グレイスグループは、卵子凍結保管サービス「Grace Bank(グレイスバンク)」を運営し、30代未婚女性300名を対象に「冬のボーナスや貯金額、将来のために使いたいお金」に関する実態調査を実施し、結果を公表しました。
冬のボーナス支給は52.1%、半数が金額に納得
有職者236名のうち、今年の冬のボーナスが「出た」と回答したのは52.1%で半数を上回りました。受給者の金額分布では「~50万円未満」が合計66.7%を占め、「150~200万円未満」「200万円以上」は該当者なしでした。金額への納得度は、「かなり納得している」「まあ納得している」の合計が52.9%。一方で「あまり納得していない」「全く納得していない」は約3割となり、評価は二分しています。



貯蓄「不十分」83.7%、理想は「1000~3000万円未満」が最多
現在の貯金額について、将来への備えとして「不十分」と答えた人は83.7%に達しました。将来が安心と感じられる理想の貯金額は「1000~3000万円未満」が34.0%で最多となり、長期的な資産形成への関心がうかがえます。自由記述では、物価上昇や収支バランスへの懸念、投資や副収入を含む計画的な貯蓄の必要性を指摘する声が見られました。



将来の備えは「お金」「スキル」「健康」、卵子凍結は4.3%
将来の安心や選択肢を広げる取り組みとしては、「貯蓄・投資・保険などお金に関する備え」が90%で最多、次いで「スキルアップ・資格取得など仕事・キャリアのための取り組み」が56.7%、「運動や生活習慣の改善など日常的な体調管理」が43.0%でした。「卵子凍結など医療的な備え」は4.3%にとどまるものの、費用やリスクを確認したうえで検討したいとの意向が一定数確認されます。

グレイスグループは、東京都の「卵子凍結に係る費用の助成」などの情報提供を継続し、将来設計の第一歩としてAMH(アンチミューラリアンホルモン)検査の活用を促しています。
調査概要
調査方法:インターネットアンケート/対象:30~39歳の未婚女性/母数:300名/実施日:2025年12月11日(木)~2025年12月14日(日)/調査主体:グレイスグループ










