世の中では働き改革で残業代が減ることで必要に迫られている人が増えたことや、企業としてもスキルアップに役立つため後押ししていることもあり、副業ブームとなっています。
そして、リタイア世代の方にも年金収入をカバーし新たなやりがいを見つけるためにこの副業にチャレンジする方もいます。
今でもリタイアした方が、副業として始める不動産ビジネスの王道は「大家業」であります。
しかし、新たな借り入れをおこして賃貸住宅を建築するには最近の建築基準法違反や金融機関の不正融資の問題は、この大家業への参入を躊躇させる1つの原因になっていると思います。
それでも、すでに持っている土地や建物をそのままにしておくことにも抵抗がある方へ、今回はこれらを「副業」させることをご提案したいと思います。
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不動産の余っている時間や空間をうまく活用して収益を得る
ここで私がいう、「不動産の副業」とは不動産の余っている時間や空間をうまく活用して収益を得ることをいいます。
余っている時間、自分が利用していないときに貸し出す方法としては日単位ではエアービーアンドビーなどの民泊サイトが有名でありますが、スペースマーケットのような時間貸しタイプもあり、結構な高収益を得ている事例もあるようです。

そして余っている空間を貸し出すサービスには、店舗を中心とした軒先貸しビジネスもあれば、一般住宅やマンションの空き駐車場を貸し出す「アキッパ」などのサービスもあるなど、個人でも簡単に不動産の副業ができます。
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企業などにも属さず、自分の都合やスキルにあった仕事を単発で受注して生活していく
「副業」というものに関して、かつての家で何かを手作業でコツコツ作るような、そんな暗くて地味なイメージが一定年齢以上の人にはあります。
しかし、今は本業でも企業などにも属さず、自分の都合やスキルにあった仕事を単発で受注して生活している人もおり、そのように成り立つ経済形態を「ギグエコノミー(Gig Economy)」といったり、単発で仕事を受けることを「ギグする」といったりするようであります。
呼び名は音楽用語から転じたためいかにも若者風ですが、もはや全世代の必須アイテムとなったインターネットを用いれば
ができ、これを行うために所有者がしなければならないこととは、何千万円に対する投資判断でなく、
・ サイトに登録すること
・ 気持ち良く使ってもらうために掃除や整頓
ぐらいではないかと思います。
このように、不動産の副業によってお金を生み出すサービスは世の中で日々生まれていますので、不動産の活用方法をお考えの方は気軽にGigしてみてはいかがでしょうか?(執筆者:田井 能久)