共働きで、完璧に家事をして、なおかつ家族との時間もたっぷりとる、というのは不可能です。
共働きで収入が多くても、家事で疲れて家族との時間が減ってしまったり、余計な出費が増えてしまうのはもったいないですよね。
そこで、今回は参考に、我が家で実践している家事のやり方について紹介いたします。
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目次
厳密に決めすぎない
「家事分担」というと、「夫はゴミ出し、風呂掃除……」のようにそれぞれの役割を決めるイメージがあります。
でも、厳密に決めすぎない方がうまくいく場合もあります。
我が家の場合、夫婦ともに変則的な働き方をしているため、厳密に決めたところでそのとおりには遂行できません。
たとえば、「食器洗いは夫の仕事」と決めても、夫が残業続きになると食器を洗えないときもあります。
役割分担はあくまでも「基本」であって、「絶対」ではないと考えると楽になりますよ。
必要に応じて動く
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我が家では、食器洗いは夫の役割です。でも、昼間に使った食器はわたしが洗わないと夕食の準備に支障をきたすこともあります。
また、前述のように夫の残業が続いたりすると、食器はどんどん溜まってしまいます。
逆に、洗濯は基本的にわたしの役割ですが、わたしが朝から仕事で出かけて夫が遅番、というときには、夫が洗濯してくれることもあります。
洗濯物を畳むのも、メインはわたしですが、夜までたためていなければ夫がテレビを見ながら畳んでくれることもあります。
夫もわたしも忙しいときには、子供にお願いすることもあります。
このように「できる人がやる」というスタンスも、平和な家事分担には必要ではないでしょうか。
分担制+思いやりでうまくいく
このように、我が家は基本的には分担制です。厳密な分担制だけでも、ゆるく「できる方がやる」だけでも、上手くいかないと感じています。
・両方ひまなときや両方忙しいときは自分の役割を果たす
という感じです。
ただこのスタンスでの家事分担には、問題もあります。
それは、「両方忙しいときにはどうしても家事が溜まる」という問題です。
両方忙しいときには、「最低限自分の役割だけはこなす」というのは基本ルールですが、どうしても完璧にできないこともあります。
外注するか、目をつむるか?
共働きで家事も完璧に、という意識は捨てなければなりません。我が家のように、夫もわたしも勤務時間が長いと、絶対に無理です。
ではどうするか?
選択肢は2つになります。
・できない分の家事は外注する
・目をつむる
完璧を求める人は外注がおすすめ
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「共働きで忙しくても、家の中はつねにきれいにしておきたい!」という意識が強い方は、お金がかかっても家事の外注をした方がいいでしょう。
お金がもったいないと思っても、散らかった家でストレスを溜めるよりはマシです。
我が家では、外注することがあるのは買い物ぐらいです。忙しいときはネットスーパーを使って食材を買っています。あとはエアコンクリーニングぐらいですね。
割り切れるなら目をつむる
我が家は、どちらかというとこのスタイル。普段は多少家の中が散らかっていても、洗濯物が溜まっていても、気にしないようにしています。
ただ、これができるのは夫婦ともに「家事に手が回らないど忙しい」という状態になるのはせいぜい2~3日間だからです。
どちらかは家事ができる状態になっていることが多いため、そこまでひどい状態にはなりません。もともとモノも少ない家なので、散らかっても片づけにかかる時間が短いのも強みです。
共働き家庭の家事はお金をかけるか気にしないか
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仕事・家事・家族の時間のうち、もっとも優先順位が低いのは家事ですよね。
だからこそなるべく夫婦平等に分担して負担を減らしたいのですが、実際にはうまくいかず、ケンカになってしまう人も多いです。
家事は、お金をかければいくらでも外注できます。もしくは、「多少散らかっていても死にはしない」と割り切ってしまえば完璧にできなくてもストレスが溜まりません。
家事分担に正解はありません。自分たちが「お金をかけてでもきれいにしておきたい」と思うか、「お金をかけるぐらいなら散らかっていてもいい」と思えるか。
分からなければ、家事代行を依頼したり数日家事を放棄してみたりして、どちらが納得できるか考えてみてはいかがでしょうか?(執筆者:吉見 夏実)