健康は何よりも重要な資産です。
健康でさえいれば、どんどんお金が入ってきますからね。
私も株式投資を続けていますが、うまくいったとしても年に数十数万円得られるくらい。
夫曰く「命令をきいているだけで、毎年絶対に数百万円もらえる」のには、リターンも確実性も全然かないません。
それは健康な身体があってこそです。
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目次
健康だとご褒美がもらえる保険の登場
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生命保険各社もこのところ、健康の価値をきちんと汲んだ商品を販売するようになっています。
いや確かに以前から「非喫煙優良体」だとか称して、タバコを吸う人や体重が重い人よりも割り引いた保険料で契約できる保険はありました。
しかしこのところは、健康を維持したり増進したりすることによってご褒美がもらえる保険が登場しているのです。
毎日○○歩以上歩くなど運動習慣を維持したりBMIや血圧などの数値を改善することによって、保険料割引にとどまらずプレゼントや祝い金を受け取れる、というものです。
ええ。だって健康な人は健康でない人よりも死亡したり病気になるリスクが低く保険金を受け取る可能性が低いはずですから、その分保険料などの面で優遇されるのは当然のはずです。
それに冒頭で述べたように、健康は富を生み出します。
みんながそのインセンティブのために健康になっていけば、少しずつ国が豊かになりそうな気もしますね。
4つめの「歩く保険」はグッドデザイン賞を受賞しています。
かといって、走るのは危ない
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「歩く保険」というように、先ほど紹介した保険商品は「歩く」ことを推奨しています。
しかし、数値改善やさらなる健康増進のために、特にすぐに結果を出したいせっかちな人ほど、「走る」ことを選択してしまいがちではないでしょうか。
実は夫がそうなのですよ。
なんだか最近、週に2回ほど夜な夜な走り出しました。
とか言って…。
オッサンがいきなり走り出すのは危ないですよ!(オバサンもですが!)しかも夜。考えてみてください。
夜はただでさえ見通しが悪い。そしてランナーは走ることに慣れておらず、そのことに無自覚である。
にもかかわらず、なけなしの時間を使って走っているので、走り出した以上は限界に挑戦してしまい判断力が低下する。
自分の呼吸音と足音で、周囲の音はそんなに聞こえない。
それなのに自動車の徐行よりも早く、自転車と同じくらいのスピードで移動している。
曲がり角、出会い頭……、うん。危ないです。
走っている人に突然ぶつかった人は、ふっ飛びます。
夜ですから子どや老人は少なくても、泥酔した人やくたくたの人は多いでしょう。
その事故の損害賠償責任の相当分が、ランナーにかかってくる可能性があります。
ですから、保険に加入しましょう。
生命保険の保険料を安くするために賠償責任保険に加入するとは本末転倒な気がしますが、安心してください。
そんなにお高くありません。
共済も扱っており、全労済なら家族全員の賠償責任を最大1億円まで保障してくれるのに、月掛金が1,200円です。
この保険だけで自転車事故や子どもが遊んでいて誰かの物を壊してしまう…なんてケースもフォローしてくれます。
「個人賠償責任保険」などという名前で販売されていますが、火災保険などほかの保険に「個人賠償責任特約」「家族賠償責任特約」などの形で付加できることも多く、さらに割安なこともあります。
ランニングは健康に悪影響を及ぼすこともある
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走ることのリスクはそれだけではありません。
ランニングは人様にご迷惑をおかけするというだけではなく、自分自身にもダメージを負わせてしまう可能性もあるのです。
こんな記事がありました。
箱根駅伝をみて突然走りだすと命が危ない(President Online)
記事のタイトルからして面白いですね。
曰く「箱根駅伝をみて突然走りだすと命が危ない」。
膝や足首の障害、ヒートショック、そして突然死!
いや実際、私の夫もこのわずかな期間で転んでしまったり足首をひねってしまったりしています。
湿布を貼って寝ていました。…何やってんだか。
脚は大切ですよ。
お年寄りは歩けなくなると一気に衰えると聞きます。
太ももは第二の心臓とも言います。
脚にハンディを抱えるというのは、単に脚が動かない以上のかなりピンチな状態です。
それにケガや病気になってしまったら、当然ですが医療費がかかります。
もちろん貯金があれば良いのですが、無いなら保険で備えなければなりません。
なんだかさっきと同じような話になってきましたね。
一般の医療保険でももちろん構わないのですが、ランナーむけ保険というのもあるようなので、紹介しておきましょう。
どれも月額保険料は千円を大きく下回ってリーズナブル。
スポーツ事故による入院や通院に日額で保障があり、中には死亡や後遺障害に一時金で保障があるものもあります。
健康増進も、備えあれば患いなし
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と夫は言います。
うん。アナタの楽しみを奪うつもりはない。
だけど、アナタの楽しみにそこまでのリスクがあること、気づいてほしい。
スポーツにリスクはつきものです。
そもそも歩くのだって、ノーリスクでは絶対にないはず。
それにリスクがあるとはいえ、冒頭で述べたように健康の増進は絶対に得なのです。
だから走るアナタに理解してほしいのは、入念に準備を整えて、無理をしないこと。
そして、それでも万が一に起こることについては、きちんと備えておきましょうね。(執筆者:徳田 仁美)