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【3か月前先回り投資術】 11~1月権利確定銘柄途中経過と2月権利確定銘柄厳選5つ

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【3か月前先回り投資術】 11~1月権利確定銘柄途中経過と2月権利確定銘柄厳選5つ

月末恒例の記事、【3カ月前先回り投資術】。今回は、以前に紹介した11月権利確定銘柄の結果と12・1月権利確定銘柄の途中経過、そして2月権利確定銘柄の中から厳選5つご紹介します。


この記事の結論

11月権利確定の注目5銘柄の結果ですが、総上昇率は85.09%となりました。また、2月権利確定銘柄の中から厳選して5銘柄を紹介です。

1.ベスト電器(8175)
2.パスポート(7577)
3.イオン北海道(7512)
4.ユニーグループ(8270)
5.DCM(3050)

とりわけイチオシは、ベスト電器(8175)とDCM(3050)です。

11月権利確定銘柄の結果と、12・1月権利確定銘柄の途中経過報告

8月下旬に11月権利確定銘柄を5つ紹介しましたが、その結果から見てみます。


表の中の「最高値」とは、銘柄を紹介してから権利付最終日(11月30日が権利確定日ならば11月25日が権利付最終日になる)までの間にマークした、最も高い株価を指します。また株価の後の括弧内日付が最高値をマークした日付となります。


11月注目銘柄の中でとりわけ目立ったのがサムティ(3244)です。上昇率は33.54%と、株投資としては非常に効率の良い銘柄となりました。

5つの銘柄をすべて保有し、かつ最高値で売ることができたとしたら、資産は85.09%増加した計算になります。ただし、最高値で株を売るのは相当難しい話で、プロのトレーダーでも至難の業と言われています。

今回の資産増加率の平均値16.41%(5銘柄上昇率の平均値)ぐらい達成できたら、投資として成功と考えて良いと思います。

いずれにしろ、11月権利確定銘柄を見る限りでは3カ月前先回り投資術が有効であると言えると思います。

12・1月権利確定銘柄の途中経過

次に、12・1月権利確定銘柄の途中経過を見てみます。


帝国繊維(3302)の上昇率がとりわけ目立っている

12月権利確定の注目銘柄

ですが、5銘柄すべてがプラスとなっています。順調です。



1月権利確定の注目銘柄

は、今のところ大きな変動はありませんね。一応プラス圏で推移していますが、今後のさらなる上昇を期待したいところです。


2月権利確定銘柄厳選5つ

では、3か月後の2016年2月権利確定銘柄の中で、とりわけ株価上昇が期待できる注目銘柄を5つ挙げてみます。

その前に、3か月前先回り投資術における銘柄選定基準をおさらいです。

1.株主優待設定銘柄
2.なるべくお手頃価格で買える銘柄 (高くても20万円以下が理想的)
3.配当利回り(または優待利回りと合わせた総利回り)が高い

この3つの条件を満たす2月権利確定銘柄を厳選5つご紹介です。


≪最低購入価格順 データは執筆時点のもの≫

ベスト電器(8175)


≪画像元 http://www.bestdenki.ne.jp/≫

会社概要:ヤマダ電機の傘下の家電量販運営会社。地盤は九州。
PERとPBR:16.46/0.52
配当:1円
優待内容:100株以上保有で5,000円分の株主優待券

株主優待の識者なら誰もがイチオシのベスト電器株主優待。配当はたったの1円ですが、優待利回りと合わせた総利回りは驚愕の37.77%です。業績はイマイチですが人気の株主優待銘柄ですから、2月に向けての株価上昇が期待できると思っています。

執筆時点でのPERとPBRもなかなかの割安数値となっていますし、株価もまだまだ底値圏。イチオシです。

パスポート(7577)


≪画像元 http://www.passport.co.jp/index.html≫

会社概要:首都圏をメインとし全国展開しているインテリア・生活雑貨専門店。
PERとPBR:34.52/2.63
配当:5円
優待内容:100株以上保有で500円分のクオカード

営業益は赤字から復帰予定です。その割には株価が底値圏で放置されている感がありますから、2月に向けてある程度株価が上昇すると見ています。3万円台で買えるお手頃株ですので、狙ってみると良いかもしれません。

イオン北海道(7512)


≪画像元 http://www.aeon.info/≫

会社概要:イオンの子会社、イオンの北海道事業を管理・運営。
PERとPBR:16.75/1.86
配当:10円
優待内容:100株以上保有で2,500円分の優待券

文字通りイオン系列の会社です。配当と優待を合わせた総利回りは6%オーバー。先に挙げたベスト電器と比較すると色あせて見えますが、総利回り6%オーバーの優待銘柄はそんなに多くありません。株価もまだまだ上昇余地があるようですし、狙い目の銘柄だと思います。

ユニーグループ・ホールディングス(8270)


≪画像元 http://www.unygroup-hds.com/index.html≫

会社概要:大手の総合スーパー運営会社。傘下にコンビニのサークルKサンクス。
PERとPBR:115.78/0.59
配当:20円
優待内容:100株以上保有でユニーグループ商品券1,000円分

株主優待名人の桐谷氏と筆者の共通点ですが、総利回り4.0%が優待銘柄を選ぶ一つの基準です。こちらユニーグループは総利回り4.03%と、“名人”基準をクリアしている好銘柄。株価は11月初めに底を打ったと思われますので、狙うタイミングが肝心です。

DCM(3050)


≪画像元 http://www.dcm-hldgs.co.jp/index.html≫

会社概要:ホームセンター業界首位のDCM。傘下にカーマ、ダイキ、ホーマック。
PERとPBR:11.44/0.68
配当:20円
優待内容:100株以上保有でDCMブランド商品詰合せ

優待商品の価格は公表されていませんが、概算で2,000円分とし優待利回りを計算しています。売上や営業益は鈍化していますが、株価はちょっと売られすぎ。今回紹介する5銘柄のなかでPERとPBRの値が一番低い、つまり一番の割安株となっています。

総利回りも4%を大きく超えていますので、かなり狙い目かと。5銘柄の中で、ベスト電器かこのDCMの株価上昇期待値が一番高いと見ています。(執筆者:堀 聖人)

《堀 聖人》
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「お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう」ことをライフテーマとするアラフォー。銀行にお金を預けるだけでは時間とお金を活かしきれていないと悟り、お金がお金を生む仕組みを独学で学ぶ。投資歴は株式投資8年、FX3年。開設済み証券口座は5口座、FX口座は10口座以上。株式投資、FX投資、クレジットカードをメインに鋭い視点からなるコラム執筆中。日経ヴェリタスなどでもコメント。 <保有資格>:第二種証券外務員資格 <メディア掲載>:日経ヴェリタス 2015年11月15日号、 株完全ガイド(晋遊舎) 寄稿者にメッセージを送る

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