神奈川県箱根で旅館5店舗、飲食店4店舗を運営する金乃竹は、2026年7月30日(木)、傘下の旅館3施設(金乃竹仙石原、金乃竹塔ノ澤、松坂屋本店)における2026年夏休み期間の予約動向データを発表しました。
物価高が続くなかでも、平均客単価は前年比約120%の60,799円に達したほか、旅行予約サイト(OTA)を介さない自社直接予約の売上は前年同期比で約3倍に急増しました。平均滞在日数も拡大し、混雑や猛暑を避けた「平日避暑連泊」が定着するなど、旅行消費行動の変化が浮き彫りとなりました。
自社予約の売上が前年比3.06倍に急増
予約チャネル別の分析では、公式サイトによる直接予約の伸びが際立ちました。自社予約の売上高は前年比約3.06倍の約6,169万円に達し、予約件数は前期比約2.45倍となりました。会員向けCRM施策やSNSを通じた指名検索の獲得、公式サイト限定の最安値プランの拡充などにより、OTA依存からの脱却と利益率改善が進んだといいます。

客単価は20%増、「平日避暑連泊」も定着
全期間の平均客単価は、前年の50,367円から60,799円へと約10,000円(前年比120%)上昇しました。金乃竹仙石原では、7日前の直前予約における平均単価が100,972円と10万円を突破しています。金乃竹塔ノ澤の平日予約単価は67,873円で、前年より約6,000円上昇しました。

標高約870メートルに位置する箱根・芦之湯エリアなどは都心より平均気温が約5~6度低く、猛暑や混雑を避けて涼を求める需要が連泊の増加を後押ししています。平均滞在日数は全期間で前年比106.3%に拡大し、お盆期間に限ると111.6%まで伸びました。松坂屋本店のお盆期間の滞在日数は前年比120.0%に急増しています。平日の予約部屋数も555室から650室(前年比117.1%)に増加し、需要の平準化が進んでいます。

調査概要
対象期間は2026年7月18日(土)から8月31日(月)まで、比較対象期間は2025年7月19日(土)から8月31日(日)までです。
調査対象は、金乃竹が箱根エリアで運営する旅館3施設(金乃竹仙石原、金乃竹塔ノ澤、松坂屋本店)です。データ抽出日は2026年7月17日時点のオンハンドデータおよび過去実績となっています。






