毎日の食事づくりというのは、家事の大部分を占める仕事です。
そのうえ、コスト、スピード、味、見た目と様々なパフォーマンスを要求されます。
ラクをしようとすると、お惣菜や半調理製品に頼りがちになって食費がかさむことも。
そこで、いつもの料理のついでにちょっとストックしておくだけで、料理の時間を短縮できるだけでなく、ムダな出費が減ってそのぶん貯金ができるワザを紹介します。
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目次
1.おにぎりのストック
ごはんは炊飯器で炊きますが、時間に余裕があるときは多めに炊いて、炊きたてごはんでおにぎりをつくります。
塩むすび、まぜご飯、おかか、焼きおにぎりなど、なんでもOK。一つずつラップして冷凍し、ジップロックにまとめておきます。
子どものおやつがわりに、小腹が空いたときに、時間がないときの朝ごはんに。
レンジでチンするだけで美味しいほかほかおにぎりが食べられてとても便利。
ついスナック菓子やパンで済ますところを、ストックしておいたおにぎりにすることで安くてヘルシーです。
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2. お弁当のおかずストック
こだわったお弁当でなくてもいいなら、ストックおかずで朝のお弁当づくりの時間が劇的に短くなります。
レンジが使えるタイプのおかずカップと保存容器を用意。2週間に1度程度、ホウレンソウごまあえやひじき炒め、きんぴらなどをまとめてつくってカップに入れて冷凍します。
まとめてつくる以外にも、夕食の副菜などをちょこっと取り分けて冷凍しておけばバラエティーに富んだストックがつくれます。
夕食のおかずがハンバーグやからあげのときは、お弁当用にちょっと小さめのものをいくつかつくって冷凍しておくのがおすすめです。
お弁当おかずストックのおすすめポイントは、同じものを食べ続けなくていいところです。
夕食の残りを翌日のお弁当に入れるテクはみなさんされると思いますが、続いて食べてる感がありますよね。
冷凍おかずは間をあけてから登場させられるので残り物という感じがしません。
職場など、お弁当を食べる時に電子レンジが使えるなら冷凍のまま詰めるだけでOKですし、副菜などはお昼には自然解凍されていてそのままでおいしく食べられますよ。
写真はひじきと人参・油揚げの炒め煮です。
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3.アレンジできる半調理素材のストック
急いでごはんをつくりたいとき、一つのステップでできない料理は面倒ですよね。
そんなときにアレンジ次第でいろいろな料理になる、すぐに使える素材が冷凍されていると便利です。
おすすめは、ひき肉と玉ねぎを炒めたもの。マーボー、グラタン、カレー、オムレツなどに使えます。
下ゆでした青野菜があると、急いでいても野菜が摂れて安心です。ブロッコリーやホウレンソウなど、炒めものに加えたりみそ汁に入れたりと万能です。
写真は、上で使った油揚げをまとめて油抜きした残りで。半分は刻んで冷凍、みそ汁の具などに。半分は甘辛タレの含め煮にして、きつねうどん用に。
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4.牛丼や豚丼など一人分のストック
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丼もののおかずをつくったときは、一人分を小さい保存容器か、一人分の量をジッパー袋に入れ平らにして冷凍。
ジッパーの下で折り返しておくと、溝に汁が入らず解凍したときに開けやすくなります。主婦のお昼ごはんなどに重宝しますよ!
冷凍食品やレトルト食品代がかからなくなります
ネットや雑誌で時短・ラク料理はいろいろと紹介されていますが、複雑なことが苦手な私が続けているのがこのような料理ストックです。
このような習慣があると、冷凍食品やレトルト食品をわざわざ買う必要がありません。
ストックをするからといって食費が大きく上がることもありませんし、添加物なしの手づくりなので安心です。
ただし、自家冷凍なので一か月以上など長期冷凍はせずに、早めに回していくようにしましょう。
時間もお金も節約できるので参考にしていただけたら幸いです。(執筆者:野原 あき)