最近では入学式が終わるとすぐランドセル商戦が始まり、早期に予約しないと希望のランドセルが入手できないようです。
そこで、本サイトでも早々に、後悔しないランドセルの選び方についてアドバイスします。
ランドセルの素材や最近の人気カラーなどを踏まえた基本のチェックポイントを挙げます。
目次
素材・価格
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ランドセルの素材は、主に3つあります。
クラリーノ
価格:3つの素材の中で最も安い
特徴:軽くて耐水性が高い反面、耐久性や質感は多少落ちる
牛革
価格:クラリーノとコードバンの中間
特徴:質感や耐久性の面で優れているが、若干重めで水に弱い欠点もある
コードバン
価格:3つの素材の中で最も高い
特徴:キズに強く丈夫で高級感もあるが、3つの素材の中では最も重い
いずれの素材を選ぶにしても、まずは実物を手に取り、予算も考慮した上で決めましょう。
色
一番人気は定番の黒と赤ですが、他にもこんな色が人気です。
男の子:黒、紺、緑、茶系、青
女の子:赤、ワイン、ピンク、茶系、水色
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ただ、子供の色の好みは6年間で大きく変わります。
そのことも考慮に入れながら、慎重に選びましょう。
その他のチェックポイント
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形
縦型(定番)と横型がありますが、横型は学校のロッカーに入らない場合があることを心に留めておきましょう。
サイズ
今やA4クリアファイルが入るのは必須条件ですが、できればA4フラットファイルも入るものがおすすめです。
また、内部が広く収納力があるタイプを選びましょう。
重さ・強度
ランドセルに教科書やノートを入れるとかなり重くなるため、軽いものが人気です。
しかし、軽すぎると強度に欠ける場合もあるため、1,100~1,400gを目安に選ぶことをおすすめします。
強度
型崩れや故障を起こしやすい部分が補強され、丈夫な作りになっているかどうかもチェックしましょう。
安全性
反射材の有無や、けがをしにくい構造になっているかについてもチェックしましょう。
初めてランドセルを買う人が見落としがちなポイント
ここからは、初めてランドセルを買う人が見落としがちなポイントについてお話しします。
1. 子供と一緒に実物を確認する
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ランドセルを選ぶ際は、必ず子供と一緒に実物を確認することが大事です。
子供の体形にフィットするかどうかを確かめる必要があるからです。
これは筆者自身の経験ですが、遠方に住む祖父に買ってもらったランドセルが筆者の体にフィットせず、かなりストレスを感じたことを今でも覚えています。
そのようなことにならないためにも、試着によるフィット感の確認は必ず行ってください。
2. 子供の希望を取り入れる
ランドセルを買う時は、必ず子供の希望を取り入れましょう。
特に色は親子でよく話し合って慎重に決めることが重要です。
また、祖父母にランドセルを買ってもらう場合、祖父母が孫と一緒にお店に足を運んで選ぶのがベストですが、あらかじめ希望のランドセルを伝え、それを買ってもらう方法もあります。
3. 保証内容をチェック
保証内容もチェックしましょう。筆者のおすすめは「6年間完全保証」のランドセルです。
ランドセルの多くは6年間保証となっていますが、それだけだと不注意による故障や成長によるベルト交換は有料(保証対象外)です。
しかし、6年間完全保証なら、そのようなケースでも無料で対応してもらえます。
丈夫なランドセルでも、6年も使用していれば壊れる場合もあります。
そんな時、いつでも無料で修理してくれる保証があると安心です。
なお、万が一保証書をなくしてしまった場合でも、無料で修理に応じてくれるお店もあります。その点についても確認してみましょう。
4. 修理時の対応も確認
修理時の対応についても、必ずチェックしましょう。
・修理にかかる日数
・代替ランドセル貸し出しの有無と貸し出し料金
・宅配便などで修理に出す場合の発送料金
お店によってはその場で修理してくれるケースもありますが、たいていの場合は買ったお店やメーカーに数日預けます。
そのため、上記の3つのポイントについては必ず確認しておく必要があります。
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5. 入学予定の小学校のランドセル着用率
入学予定の小学校に通う児童のランドセル着用率についても、念のため確認しておくとよいかもしれません。
筆者の子供が通った小学校では、なぜか児童の間でナップサック登校が流行し、低学年でもナップサック通学となり、以後ランドセルを使わない子も出てきました。
そのようなケースで親がすんなり子供の希望を受け入れる気持ちがあるかどうかで、ランドセルの選び方も考える必要があります。
まとめ
今回は、ランドセルの選び方やチェックポイントについてお話ししました。
と思う方もいるでしょう。
しかし、ランドセルは6年間使うものであり、価格も決して安くはありません。
だからこそ、後悔しないためにも念には念を入れ、慎重にランドセルを選ぶことをおすすめします。(執筆者:大岩 楓)