みなさんは、保険に加入しているでしょうか。
日本人は保険が大好きです。
おおよそ8割~9割の人が何かしらの保険に加入しているようです。
保険は、住宅の次に高い買い物と呼ばれています。
住宅の購入に関しては、皆さんよく検討してから購入すると思いますが保険はなぜかその場の勢いで加入してしまい内容も知らない方が多いようです。
今回は、死亡保険の実態について説明します。保険の見直しのきっかけになればと思っています。
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死亡保険の種類
死亡保険は、大きく分けて掛け捨て保険と、貯蓄型保険の2つに分かれます。
掛け捨て保険は、保険期間中に万が一のことがあった場合に保険金が下りるタイプの保険です。
満期まで無事、何もなかった場合の満期金や解約した時の解約返戻金が特にないので保険料は安くなります。
貯蓄型の保険は、保険期間中に万が一のことがあった場合、保険金がおります。これは掛け捨て型の保険と一緒です。
貯蓄型の保険は、終身保険のタイプが多いので満期がないのですが解約返戻金は、契約後一定期間たてばプラスになって戻ってくるタイプが主流になっています。
貯蓄型保険のデメリットは解約返戻金がある分、掛け捨て型の保険に比べ保険料が高いことです。
死亡保険はどのような形で組み合わせるべきか
掛け捨て保険、貯蓄型の保険どちらにも、メリット、デメリットはありますが、掛け捨て保険、貯蓄性保険のどちらを選べばよいのでしょうか。
答えは、
貯蓄型保険でカバーできない部分を掛け捨て保険で補うのがベスト
です。
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なぜなら働き盛りの30代、40代、50代の死亡率は一番高い50代でも5%を切るのです。
ということは保険契約をしている人のうち95%は保険金を受け取ることがないのです。
しかしだからと言って保険が必要ないと言いません。
もし不幸にも5%の中に入ってしまった場合に保険に入っていなかったら遺された家族は大変なことになります。
しかし圧倒的に受け取る可能性が低いものに保険料が戻らない掛け捨てタイプのもので入るのはかなりもったいないと思います。
保険料は安いので掛け捨てに魅力を感じるのはわからないでもないですが、掛け捨ての保険で一番利益を享受するのは結局保険会社です。
特に販売担当者は自分の収入に直結する掛け捨て保険を保険料が安いという理由で勧めてきます。
貯蓄性保険は保険料が高いので必要な保険金額の全額を貯蓄性の保険で補うのは難しいかもしれませんが極力貯蓄性の保険中心に死亡保険のプランを作ることをおすすめします。(執筆者:渡辺 たけし)