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節約、節約で疲れる毎日にサヨナラ
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節約を続けていると、心理的に摩耗してくることがありますよね。
節約のために節約をするという
を見失ってしまう結果になっていることも多いものです。
では、そんな状況を打破し、楽しく、無理なく、ストレスフリーで節約するにはどうすればよいのでしょうか。
心理学面からのアプローチをご紹介します。
アドラー心理学による「3つの状態」を克服
アドラー心理学によると、やる気が出ないのは心理学的に3種類の状態に置かれたときである、とされています。
1. 目標がない状態
節約してお金をためたら何に使うか決まっておらず、ただ漠然と節約している時がまさにこれです。
「600万円たまったら住宅購入の頭金にしよう」
といったように、目標を定めることで克服できます。
2. 目標が高すぎる状態
1度、自分の節約プランを見直して、無理が生じてないかどうかチェックしましょう。
3. あなたの自己イメージが極端に低い状態
「どうせやりくりは下手だから、節約したってたかが知れている…」と思っているのなら、その考え方は捨てましょう。
節約をしているあなたは、お金に関してしっかりとした見方のできる人なのですから。
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やる気の「意味づけ」が大切
やる気が出ない状態の代表的なものはお話した通りです。
では「やる気を出す」にはどうしたらよいのでしょうか。
やる気が起こるきっかけ(動機)は「外発的動機付け」と「内発的動機付け」に分けられます。
「外発的動機付け」
会社員に例えると、
・ 給与やボーナスのアップ
・ 花形部署への転属
といった「会社が決めるご褒美による動機付け」です。
しかし、これは
「部署の転属ができなかった」
といったときに、そのやる気は急速に失われます。
苦労だけして期待していたご褒美が無くなった形なのですから、当然です。
「内発的動機付」
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・ 自分はこの職場に求められている
・ 自分のスキルアップにつながる
など「自分で決めた意味でやる気を自然に出す方法」です。
この方法で得たやる気は長続きしやすく、周辺の環境が多少変化しても失われることはありません。
つまり、節約する理由を「旦那がもっと良い車を買いたいって言ってたから」とするよりは
としたほうが、よりやる気は長続きするということです。
このように、少し心理学を取り入れることでお金に対して前向きに、上手に付き合えるヒントになると思います。(執筆者:上坂 亮子)