首都圏や京阪神等の大都市圏においては、カーシェアがすっかり定着しました。
どこに行っても、ステッカーをつけた「わ」ナンバーのクルマが走るのを見かけます。
いつでもクルマに乗れるようになった以上、通勤に使わない人にとってマイカーは不要かもしれません。手放してカーシェアに切り替えようか思案中の方も多いのではないでしょうか。
カーシェア最大手の「タイムズカー」で2022年7月現在、入会キャンペーン実施中です。
入会を迷っている人の背中を押してくれるキャンペーンの概要を、カーシェアの効率的な使い方とともにご紹介します。
目次
今ならタイムズ入会が無料(カード発行手数料無料)
2022年7月1日~2022年10月31日までのキャンペーンの内容です。
- カード発行手数料が無料
- 月額基本料金が2か月無料
カーシェアには入会金はありませんが、会員証がある場合はプラスチックカードの発行手数料が必要です。
タイムズの場合、1,650円ですが、こちらが入会方法を問わず無料となっています。
乗らない場合でも発生する月額基本料金ですが、これが2か月間無料となります。
≪画像元:TIMES MOBILITY CO., LTD.≫
月額基本料金880円は利用料金に充当されるため、入会後の2か月、必ず乗る人にとっては、これが無料になってもそれほど得でありません。
キャンペーン終了後も、タイムズカーに無料で入会する方法はあります。
- タイムズレンタカー営業所で会員証を受け取るクイック入会
- カーシェア説明会に参加
- 無人契約機で入会
- クレジットカード特典(オリコ、エポス、セゾン、エムアイ等の各カード)を使う
特典は2022年7月現在すべて存続しています。
タイムズのカーシェアでもアプリ開錠ができる
カーシェア業界の不動の1位、タイムズカーはカーシェアライフには欠かせません。
ただ他社も進化を続けています。近年は会員証(ICカード)を使わずスマホアプリでクルマの開錠・施錠返却するサービスが主流になり、タイムズは後れを取っていました。
ですが2022年7月現在のタイムズは、iPhoneでもAndroidでも、スマホ開錠が可能となっています。
会員証の発行・送付は省略できませんが、会員証到着を待たずクルマに乗ることも可能となっています。
アプリ利用者に対し2022年8月31日まで実施のキャンペーンがあります。アプリを使って車を利用した人に次のプレゼントがあります。
・(全員)30分チケット
・(抽選で2,000名)6時間チケット
タイムズカーのメリット
マイカーを手放すにあたり、本当に必要な時にカーシェアが使えるか、不安に思う方も多いでしょう。
特に休日利用の確実性を高めるためには、タイムズカーに加え他社の併用もおすすめです。
ただやはり基本はタイムズです。他社にないメリットをご紹介します。
ステーションが多く、クルマが多い
タイムズはとにかくステーション(カーシェアのクルマが置かれた駐車場)が多く、そして増え続けています。
利便性の高さにより会員が増えると、当然クルマの予約がしづらくなります。
ただタイムズの場合はステーションとクルマの台数が増え続けているため、予約困難な状況があっても比較的早急に解決します。
マイカーが減って空いているマンション駐車場もステーションに変更されており、今後設置の余地がなくなることはなさそうです。
旅先でもレンタカー代わりに使える
タイムズカーは全国、特に空港や新幹線駅のそばに多くのステーションがあります。
旅先でもレンタカーより手軽です。
連続利用可能日数が長い
一部ステーションに限るものの、「最大30日」まで連続利用可能なのは、タイムズの特筆すべきメリットでしょう。
どのステーションでも、最大72時間は利用可能です。つまり3泊4日の旅行に使えます。
ちなみに業界2位のオリックスカーシェアは4日、3位のカレコ・カーシェアリングは7日が最長利用可能日数です。
カーシェアの選び方
カーシェア利用はどうしても、ご自宅そばのステーションの状況に左右されますが、タイムズの場合圧倒的にステーションが多いため、大都市圏では空白地域が少なめです。
まずはタイムズをおすすめします。
次に保険のため、他社も押さえておきたいところですが、毎月の費用が発生すると負担になります。
2社目におすすめなのは、「dカーシェア」
dカーシェア会員になると、オリックス、カレコのクルマに乗れるので、タイムズと併せ業界3位まで確保できます。
月会費が不要の割には利用時の料金が大幅に高いということもないので、保険としては最適です。
現在では記事に挙げた以外にニッサンも加わり、5社のクルマが使えます。
dカーシェアによく似仕組みとして楽天カーシェアもありますが、現状使えるクルマがオリックスのみです。
タイムズのカーシェアの、初期費用無料になるキャンペーンを見てみました。
ささやかなキャンペーンですが、入会の誘因としては十分ではないでしょうか。
所有しないカーライフで、車維持費を節約してみてください。(執筆者:沼島 まさし)