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マイルを寄せ集めて旅行に行こう 陸マイラーならぬ「隠れマイラー」の挑戦

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マイルを寄せ集めて旅行に行こう 陸マイラーならぬ「隠れマイラー」の挑戦

世の中もだいぶ落ち着きを取り戻してきました。

それでも長い自粛期間で生活習慣自体変わってしまい、わが家も旅行に行かなくなって久しいのです。

ですがそろそろ考えるようになりました。隠れマイルを使おうと思います。

クレジットカード利用等でマイルをためる人は「陸(おか)マイラー」と呼ばれますが、筆者はそれ以前のいわば隠れマイラーです。

マイル獲得を明確な目標にしてはいませんが、マイルに替わる余地のあるポイントはわりとあります。

潜在的マイルをかき集めて旅行に行く方法を考えます。

マイルを寄せ集めて旅行に行こう

隠れマイラーを始めよう

明確にマイル獲得が目的ならば、航空系クレジットカードを持つほうが早くたまっていいでしょう。

これがつまり陸マイラーです。

ただ、頭の隅にマイルを置いて生活したい程度なら、隠れマイラーも悪くありません。

カード年会費を払わず、高い還元率でポイントを得れば、実質的価値も航空系に引けを取りません。

※リンク記事では「陸マイラー」と呼んでいますが、今回さらに陸マイラーと「隠れマイラー」とに意味を分けています。

隠れマイラーに必要なアイテム

次のアイテムが揃えば、いつでも誰でも隠れマイラーです。


ポイントが失効しない仕組みを使っている

・ クレジットカードの年会費はできるだけ無料(有料の場合はポイントで取り返せること)

・ たまったポイントのマイル交換率が6割(1ポイント0.6マイル相当)あれば言うことはない


カード年会費は、一般のカードと航空系カードで意味合いがまったく異なります

航空系カードの場合は今でも「年会費の高いほうがマイルをためやすい」関係ですが、一般のカードでは年会費無料が主になってきています。

隠れマイラーのためのわかりやすいアイテムは、筆者のメインの1枚、マネーの達人でもたびたび紹介しているエポスゴールドカードです。

年会費無料で使えますし、年間100万円以上利用すると、ポイントが毎年1万5,000コンスタントにたまり、そして無期限です。

さらに、ANAマイル交換率が1対0.6(ポイント1円相当につき0.6マイル)です。

この数字によって、交換先はANAに決定です。

もっとポイントをためたい場合、次の手段を加えるといいでしょう。


・ エポスプラチナにする(年間300万円利用なら年会費2万円を支払う価値がある)

・ Tポイント、楽天ポイント等の共通ポイントをためる(失効しづらい)

共通ポイントに等価交換できるクレジットカードを持つ

セゾン永久不滅ポイントの活用


セゾン永久不滅ポイントも、ANAへのマイル交換率が1対0.6です。

エポスやセゾンからJALマイルへの交換や、共通ポイントからのマイル交換についてはおおむね1対0.5の交換率です。

ただし、3枚のうちジャックスプラチナはポイント改悪がリリースされています。

私の隠れマイル

筆者の手持ちのポイントを実際に確認してみました。

隠れマイルでもって、どこに旅行に行けるでしょうか。

エポスポイント

エポスゴールドカードで毎年ポイントをためています。

期限がないため、まったく利用しておらず、現在7万3,000ポイントあります。

ANAマイル交換率が1対0.6なので、交換すると4万3,800マイルになります。

永久不滅ポイント

筆者はセゾンカードを、「セゾン・アメックス・キャッシュバック」でフル活用するため、2枚にしたところです。

今までは、永久不滅ポイントがたまるたびdポイント等に交換していましたが、これも隠れマイルです。

ただ、いくらたまるか換算してみたところ、2枚のカードで年間10万円使い、ポイントのほうは650円相当程度です。

これではあまり意味がありません。

セゾンカードでマイル用のポイントをためるなら、次の方法がいいでしょう。


・ セゾンパール・アメックスでQUICPayを使う(還元率2.0%ただし年間30万円の利用上限に注意

・ SAISON GOLD Premiumなら、年間50万円以上利用で還元率1.0%

・ セゾン・ゴールド・アメックスで「SAISON MILE CLUB」に加入する(これについては陸マイラーの手段)


Vポイント

三井住友カードのVポイントが、入会キャンペーン等もあってよくたまっており、現在9,000ポイントあります。

結構使ってきたのが惜しまれます。

このポイントは有効期限2年ですが、2024年実施のTポイントとの統合により、実質無期限になるかもしれません(そうなった場合でも、ポイントの継続利用が前提)。

期待してしばらく、使わずためておくことにします。

なおこれに先んじて、2023年10月2日より、「Vポイント⇒Tポイント」の交換率が、1対0.8から等価となります。

現在三井住友Oliveでも年間100万円利用を目論んでおり、エポスゴールドと同様、毎年1万5,000ポイントが獲得できます。

VポイントからANAマイルへの交換率は、現在1対0.5です。

現在のTポイントからのマイル交換も同様です。

Tポイントも多少あり、今後はマイル交換を想定しておいたほうがいいかもしれません

WAONポイントからTポイントへの交換ルートもあります。

その他

三菱UFJカードのグローバルポイントも入会キャンペーンで大きくたまっていますが、こちらにはANAへのルートがありません。

あまり使っていませんが、エポスゴールドのサブとして活躍の余地があるOrico Card THE POINTもANAマイルに1対0.6で移行できるので、今後はこちらも活用していきます。

共通ポイントでは、Tポイント以外に楽天ポイントがANAマイルに交換できますが、ほぼためていません。

2枚のカードで年間1万6,500マイルためられる

結局のところ、メインとして使っている2枚のカードが頼りです。

2枚をそれぞれ年間100万円利用をすることにより、合計年間1万6,500マイルためられます。

実際はエポスの「選べるポイントアップショップ」特典やファミリーボーナスで、もう少し増えます。

結論として、2025年には隠れマイルを集めて8万マイルに届きそうです。

届かなくてもその翌年にはクリアします。

夫婦2人で4万マイルずつ使えて、これでどこに行けるかというと、香港、台湾、中国、フィリピン等です。

現実的な目標としては悪くありません。

隠れマイラーでも海外旅行ができる

隠れマイラーと言えば若干よく聞こえますが、今までは特に目標なくためていただけでした。

ある程度目標ができました

今後はカードの入会キャンペーン等もマイルにつなげ、早めに旅行を実現したいと思います。

陸マイラーを兼ねるのもひとつの手段ですが、2枚のカードの年間100万円達成がノルマのため、やや難しいかもしれません。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)

《沼島 まさし》
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沼島 まさし

執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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