布団をクリーニングに出すと、敷布団と掛布団のセットで8,000円ぐらいはかかります。さらに、布団が戻ってくるまでに2週間程度かかってしまうんですよね。
コインランドリーを使えば、当日中に洗濯が完了し、しかも費用もお得です。とは言え、我が家には車がなく、自力で布団を持って行くのは不可能。
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「布団を洗いたい、でも高いし不便。でも車は無いし…」と、悩んでいても仕方ないので、一念発起してコインランドリーを使ってみました。
そのレポートをお伝えします。
最後に、コインランドリーにかかる時間と費用についてもまとめていますので参考にしてくださいね。
目次
車が無いならタクシーorレンタカーを使おう
車が無くても、免許があれば、レンタカーやカーシェアリングが利用できます。
自宅やコインランドリーの近くにお店があれば、
・コインランドリーから自宅に運ぶ
と2回に分けてカーシェアリングを使うことで、費用はかなり抑えられます。
※カーシェアリングの相場は15分200円程度。
タクシーを使う場合は、自宅からコインランドリーの距離によって料金が変わります。
わたしは、夫が免許を持っているのですが、せっかくの休日に家の用事を頼むのも悪いですし、本人もちょっと面倒くさそうだったので(笑)、タクシーを使うことにしました。
コインランドリーに行く前の準備
いきなり布団を持ってコインランドリーに行ってはいけません。まずは、必要なものを準備しましょう。
ランドリーバッグ
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布団袋があれば、それを使いましょう。取っ手付きのものがあると便利ですよ。
わたしは、取っ手付きの布団袋が1つしかありませんでしたので、クリーニング屋さんのエコバッグに掛け布団を入れることにしました。100円ショップにも売っていますよ。
硬貨・千円札
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コインランドリーと言うとおり、コインが必要です。両替機はありますが、千円札しか対応していない可能性が高いです。
実は、わたしも行ってからお金が足りないことに気付きました。幸いはじめの洗濯分はあったので、洗濯しているあいだに1万円札を崩し、乾燥機を使いました。
近くにコンビニなどお店が無いところだと特に、先に100円玉や千円札を用意しておきましょう。
麻紐
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キルティング加工がされていない布団を洗濯するなら、麻紐で縛らなければなりません。キルティング加工とは、布団の縦横などに縫い目が入っていて、綿が寄らないようにしてある加工のことを言います。
キルティング加工がされていない布団の場合は、布団を縦に丸めて、麻紐で縛ってから洗濯機に入れてくださいね。ビニール紐だとすべって取れてしまうことがあるようですので、麻紐がおすすめです。
はさみ
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麻紐で縛る作業は、コインランドリーでやった方がいいと思います。縛った状態の布団は布団袋に入りにくいので。
また、乾燥の仕上げをするときには麻紐を外した方がいいので、はさみが必要です。忘れず持って行きましょう。
ランドリーバッグ
硬貨・千円札
麻紐
はさみ
コインランドリーで洗濯する手順
今回は、子供の掛け布団と敷布団を洗濯することにしました。
家族分一気にできればいいのですが、それだけの布団をタクシーで運ぶのは大変ですし、コインランドリーにそれだけ空きがあるとは限りません。実際、わたしが行った日は半分以上埋まっていました。
洗濯は洗濯機もしくは洗濯乾燥機
コインランドリーに付いたら、まずは洗濯機に布団を入れます。キルティング加工されていない布団は、麻紐で縛ってから入れてくださいね。
このような作業台があるので、ここで作業しましょう。
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コインランドリーによって置かれている洗濯機の種類や大きさの種類は違いますが、布団を洗うなら10kg以上の洗濯機を選びましょう。
わたしが行ったコインランドリーでは、洗濯機は1つしかなく、代わりに洗濯乾燥機がたくさんありました。
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コースを選択、コインを入れてスタート
布団を入れて扉を閉めたら、コースを選択します。少量と標準の2コースあったので、標準を選び、コインを入れました。
この洗濯乾燥機では、追加で100円を入れることにより乾燥の延長ができる機能がありました。100円で9分間乾燥時間を延ばせます。わたしは200円入れて、合計18分間追加しました。
洗濯乾燥機のコース時間
乾燥:35分間
合計:60分間
追加乾燥をしたので、合計78分間です。
敷布団・掛布団をそれぞれセットしたら、あとは約80分間待ちます。わたしはとてもその場で待っていられないので、近所の喫茶店に行き、仕事をしながら街ました。
ちなみに、洗濯のみの洗濯機だと、洗濯時間は40分程度です。
洗濯後は乾燥
洗濯乾燥機が終わるころを見計らってコインランドリーに戻り、乾燥具合をチェックします。40~50分間乾燥機にかければほとんど乾いているはずですので、麻紐を使っていた場合ははさみで切って、外してしまっても大丈夫です。
合計53分間乾燥機をかけていたのでほとんど乾いていましたが、まだ内側が湿っていたので、今度は乾燥機を使います。
乾燥機に入れ、お金を入れたらスタート
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さっき内側になっていた方が外側になるように畳んで、乾燥機に入れます。掛布団は10分間だけ、敷布団は20分間乾燥機にかけました。
やはり、敷布団の方が乾きにくいですね。真夏ならだいたい乾いたところで終了し、自宅に戻ってから干しておいても乾きますよ。わたしは、熱がこもったままにならないように部屋に広げておきました。
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今回かかった費用と時間
今回は、掛布団1枚と敷布団1枚をコインランドリーで洗濯しました。
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かかった費用
(内訳)
洗濯乾燥機10kgタイプ 60分間900円+追加乾燥18分200円=1,100円
乾燥機14kgタイプ 10分間100円×2セット=200円
・掛布団 1,200円
(内訳)
洗濯乾燥機10kgタイプ 60分間900円+追加乾燥18分200円=1,100円
乾燥機14gタイプ 10分間100円×1セット=100円
・タクシー代 往復1,660円
・合計 4,160円(交通費除くと2,500円)
かかった時間
(内訳)
洗濯乾燥機(洗濯) 25分間
洗濯乾燥機(乾燥) 35分間
洗濯乾燥機(追加乾燥) 18分間
乾燥機 10分間
・敷布団 98分間
(内訳)
洗濯乾燥機(洗濯) 25分間
洗濯乾燥機(乾燥) 35分間
洗濯乾燥機(追加乾燥) 18分間
乾燥機 20分間
・その他往復の時間など約20分間
合計 約120分間(2時間)
乾燥は60分程度がおすすめ
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コインランドリーで布団クリーニングをするとき、一番気を付けたいのが乾燥です。
しっかり中まで乾いていないと、せっかく洗ったのにまたすぐカビが生えてしまいます。今回の洗濯では、掛布団で63分間、敷布団で73分間乾燥させました。
乾燥の工程では、途中で内側になっている方を外側にして畳み直すことで、効率よく乾かせます。わたしも、もう少し早めに畳み直しをしていればもう少し短時間で済んだかもしれないと思っています。
行くまでは「わざわざタクシーで布団を洗濯するなんて…」と億劫でしたが、やってみればかかった時間は2時間程度。布団クリーニングの業者と比較すると、圧倒的に短時間ですし、金額的にも半分以下で済みますよ。
布団クリーニングに出すと2週間ぐらいかかってしまいますし、レンタル布団を使う費用も必要になります。布団レンタルも同時に申し込めるクリーニング業者もあり、別の業者に注文するよりは割安ですよ。(執筆者:吉見 夏実)