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【新NISA】松井証券でJCBカードによるクレカ積立が開始へ ライバルの他クレカ積立の還元率比較も

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【新NISA】松井証券でJCBカードによるクレカ積立が開始へ ライバルの他クレカ積立の還元率比較も

新NISAは新たな資産運用の形として、すっかり浸透しました。

ポイ活勢にとってはクレカ積立が注目ですが、「クレカ界の巨人」ともいえるJCBはこれまで目立った動きを見せていませんでした。

いよいよ、その沈黙が破られたので紹介します。

松井証券でJCBカードによるクレカ積立が開始へ

現在、松井証券ではクレカ積立ができない

松井証券の提携クレカ「MATSUI SECURTIES CARD」(画像提供元:松井証券)

現在、松井証券ではクレカ積立ができません。

松井証券の提携クレカ「MATSUI SECURTIES CARD」は、松井証券に口座を保有している人向けのクレカです。

買い物利用金額の0.5%分が松井証券ポイントとして貯まり、貯まったポイントで投資信託を自動積立できます(1ポイント=1円)。

ただし、ポイントでなくクレカを直接使った積立はできません

発行元であるジャックスの「JACCSモール」経由で買い物すれば、ジャックスのオリジナルポイント「Jデポ」も貯まり、カード利用代金への充当も可能です。

JCBによるクレカ積立が解禁へ

JCBによるクレカ積立が解禁へ≪画像元:松井証券≫

そんな中、松井証券とJCBは、投資信託のクレカ積立サービスの提供に向けた基本合意を締結しました。

これまでクレカ積立とは一線を画していたJCBですが、ついに動きます。

対象カードは「オリジナルシリーズ」

対象カードは「オリジナルシリーズ」≪画像元:松井証券≫

対象となるクレカは、JCBが発行する「オリジナルシリーズ」です。

主な対象カードは、JCBザ・クラス(招待制)、JCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア(招待制)、JCBゴールド、JCBカードW、JCBカードSです。

提携カードは対象外のようですね。

主なクレカ積立の還元率を紹介!

松井証券×JCBは、クレカ積立では後発組です。

先行する他社のクレカ積立がどうなっているか、還元率に注目して紹介しましょう。

【SBI証券×三井住友カード】10/10締切分より条件が厳しくなる

クレカ積立の還元率が変更される≪画像元:SBI証券≫

9月10日積立設定締切分(10月買付分)までの、主な三井住友カードの還元率は以下の通りです。

  • 三井住友カード(NL):0.5%

  • 三井住友カードゴールド(NL):1%

  • 三井住友カードプラチナ:2%

  • 三井住友カードプラチナプリファード:5%

圧倒的にお得なのはプリファードですが、年会費永年無料のチャンスもありつつ、通常還元率の倍である1%還元のゴールドも見逃せません。

しかし、10月10日積立設定締切分(11月買付分)以降、主な三井住友カードの還元率は以下のように変更されます。

  • 三井住友カード(NL):最大0.5%

  • 三井住友カードゴールド(NL):最大1%

  • 三井住友カードプラチナ:最大2%

  • 三井住友カードプラチナプリファード:最大3%

前年のカード利用額に応じて、還元率が変動します。

プリファードは最大でも3%と、2%の還元率ダウンです。


【PayPay証券×PayPayカード】還元率0.7%

0.7%分のPayPayポイントがたまる≪画像元:PayPay証券≫

PayPay証券でPayPayカードによるクレカ積立をすると、0.7%分のPayPayポイントが貯まります。

一般カードでもゴールドでも還元率は変わりませんので、クレカ積立だけなら一般カードがお得です。

SBI証券×三井住友カードとは異なり、投信保有残高に対してポイント還元はありません


【マネックス証券×dカード】還元率最大1.1%

dカードによるクレカ積立をすると、最大1.1%分のdポイント≪画像元:マネックス証券≫

マネックス証券でdカードによるクレカ積立をすると、最大1.1%分のdポイントが貯まります。

「NISA口座×dカードGOLD」なら月10万円まで1.1%還元、それ以外の組み合わせでも月5万円までなら1.1%還元です。

古いdカード会員は、新しいdカードへの切り替えが必要となります。


【auカブコム証券×au PAYカード】還元率1%

au PAYカードによるクレカ積立をすると、1%分のPontaポイント≪画像元:auカブコム証券≫

auカブコム証券でau PAYカードによるクレカ積立をすると、1%分のPontaポイントが貯まります。

一般カードでもゴールドでも還元率は変わりませんので、クレカ積立だけなら一般カードがお得です。

「auマネ活プラン×au PAYゴールドカード」なら、12か月間の還元率は3%です。



【楽天証券×楽天カード】還元率最大2%

楽天カードによるクレカ積立をすると、最大2%分の楽天ポイント≪画像元:楽天証券≫

楽天証券で楽天カードによるクレカ積立をすると、最大2%分の楽天ポイントが貯まります。

カードによって、還元率が以下のように異なります。

  • 一般:0.5%

  • ゴールド:0.75%

  • プレミアム:1%

  • ブラック:2%

また、楽天キャッシュによる積立も月5万円まで可能で、0.5%分のポイントも還元されます。



「松井証券×JCB」はSBI証券(改定後)を参考にするか

「松井証券×JCB」も、先発組の還元率をもちろん参考にするでしょう。

個人的見解ですが、以下のような感じでSBI証券(改定後)の還元率を参考にして、以下のようにするのではないでしょうか。

・JCBザ・クラス(招待制):3%

・JCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア(招待制):2%

・JCBゴールド:1%

・JCBカードW、JCBカードS:0.5%

あくまでも、筆者の勝手な想像(妄想)ですが。

後発組となればそれなりのインパクトが必要です。

あとは、カード利用条件を付けるかどうかですね。

改悪リスクもありますが、最初はこの還元率で行きそうな気がします。

《角野 達仁》
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角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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