不動産投資の成否を大きく左右するのは物件選びです。
物件選びでは周辺環境や駅からの立地などさまさまなポイントを見なければいけませんが、設備面を見ることも重要です。
そこで投資用の区分マンションを選ぶときに必ずチェックしておきたい設備面のポイントをお伝えします。
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目次
1. 外壁の防水処理にどの程度気を配っているか
建物の機能性を大きく低下させるのは湿気です。
湿気が入り込みやすい物件は断熱性も弱く、快適な生活を送ることができません。
またコンクリート内部に水分が浸透し、膨張すれば建物の躯体に亀裂が入る恐れもあります。
そういった機能面、美観面での問題を避けるのであれば、マンションの外壁にどの程度の防水処理をしているのかをチェックしましょう。
コンクリート打ちっ放しの物件は水分を遮る塗膜や表面層がないため、水分による問題が発生しやすくなっています。
そこで防水処理に効果的なタイル貼りをしている物件を選びましょう。
建物の機能性が維持され、美観面でも優れているものが多いので資産価値が落ちにくいです。
2. 排水管などが古くなっていないか
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次にチェックをしておきたいのは配管や給水管設備です。
RC造で1990年以前に作られたマンションは管が金属で造られていることが多く、サビが発生しやすいです。
配管の交換を一気に行うとなるとかなり手間も費用もかかるので、購入した後に多額の修繕費を請求されることも珍しくありません。
そういった問題を防ぐためには配管部分が比較的新しいものであるか、金属を使っていないもの、金属でも腐食が起こりにくい素材で作られているものを選びましょう。
3. 駐輪場やゴミ置き場がしっかりと管理されているか
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良いマンションを見極めるポイントの一つに住人の質があります。
マナーが良く共有設備などを丁寧に使う住人が多ければ、マンションの資産価値は低下しにくいです。
また質の良い住人はまた質の良い住人を呼び込み、家賃をむやみに下げる必要もなくなります。
住人の質をチェックするには、駐輪場やゴミ置き場またメールボックスなどをチェックしましょう。
そういった共有の場所が管理されていて常に清潔に保たれているか。
ゴミ置き場は外部から侵入されないようになっているか。
メールボックスがチラシなどゴミが散乱していないかなどをチェックしていけば、住人の質と物件の管理状態を推し量ることができます。
まとめ
ここで挙げたポイントをチェックしていけば、購入後のトラブルを避け、賃貸需要が高く資産価値も落ちにくいマンションを選べるようになります。(執筆者:長嶋 茂)