日本人はおいしい食事やたまのぜいたく旅行など、日ごろ頑張って特別な日にぜいたくをする傾向があります。
さてイギリス人は一体どこにお金を使っているのでしょうか?
今回はイギリス人のお金の使い道に焦点を当ててみましょう。
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目次
1. お弁当文化のあまりないイギリス人
日本の社会人はお弁当を持参して食費を抑えている人も多いです。
コンビニ弁当を購入しても1食あたり500円近くかかってしまうので、毎日出来合いのものばかり食べていると意外と食費がかさみます。
一方イギリスの場合、そもそもお弁当の文化がありません。
ポテトチップスやヨーグルトを持参している様子はよく見かけますが、作り込まれたお弁当を持参しているイギリス人を女性であれ男性であれほとんど見かけません。
イギリスの一般的なオフィスでは社内用の小さなレストランが内設されていて、昼時になると多くのスタッフが食堂で食事を取っています。
とてもおいしいと言える食事が提供されるわけではありませんが、食にこだわる人も少なく節約の精神が感じられる人も少ないのが事実で、毎日ベーコンとバターをパンに挟んだだけのベーコンサンドを見かけるくらいです。
2. ジムにお金をかけるイギリス人
日本よりも運動に関心の高い印象のあるイギリスでは、多くの人がジョギングやサイクリングなどのお金のかからないスポーツを楽しんでいます。
しかしその一方で、天気の悪い日が年間を通して多いイギリスでは、ジムに通って運動を続ける人も多いです。
ジムの料金は日本よりも割安の傾向で、月に50ポンドから70ポンドくらいが平均的な料金となっています。
この料金の安さがジムに通いやすい理由の1つかもしれませんが、健康に対して関して食事よりも運動面を重視している人が多いのも事実です。
3. たばこ文化のイギリス人
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イギリスでは日本と同じようにタバコを吸う文化があります。
タバコの価格は日本よりもかなり高く、一箱1,500円くらいに設定されていますが、それでも喫煙者が絶えないのが事実です。
イギリスではタバコの代わりに電子タバコを利用している人も多く、電子タバコの燃料となるリキッドはニコチン入りで20mlあたり500円程度が相場となっています。
どちらにせよ害が多く出費もかさむタバコですが、これもイギリス文化に深く根付いているように感じます。
4. やっぱりビールは欠かせないイギリス人
イギリス人が確実に出費しているのがアルコールです。
イギリスではビールだけでなくジン系のアルコールも多く愛飲されていて、女性でもジンを使ったカクテルを楽しむ人が多いです。
アルコールは1杯700円くらいが相場となっていますが、1回の飲み会で5杯以上飲む人も頻繁に見かけます。
よって元々お酒に弱い人でも、友達に連れられて飲みに行くことが多く、お酒の場は社交の場の1つにもなっています。
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5. 働くよりも使わないことが節約のイギリス人
上記のように以外と節約しているという感覚が乏しいイギリス人ですが、お金がないと心配になるというよりも、お金がなくなったら貯金がたまるまで自宅でじっとしていようと考えているイギリス人が多いようにです。
日本人は問題が起こる前に予測して解決する傾向がありますが、イギリス人は問題が起こってから考えるタイプの人が多い傾向があります。
もちろん旅行やファッションにお金をかける人など、お金のかけどころは人それぞれです。
しかしイギリス人のお金をかけるポイントは、やはり日本人とは少しずれているように感じます。(執筆者:森 亜美)