これまで「ウエル活」と称して、毎月20日にTポイントを1.5倍の価値で使えるキャンペーンを行っていたウエルシア薬局。
先日新たに、イオングループ発のポイント「WAON POINT」の取扱いを開始し、同様に1.5倍の価値で使えるようになるという驚きの発表がありました。
今回はそのリリースの詳細と、今後の可能性について検証します。
目次
ウエル活のおさらい
ドラッグストア「ウエルシア薬局」グループで毎月20日に行われているキャンペーンで、Tポイントを従来の1.5倍の価値で利用＝お買い物できるお得な内容です。
最低利用額200ポイントからこのキャンペーンは利用が可能で、200ポイント×1.5＝300ポイント。
すなわち300円の買い物ができる（割引に換算すると33％オフ）ので、多くのポイ活ユーザーに愛されています。
実際に利用する方法やTポイントを貯める方法、ウエルシアグループの「ナルシス」ならデパコスもお得に買えるなど筆者の過去記事もご参考ください。
WAON POINT取扱スタートについて
≪画像元：ウエルシア(pdf)≫
ウエルシアホールディングスから、2023年１月24（火）からはTポイントと合わせてWAON POINTも貯まる・使えるようになると発表がありました。
サービス開始までまだ少し時間があるため、追加情報もあるかと思いますが現時点でのメリット・デメリットをまとめます。
(1) ポイントが２種類同時に貯まる
リリース通りであれば、お買い物の際にTポイントしか貯まらなかったところ、WAON POINTカードの提示で「どちらも」貯まることになるようです。
還元率1％（税抜100円につき１ポイント付与）が同じであれば単純に還元率が２倍になるので、お得度は一気に上がります。
毎週月曜日には２倍貯まるキャンペーンをしているため、WAON POINTも同様に多く貯まるキャンペーンがあるかもしれません。続報に期待しましょう。
(2) ウエル活で使える
既知の通り、貯まったTポイントを1.5倍の価値で使えるウエル活。
そんなにTポイントが貯まらない…という方も、WAON POINTなら既に貯まっていたり、今からでも貯めやすい方法があるかもしれません。
Tポイント以外の選択肢が増えるのは大変大きなメリットです。
(3) 利用上限が3万ポイントとなった
こちらはデメリットで、今までは利用上限額が無かったため月に一度、生活雑貨やお菓子をまとめ買いする人が多くいました。
しかし今回の規約改定に伴い、上限が3万ポイント＝4.5万円のお買い物までが対象となる旨の発表がありました。
よほど効率よく買い物やポイ活をしていないと、3万ポイントも貯めること自体が簡単でないため大多数の方は対象外だとは思いますが今まで多くのお買い物をしてきた方は要注意な変更点です。
WAON POINTとWAONポイント？
≪画像元：イオンカード≫
これは早急に改善してほしいと多くのユーザーが願っている事ですが同じ呼び方で違う電子マネー・ポイントが存在するのです。
WAON POINT
今回説明している、ウエル活で使うためのポイント。
イオンカードでの決済や、「イオングループ対象店舗で電子マネーWAONでの支払い」時に還元されるポイントです。
Tポイントなどと同等の立ち位置です。
WAONポイント
「WAON POINT加盟店以外での電子マネーWAONでの支払い」に対して還元される電子マネーで、こちらはウエルシアでは使えません。
同じ名前で表記が違う物であり、同じ電子マネーWAON利用で還元されるものなのに対象店舗の違いだけで性質の違う物が付与されるというよく分からない仕様になっています。
これを知らずに、ウエル活のためにバンバン「WAON」を使っていても、思っていたよりWAON POINTが貯まっていない…？となる方もかなり出てきそう。
イオングループには何らかの改善を期待します。
WAON POINTを今から貯めよう！
≪画像元：イオンカード≫
よくイオンカードのデザインがリニューアルされお得にWAON POINTが貯められるキャンペーンが始まりました。
今回を機にこのカードを作りWEBサイトからの入会で1,000ポイントが付与＝ウエル活で1,500円相当となります。
さらに2022年11月1日(火)～2023年1月10日(火)の対象期間中の利用額10％分を還元 → 最大1万ポイント付与もされるため、2月からスタートするウエル活で大活躍間違いなしです。
Tポイントも手持ちが少ない方は、このキャンペーンを利用してWAON POINTを狙ってみてはいかがでしょうか。
WAON POINTが加入する事でさらにお得に
Tポイントが最も輝く瞬間として重宝されてきたウエル活。
WAON POINTが加入する事でさらにお得になってくるはずですが、今後の続報を待ちたいと思います。
そしてTポイント側も、負けじとキャンペーンが出ないかが今から楽しみです。（執筆者： 遠藤 記央）
