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お年玉は、子供にとってお正月の最大の楽しみ
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親としては
我が子や親せきの子供にいくらあげればいいか。
など、悩むことが多いと思います。
そこで、今回はお年玉を教材として親が子供にやっておきたいお金教育や、親の悩みの種であるお年玉の金額の決め方についてお話しします。
お年玉は親子でお金について考える際のよき教材
日ごろ親が与えるおこづかいと違い、子供にとっては大金となるお年玉ですが、ほしいままに無計画に買えばせっかくの「大金」もあっという間になくなります。
そのことを、親は子供にしっかり教えなければなりません。お正月にもらうお年玉はその際のよき教材となります。
子供がお年玉を有効活用するために親がやるべきこと
子供にお金教育をしながらお年玉を有効活用させる具体的な方法についてお話しします。
子供がお年玉を有効活用するために親がやるべきことはいくつかありますが、まずはお子さんと次の3点について話し合っておきましょう。
1. 何に使うか
2. いくら使うか
3. 残ったお年玉はどうするか
子供がお年玉をむだづかいしないためには、子供自身が計画的にお金を使う必要性をしっかりと認識する必要があります。
しかし、実際にお年玉をもらうと舞い上がってついむだづかいしてしまう子供も多いので、お年玉の使い道についてはお年玉をもらう前にある程度子供と話し合っておきましょう。
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小さな子供には「1. 何に使うか」を話し合う
小さな子供のお年玉は自動的に親が管理する形となります。
その場合も、お年玉を「何に使うか」についてだけは、可能な限り子供と話し合うことをおすすめします。
年代別お年玉管理方法
お年玉は子供が日常で使うには多すぎる金額です。そのため、親がお年玉を管理することも必要となります。
ここでは参考までに、筆者が実際に行った「年代別お年玉管理方法」をご紹介します。
乳児~小学校4年生まで
・全額親が管理し、親が「これは子供に与えてもOK」と思うものにだけお金を出す。
・残りは全額子供名義の銀行口座に貯蓄しておく。
小学校5年生~
・半額親が管理し、あとの半額は子供がどうやって使うかを自分で考えさせる。
・親の管理分は全て子供名義の銀行口座に貯蓄しておく
我が家は以上の方法でお年玉を親子で管理し、貯蓄したお金はのちに自動車学校の費用などのために使う事で合意しました。
なお、親が管理する比率についてはそれぞれのご家庭の状況に合わせてお考え下さい。
親がお年玉を管理する上で心がけるべきこと
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子供のお年玉は、家計など他の会計と切り離して管理することが重要です。
親が勝手にお年玉を使ってしまうと、子供は親を信用しなくなります。
そのため、子供がある程度大きい場合は
ことを伝えておく必要があります。
その上で、貯蓄しているお金を将来どう使うかについて、折に触れて子供と話し合う習慣をつけておくと、子供は将来自分に必要なもののためにお金をためることの重要性を自然に学んでいきます。
親族内のお年玉金額は事前に取り決めをするとよい
最後に、「お年玉をいくら渡したらよいか?」という点についてお話しします。
通常、お年玉のやり取りは主に親族間で行われますが、その際に金額の違いがあると不公平になります。
そこで、親族間でお年玉の金額を決めておくことをおすすめします。
メリット
1. 親がお年玉の金額に悩まない
2. 子供に不公平感が生じにくい
3. お年玉をいくらもらえる予測できる
特に3番目は重要です。
子供自身がお年玉の金額を予測し、それにもとづき具体的に使い道を考えることができるからです。
それを通してお金の有効な使い方を学べればベストです。
我が家は年代別に次のように取り決めました
祖父母 → 孫
乳児~大学生一律5,000円
おじ・おば → おい、めい
・ 未就園児:2,000円
・ 小学生:3,000円
・ 中学生:4,000円
・ 高校生:5,000円
・ 大学生以上:なし
ただし、金額についての考え方は当然ご家庭により違いますので、そこは柔軟に対応してください。
お正月の団らんで金銭教育
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お正月は子供の学校はもちろん、親の仕事も休みのご家庭が多いため、最も親子で話をする時間が取りやすい時期です。
そんな時こそ、お年玉を上手に活用する方法について、夫婦や親子でじっくりと話し合ってみましょう。(執筆者:大岩 楓)