みなさんは、普段金券ショップをどれぐらい利用されますか? 節約意識が高い人や節約がもはや趣味、というレベルの人であれば頻繁に利用するものですが、多くの人は、「わざわざ行くのが面倒くさい」とか「数十円得するだけであまり意味が無い」と思っているものです。
でも、金券ショップをしっかり使いこなせば意外と大きな節約になるものなんです。今回は、金券ショップを利用するとどれぐらいお得になるのかを紹介したいと思います。
目次
金券ショップでは、何がどれぐらいお得?
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ここでは例として、いくつかの金券について、金券ショップでどれぐらいの値段で販売されているのかを紹介しましょう。
※金額は金券ショップによっても異なるのであくまでも一例です。
・クレジット系ギフトカード(JCB、VISAなど) 1,000円⇒985円 98.5%
・映画券(一般) 1,800円⇒1,400円 77.8%
・新幹線(東京~新大阪) 14,450円⇒13,800円 95.5%
たしかに、「3割引きになる!」とか「半額になる!」なんていうことはありませんが、特に映画券なんかは割引率が高いので、かなりお得なんですよ。もちろん他にも、クオカードや切手、おこめ券や図書カードなど、さまざまな金券が割引価格で販売されています。
1%引きでもバカにできない
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クレジットカードで買い物をすると、ポイントが貯まりますよね。わたしは楽天カードをメインに使っているので、1%が還元されます。昨年(2014年)は、クレジットカードの利用だけで2万ポイント以上貯まっており、「ポイントってバカにできないな~」と感じたものです。
たった1%の還元でも、チリも積もれば大きな金額になるということです。
ということは、金券ショップで1%引き(99%)の商品券を使うとしても、チリも積もればけっこうな金額が浮いてくる、と考えることができます。
また、普段行くスーパーやドラッグストアでは、クレジット系のギフトカードが使えるところも多いです。もし、支払いに98.5%で購入したギフトカードを使えば、常に1.5%引きで買い物できることになりますよね。JCBやVISAは割引率低めですが、DCやMCだと98%で販売されていることもあり、なんと2%引きで買い物ができます。
銀行にお金を預けておいても、年に0.02%とか、高くても0.1%程度しか利息はつきません。それに比べれば、たった1~2%の割引も、とても大きいものに思えてきませんか?
年間にすると万単位で変わる可能性も
とエラそうに語っているわたしも、実は金券ショップを使いこなせているかと言われれば、そうでもありません。特に交通費の場合、交通機関ごとに「平日乗車券」や「一日乗車券」、「プリペイドカード」などたくさんの種類があり、それらを細かく使い分けるのには労力もかかるからです。
クレジットカードが使えないお店での買い物も、商品券が無くて現金で払うことの方が多いのが現状……。最近は、もう少し定期的に金券ショップでまとめ買いをして、もっと金券を活用していこうと考えているところです。
中には旅行券のように一度に使う金額が大きいものもありますので、年間にすると1万、2万といったお金が節約できるかもしれません。
たびたび金券ショップに行くのは面倒でも、普段からよく使う金券だけは近くに寄ったときにまとめ買いしておくと良いのではないでしょうか?(執筆者:吉見 夏実)