だったところ、最大でも5,000pt+auPayカードの還元1%分まで落ちました

<対策>

auPayマーケットではPontaポイントを1.5倍に交換してお買い物ができるサービスがありますがこちらも2022年4月1日から「auスマートパスプレミアム会員」限定となってしまいました。

もし会員の方であればポイントの有効活用ができるので、ここで取り返しましょう。

これまではお得な攻略方法もありましたが、ここまで改悪が進むとメインでお買い物をするECサイトとして捉えるのはかなり難しいと言えます。

対策としては、比較的貯めやすいポイントであるPontaを商品と交換できる場所程度の利用方法が妥当と考えられます。

無理せず、他のECサイトを使うようにしましょう。

少しでもお得に買い物を

電子マネーの普及に伴い、高騰していた還元合戦も終わりつつあります。

それに伴いECサイトの還元も今回の様に一気に落ちてきた感があります。

できうる対策も限られたものではありますが、こうした改悪情報を知っているといないでは得られる物が大きくことなるため、引き続きアンテナを張って少しでもお得にお買い物をしていきましょう。(執筆者:遠藤 記央)