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水道光熱費はここ数年で値上げされ、じわじわと家計を圧迫していると感じている方も多いのではないでしょうか。総務省の家計調査では、平成26年の水道光熱費は月平均23,799円となっています(2人以上の世帯)。
平成22年には21,951円でしたから、1か月あたり2千円近く、年間22,000円以上値上がりしているという計算になります。
もし、水道光熱費を1か月あたり20,000円に下げることができれば、年間45,000円程度の節約になります。また、「水道光熱費は月平均2万円程度」と分かっていれば家計の計算も楽になりますよね。
では、どんな節約をすれば水道光熱費の月平均が20,000円に収まるのでしょうか?
目次
これからの季節が重要!
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1年の中で、冬がもっとも水道光熱費を使うシーズンです
。23,799円というのはあくまでも月平均であって、月単位で見ていくと1月・2月は3万円を超えます。世帯によっては4万を超えるところもあるのではないでしょうか?
逆に言えば、冬の水道光熱費を抑えることができれば、月平均を下げることができる、というわけです!
暖房費を抑えるには?
暖房費を抑えると言ってもただただ我慢するというのでは生活の質が下がってしまいます。生活の質をなるべく落とさずに暖房費を節約するには、小さな節約術を積み重ねるしかありません。
・床は断熱シートを敷いてからカーペットを敷く
・厚着をする
・家族がなるべく一部屋に集まる
・エアコンのフィルターをこまめに掃除する
などなど、できることはいろいろあります。何も節約しないのに比べれば、月に数百円は変わってくるはずです。
※プチプチは川上産業株式会社の登録商標
ガス代はお風呂の入り方で代わる
冬はガス代も高くなりますが、ガス代のほとんどは入浴時に使っていますので、お風呂の入り方に気を付けることでガス代の節約になります。
ポイントは「追い炊きを極力しないようにする」ことですから、時間を空けずに家族が立て続けにお風呂に入るようにするのが一番です。また、「熱いお湯が好きなお父さんが一番風呂で、ぬるめが好きなお母さんは一番最後に入浴する」など、順番を工夫することでも追い炊きを減らせます。
また、シャワー派の方の場合は特に、浴室暖房や脱衣所の暖房を使うことによって体を温めるためのシャワー時間を減らせますのでガス代と水道代の節約になります。
たとえば、今まで頻繁に追い炊きしていた家庭で追い炊き時間を半分にできれば、月に1,000~2,000円程度のガス代節約が見込めます。
夏はエアコン代に気を付ける
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夏も水道光熱費が上がりますが、主に冷房代が原因となっています。また、シャワーを浴びることが増えるために水道代が微増するという人も多いでしょう。
冷房代を下げるには
エアコンを我慢してまで電気代を下げる必要はありませんが、何も気にせずに使っていると冷房代は跳ね上がります。
冷房代を下げるには、
・夕方帰宅後はしばらく換気をしてから冷房をつける
・アイス枕や保冷剤を使って暑さをしのぐ
・家族がなるべく一部屋に集まる
・こまめにフィルター掃除をする
などなど小さな節約術を積み重ねていくことが重要です。
水道代を減らすには
夏はこまめにシャワーを浴びたいタイプの人も多いですが、なるべくシャワーを浴びずに済むよう、「絞ったタオルで体を拭く」というやり方を取り入れてみてもいいでしょう。流しっぱなしのシャワーに比べれば、かなりの節約になります。
また、これは通年使える方法ですが、浴槽のお湯を洗濯に使う、米のとぎ汁をガーデニングの水やりに使うなど、水をそのまま流さないようにもう一度使う工夫も取り入れたいところです。
夏のガス代節約
夏は水温が高い分ガス代は安くなりますが、さらに安くするなら、「昼のうちに浴槽に水を張っておく」という方法もあります。水が温まっている分ガスを使う量が減るわけですね。
日中家にいる方は、実践してみてもいいのではないでしょうか?
月20,000円に収めるには努力が必要です
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現在、平均23,000~24,000円程度の水道光熱費がかかっているという家庭だと、月平均20,000円にまで下げるにはけっこうな努力が必要になります。
とは言え、できない数字でもありません。すでに節約を意識している家庭だと難しいのですが、あまり意識せずに使っているという方は、ちょっとした節約術を積み重ねていくだけで十分達成は可能な数字なのです。
ちなみに、我が家の平均を出してみたところ21,719円でした。正直、そこまで節約を徹底できているわけではないので、この冬の努力次第で月平均20,000円以内という目標を達成することも無理ではなさそうです。
水道光熱費が20,000円強よりも、20,000円以内に収まっている方がもちろん家計も楽になりますし、計算がしやすくなるというメリットもあります。この冬は、水道光熱費の節約を意識して過ごしてみるのもいいのではないでしょうか?(執筆者:吉見 夏実)