先週は上昇トレンドを維持しつつ上放れの高値更新の勢いを継続させ、さらなる上値追いで節目とみていた2万8,300円から2万8,500円を難なく上抜けして、次の節目とみていた2万9,000円前後に日柄的に意識する辺りで到達し息切れの雰囲気で週末入りとなりました。

この息切れが1日2日レベルのものか、押し目レベルなのか、調整や下落となるかの見極めは今週以降に見極めとなると考えるも、現段階は上昇トレンド継続中で下げ初めの兆候は何一つない状況を踏まえると押し目というイメージで現状を見るのが妥当であると考えます。

米国の動きから見ると状況次第では月曜日2万8,300円を割り込んでの寄り付きもあり得る値動きとなっており、今回の上昇での押し幅が600円前後となっているので2万8,300円前後で始まるとなると値幅的に寄り付きは買いとなりますがどうなるでしょうか。

逆に週明けが寄り付いて陰線形成で高値から600円以上押すようなこととなれば10月30日からの上昇の勢いに陰りが出ることとパターンが崩れたという事で投資家の心理に変化が出ることとなるので注意深く観察が必要であると考えます。

10月30日から始まった上昇も周期的には3か月目でいつ調整や下落が来てもおかしくない周期になっているので1月18日以降の動きは、非常に興味深く見極めたいと思います。

コロナの感染拡大、株価への影響は限定的

今週の日経平均は、トレンド・需給共に変化がでるのが見極めの1週間になる

ファンダメンタル的に見ると、世界的にコロナの感染拡大は猛威を振るうも株価への影響は限定的となっています。

また、米国では今週本決算の影響が本格化してくる時期で45日前ルールの売りが出てくるタイミングと重なることで需給に変化が出るか注目です。

さらにバイデン大統領が正式に就任しマーケットがそれにどのように反応するかも非常に大きな要素になると考えます。

国内では、非常事態宣言により昨年同期比7割減収というニュースが出ています。

この手のネガティブが一面トップに出てくる頻度が高くなってきているのも事実です。

現状分析

5日線

現状分析

上向きを維持しており、位置も5日線に触れることなく上へ乖離を維持しており短期的に過熱状態であると推察されます。

25日線

変わらず上向き上への乖離を維持したままとなっており、トレンドとしては明確に上昇を維持している形状となっています。

75日線

変わらず上向き上を維持となり並びは安定上昇を示しています。

週末の足型

木曜日に上髭長めとし木曜日金曜日で「かぶせ線」で下を示唆となっています。

トレンドライン

上は引ける線が無いので値幅的に計算式で算出の横軸を意識しつつ、下に関しては目先10月30日と1月6日の安値を結んだラインを急上昇維持のラインと考えます。

そして上昇トレンド維持のボーダーラインとしては、3月の安値と10月30日の安値を結んだラインを意識します。

横軸では12月もみ合いの上限2万6,900円どころと、その下限の2万6,300円どころを意識していきます。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

完全系の強さを示す位置取りとなっています。

遅行線と日々線は一日ずれて天底一致となったことで押すことを示した通りの動きとなっています。

ボリンジャ―バンド

バンドが拡大しながら上へのバンドウオーク継続中で+2σをサポートラインとして上昇しています。

週明+2σを割ったのちどうなるかに注目です。

スローストキャスト

2本のラインは上まで上げてデットクロシュとなり、今後この2本のラインが強弱を示してくれると考えます。

総合判断

総合判断

現状上昇ではあるものの徐々に強さに陰りは出始めています。

現時点では上昇中ですので、トレンドには逆らわず長期的な目も持ちながら見極めたいと考えます。

10月30日から始まった再上昇がいつまで続くのか周期も気にしつつ、今の勢いだと3万3,000円前後まで上げるかもという要素もありますので、変わらずフラットな気持ちで相場と向き合っていきたいと思います。(執筆者:城 晶子)