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光熱費「削減グッズ」紹介 100均で手軽にできる電気代対策

節約・ポイ活 100均
光熱費「削減グッズ」紹介 100均で手軽にできる電気代対策

電気代やガス代など、光熱費は毎月のように値上げが続いています。

収入は全く増えないのに、日々の生活費は上がるばかり。

日本全体の経済も厳しい状態が続いており、景気が良くなる兆しはまだ見えません。

これから本格的な寒さがやってくると、燃料代や電気代などの光熱費が家計をさらに圧迫します。

今回は100均で手に入る、光熱費削減グッズを紹介します。

100均光熱費「削減グッズ」

100均商品で削減できる光熱費は微々たるものかもしれませんが、寒さを感じにくくしたり、冷気を逃がさないように工夫することは大事です。

知恵をフル活用し、少ない出費でこの冬を乗り切りましょう。

※価格は全て税込みです。

気泡緩衝材(プチプチ)

気泡緩衝材

私たちがすぐできる冬の電気代節約として効果的なのは「窓からの冷気をシャットアウトすること」です。

外の冷気は、多くが窓から家の中に侵入するので、窓対策は暖房費節約に直結します。

100均でできる窓の冷気侵入防止策として有名なのは「プチプチを窓に設置する」という方法です。

(プチプチの正式名称は「気泡緩衝材」ですが、メーカーによって「エアーパッキン」「エアークッション」「エアーキャップ」など名称が異なります。ダイソーでも「エアーマット」「エアマット」「クッションシート」と商品によって名前は様々。この記事内では「プチプチ」と表記しています。)

プチプチを設置することで、窓のガラス面との間に密閉された空気の層を生み出し、断熱材代わりの役割を果たすことができます。

プチプチは恥ずかしい、という方であれば、窓際に立てかけて使う断熱ボード(ダイソーでは「あったかボード」が330~550円で販売中)もあります。

あったかボード

冷気は下にたまるので、窓全体にプチプチを貼らなくても、下にガードを立てるだけで体感温度が変わります。

筆者は暖かさ&節約を最優先にしていますが、外から見えるのは少し恥ずかしいという気持ちもあります。

そこで窓に直接プチプチを貼らず、カーテンクリップでプチプチを挟み、カーテンレールにぶら下げ設置をしています。

・ 外からプチプチが見えにくい

・ 窓の開閉が自由にできる

・ 使わない時期はカーテンのように金具ごと外すだけでOK

・ 霧吹きやテープを使って貼る手間が省ける

窓に直接貼るよりは上から冷気が出てしまうので、多少効果は減るかもしれません。

それでも下からの冷気の侵入を抑えつつ、窓の見た目と使い心地はいつも通りに使うことができるので、管理はしやすいです。

冷気が下から入らないよう、プチプチはカーテンよりも長く、床に接するくらい長めに取るのがおすすめです。

結露が付いたまま床面に接地させてしまうとカビの原因になるので、小まめに様子を確認しましょう。

市販の窓用プチプチは1,000~1,500円程度しますが、ダイソーなら90×180cm 220円と、700円以上お得に買うことができます。

ダイソーには水で貼ることができる窓用断熱シートと、粘着のない普通のプチプチがあります。

普通のプチプチは120×120cm、50×500cmで110円なので、自分で窓のサイズにカットした方が金額的にはお得です。

その分手間は掛かるので、自分に合ったタイプを選んでください。

ホームセンターではプチプチをロール販売しており、m単位でプチプチを購入することができます。

価格は幅100~120cm×1mあたり100~150円程度なので、つなぎ目のない大きなサイズを求めている方におすすめです。

金額を抑えるならネット購入が最も安いのですが、5~20m以上とかなり長い単位で購入しなければ安さの恩恵を受けることができません。

ネットなら大きくて重い荷物でも家まで運んでもらえるので、たくさん貼る予定であればネット購入も検討してみましょう。

アルミシート・アルミジョイントマット

アルミシート・アルミジョイントマット

アルミシートには様々な活用方法があります。


・ カーペットやこたつの敷布団の下に敷く

・ 布団の間に仕込んで熱を逃がしにくくする

・ お風呂の保温(熱を逃がしにくくして追い炊きの回数を減らす)

・ 窓に貼る・カーテンのようにつるす(冷気の侵入を防ぐ)

・ ペットケージの周りに貼って保温効果を高める(設置はかじられない位置に)

・ 非常時の体の保温

・ レジャーシート


冬の保温だけでなく、夏は保冷や断熱に使うことができます。

筆者宅ではカーペットの下に100均で購入したアルミシートを敷いています。

フローリングは直に触るとビックリするくらい冷たいですが、間にアルミシートを敷くことで冷気が伝わりづらくなったと感じています。

アルミシート単体は表面がツルツルしているので、上にのせるカーペットによっては滑りやすいと感じるかもしれません。

気になる方はテープで固定したり、滑り止めシートを間に入れてみてください。

カーペットの下にアルミシートを仕込むだけであれば、1度行うだけで基本的に1シーズンそのままでOKなので、手間が掛からず取り組みやすい防寒対策です。

ダイソーでは90×180cmのアルミシートが110円、70×120cmの厚手アルミシートは110円、180×180cm 330円で販売しています。

厚みのあるアルミジョイントマットは30×30×2枚、45×45×1枚でそれぞれ110円です。

市販品は500~1500円程度しますので、100均で購入するとお得です。

隙間テープ

隙間テープ

筆者宅はかなり築年数が経っているので、冬になると「どこから入ってくるの⁉」というくらい、埋めても埋めても隙間風が入ってきます。

築年数が経つほど、家の建具の歪みは大きくなります。

暖房機器だけでなく冷房の効きにも左右するので、わが家は家中の扉やサッシに100均の隙間テープを貼り付けています。

筆者はマスキングテープや養生テープを下に貼ってから隙間テープを貼り付けることで、剥がした時のベタつきを抑えています。

ひと手間掛けるだけで掃除が楽になりますよ。

貼りっぱなしだとノリが取れにくくなり、サッシにベタベタが残ります。

通年使うとしても、何年も貼りっぱなしにはせず、定期的にキレイにお掃除するのを忘れずに。

100均の隙間テープは毛足の長さ、幅、固さなどもたくさんの選択肢の中から選ぶことができます。

サッシや扉の幅や高さに合わせて、丁度良いサイズを貼り付けてください。

市販品は300~500円程度に対し、100均は110~220円で購入できるのでお得です。(長さは商品により1.5~5mと異なります)

ヘアドライ手袋

ヘアドライ手袋

ダイソーで販売中の「速乾!ヘアドライ手袋」

こちらの商品は、髪の毛が長い人におすすめの電気代節約グッズです。

タオル地の手袋をはめて、水分を吸い取りながらドライヤーで髪を乾かすことで、通常よりも早く髪を乾かすことができます。写真の他に、グレーの展開もあります。

10分ほどかかっていたドライヤーが7分ほどに短縮されたという声が多いので、仮にドライヤーが1,200wだと仮定すると、3分×30日=1か月45円の電気代が節約できます。

元を取るまで2か月半は使わなければいけないので、あまり大きな節約効果とは言いにくいですが、ドライヤー時間が長いと感じている人にとって、時短もできると考えると電気代以上の付加価値がありますね。

地味に効果あり

今回紹介した100均グッズは、具体的に「〇円光熱費を削減できます」と断言することは難しいグッズが多いです。

築年数や気密性は家によって異なりますし、気温の感じ方も人それぞれ。

筆者自身、今回紹介したグッズを何年も使って生活していますが、使っている最中はあまり効果を実感していませんでした。

しかし「あまり効果がないのでは?」と思って外してみると、急に寒さを感じて「地味に効果があったんだな」と再び設置することにした経緯があります。

冬のエアコン設定温度を1℃下げることができれば、1シーズンで10%消費電力を削減できます。

参照:Looopでんき

ホットカーペット(3畳用)の温度設定を「強」から「中」にすると、1シーズンで4000円弱の電気代を節約することができます。(1日8時間×120日使用と仮定)

参照:エネチェンジ

元が取れるかどうかは、おうちの条件や使い方によってかなり変わってしまいます。

しかし、暖房器具の使用時間を減らし、光熱費を減らすことができる可能性を大いに秘めているグッズであることは確かです。

100均なら気軽に取り入れることができ、市販品よりも初期費用を大幅に浮かせることができるので、気になっている方は試してみてくださいね。(執筆者:栄養士 山城 奈々)

《山城 奈々》
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執筆者:栄養士 山城 奈々 山城 奈々

栄養士として大学病院や老人施設の献立作成、食事作りを経験。結婚後は100均で勤務し、審美眼に磨きをかける。「楽しく節約」をモットーに、シンプルな生活を心掛けている。無類のチョコ好き。 寄稿者にメッセージを送る

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