この記事の最新更新日:2023年7月25日
Vポイントとの統合を発表したTポイント、使い道に困っていませんか。
現金が最も使い勝手が良いのですが、「Tポイントは現金化できない」と思っていました。
しかし、SBI証券・T NEOBANKを利用すればTポイントを現金に近い感覚で利用可能ですので、紹介します。
目次
SBI証券の投資信託の購入代金にTポイントを充当可能
≪画像元:SBI証券≫
Tポイントをほぼ現金として使いたいのであれば、SBI証券がおすすめです。
投資信託の購入代金として、Tポイントを1ポイント=1円として使えます。
1ポイント単位で使えるので無駄がなく、上限もありませんので大量のTポイントも充当可能です。
ただし、ジュニアNISAや積立購入、口数買付は対象外です。
T NEOBANKにおける外貨預金・公営競技利用を前提としないTポイント振替は禁止
≪画像元:Tマネー≫
貯まったTポイントは、住信SBIネット銀行の「T NEOBANK」でカードローンの返済やスポーツくじの購入などに使えます。
公営競技(競馬・競輪・ボートレースなど)や外貨預金にもTポイントを充当できます。
ただし、あくまでも公営競技や外貨預金での利用を前提としてのみ、Tポイントを利用可能です。
「T NEOBANK特約」第11条2項、および第12条2項では、公営競技や外貨預金での利用を前提としないTポイント振替を禁止しています。
このようなことを行うと、T NEOBANKにおけるTポイント利用手続きを解除される可能性がありますので、絶対にやめましょう。
もちろん、公営競技や外貨預金での利用を前提としたTポイント振替は利用可能ですので、以下で紹介します。
公営競技でTポイントを利用する場合
≪画像元:住信SBIネット銀行≫
T NEOBANKアプリより「公営競技」→「WINTICKET以外の競技」を選びます。
すると「公営競技の投票金の入金をする前に、Tポイントを利用しますか?」というメッセージが出るので、「Tポイントを利用する」を選んでください。
1ポイント=1円のレートで現金に交換したら、T NEOBANKの口座に入金されて完了ですので、公営競技に利用してください。
1回の振替につき、2万ポイントまで交換できます。
外貨預金でTポイントを利用する場合
≪画像元:住信SBIネット銀行≫
外貨普通預金買付画面に表示されている「Tポイントを利用する」ボタンを押して、必要金額を入力して確定して下さい。
1ポイント=1円のレートで現金に交換したら、T NEOBANKの口座に入金されて完了ですので、外貨預金に利用してください。
1回の振替につき、2万ポイントまで交換できます。
Tポイントは1ポイント=1円以上の価値あり
ただし、Tポイントには1ポイント=1円以上の価値のある使い道も存在します。
【ウエルシア】毎月20日に1.5倍の価値で使う
≪画像元:カルチュア・コンビニエンス・クラブ≫
毎月20日、ウエルシアで200ポイント以上使うと、Tポイントが1.5倍の価値になります。
200ポイント使えば300円分、1,000ポイント使えば1,500円分です。
【マルエツ】475ポイント → 500円分
≪画像元:マルエツ≫
Tポイント475ポイントを、マルエツお買物券500円分と交換できます。
1人10枚まで交換できます。
ただし、酒・たばこ・書籍など、お買物券を利用できない商品・サービスがあります。
Tポイントの完全なる現金化は不可
Tポイントは現金に近い使い道ができるものの、完全なる現金化はできません。
Vポイントとの統合で誕生する「新Vポイント」も、まだ詳細が不明です。
新Vポイントがどうなるか、非常に気がかりですね。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)