三菱UFJニコスは6月2日から、「三菱UFJカード」の個人会員向けに過去最高のポイント還元率を実現する新施策を開始しました。

新たに開始する「新ポイントアッププログラム」では、対象店舗での利用と各種サービスの登録・利用等に応じて最大20%相当のポイントが貯まります。

基本となる還元率は、対象店舗での利用分が7%に大幅アップし、さらに各種条件達成により最大13%分のスペシャルポイントが加算される仕組みです。

スペシャルポイントの獲得条件として、MUFGカードアプリへの月1回以上ログインで+0.5%、月間利用金額5万円以上で+0.5%など、カードサービス利用で最大3.5%を還元。また、三菱UFJ銀行の給与受取口座設定で+1.0%、三菱UFJダイレクトへのログインで+1.0%など、MUFGグループサービス利用で最大4.5%を還元します。

さらに、携帯電話料金や電気料金、Apple各種サービス、日経電子版、各種サブスクリプションなど「特定のサービス」のカード払い登録により、1登録ごとに+1.0%、最大5つの登録で+5.0%アップします。

対象店舗は全国のコンビニ、スーパー、飲食店など合計30ブランドに拡大。新たにアオキスーパー、東急ストア、近商ストア、ハーベス、サンリブ、ロッテリア、ゼッテリアの7ブランドが追加されました。

同時に、貯めたポイントをVisaのタッチ決済で使えるモバイル決済アプリ「グローバルポイント Wallet」の提供も開始。ポイントを1P=5円換算でアプリ残高にチャージし、Apple PayまたはGoogle Payに設定してタッチ決済が利用できます。毎月10日には利用金額の0.5%を自動でキャッシュバックする特典も付帯します。
MUFGカードアプリも同時にリニューアルし、ポイント残高と還元率を同一画面で確認できるよう改善。スペシャルポイントの達成条件項目も確認しやすくなりました。


今回の発表を受けてネットでは、「20%還元は魅力的」「オーケーなどスーパーでも高還元は三井住友にはない」といった意見がある一方、「条件のハードルが高くて複雑」「集計が1000円単位なので切り捨てが多い」「スマホタッチ決済がQUICPay以外対象外なのはトラップ」など、注意を促す意見もあります。