新年を迎え、「今年こそお金を貯めたい」と決意を新たにしている方もいらっしゃるかもしれませんね。貯める習慣が身に着く、5つのポイントをお伝えいたします。
目次
1. 具体的な目標を立てる
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「お金を貯めよう」という、あいまいな目標ではなかなか貯めることは出来ません。具体的な目標を立てることが重要です。「旅行費用を貯める」という場合で考えてみましょう。
まずはパンフレット等で、どのくらいお金が必要となるのか、おおよその金額を把握します。次に、いつまでに準備するのか考えます。そうすれば、毎月の給料やボーナスで、いくら積み立てていけば目標達成できるのかというところが見えてきます。
目標や期限、金額を把握することで、日頃のお金の使い方や、お金に対する意識も変わってくることでしょう。
2. 収入が入ったらまずは貯蓄。残ったお金で生活
「お金を貯めることが出来ない」と言う方の多くが、「収入が入ったらまずは使う。そして残ったお金で貯蓄する」という考えを持っているものです。これではなかなか貯まりません。
「収入が入ったらまずは貯蓄。残ったお金で生活をする」という癖をつけるようにしましょう。そのための有効な手段として、会社の財形貯蓄制度や金融機関の自動積立預金等があります。利用してみると良いでしょう。
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3. 日常の消費行動を分析
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つい、無駄遣いをしてしまうという方は、自分の消費行動を分析してみましょう。
例えば私の場合、仕事や打ち合わせの合間に、ふらっとデパートに入ってしまった時に、洋服を衝動買いしてしまう傾向があります。
時間がない中での買い物は、冷静な判断が出来なくなってしまいますし、「買ったものの、似たような服を持っていた」というように、後悔することもしばしばです。こんな私は、「仕事の合間にはデパートに寄らず、カフェで読書をする」という行動をとるのが良いのかもしれませんね。
「一晩で大金を使ってしまう」→「財布の中に、たくさんお金を入れるからだ」→「今日使う分だけのお金を入れておこう」
…というように、自分の消費行動を振り返ることで、次にどうしたら良いのかわかってくるものです。
4. クレジットカード契約を思い切ってやめる
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財布に現金がなくても、クレジットカードがあれば欲しい物が手に入ります。私の衝動買いも、もしもクレジットカードを携帯していなければ、あきらめて買わずに済んだことでしょう。
クレジットカードがあるから、つい浪費してしまう……という方は、思い切って契約をやめ、代わりにデビットカードや電子マネーを利用してみるのも1つの方法です。
前者は口座から即時に買い物代金が引き落とされ、後者はあらかじめ入金(チャージ)して支払いに利用するものです。常に残高を意識しながら買い物をするようになり、使いすぎを防止することが期待できます。
5. ディシジョンツリーで頭の中を整理する
お金には限りがあり、全てを手に入れることは出来ません。「これは今必要な物なのか」、「欲しい物なのか」、「後でもいいのか」というように、頭の中を整理整頓することが大切です。それをより合理的に行うために、「ディシジョンツリー」という手法があります。
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例えば、電子レンジの購入を検討していたとしましょう。最新モデルもあれば、ひとつ前の型のタイプ、昔ながらのタイプ等、様々です。
「最新モデルはレシピ数が多い。しかし、値段が高い」、「ひとつ前の型なら、レシピ数は少ないけれど安い」等、それぞれのメリットやデメリットを書き出してみることで、自分にとって最適な物はどれなのか、そもそも本当に必要かといったことが見えてくるのです。頭の中を整理し、意思決定に役立てられるディシジョンツリーを作ってみましょう。
お金を貯める習慣が身につく5つのポイントの中で、これは出来そうだな~と思うものはありましたか。あれば、トライしてみてくださいね。(執筆者:横井 規子)