秋のピクニックシーズンが到来しました。
秋晴れの下で食べるお弁当はとてもおいしいです。
「うちは毎日のようにお弁当作ってるし、ピクニックぐらいは買って済ませるわ」という行楽弁当は買う派の人も
というのは気になるところだと思います。
今回は節約主婦の私が、行楽弁当を手作りした場合と、買ってきた場合にかかる金額を実際に作ったお弁当の材料費から徹底比較していきます。
目次
【検証1】実際に買ったお弁当の材料費を計算
下記は私が実際に家族でピクニックに行くために作ったお弁当のおかずと、材料費です。
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【大人2人+幼児2人分 計4人分】
・ きんぴらごぼう
・ イカフライ
・ 手羽元オーブン焼き
・ 小ねぎ入り卵焼き
・ オーブンポテト
・ 入り卯の花
・ ちくわきゅうり
・ 薔薇ハム・花びらの形のハム
・ 鶏そぼろ入りおにぎり
・ レタス(彩りと仕切り用)
購入した材料
ごぼう(2本入り)198円
にんじん(3本入り)158円
イカ(1杯)300円
手羽元(100g 49円 12本入り720g)352円
卵(10個入り)198円
じゃがいも(5個)158円
おから(300g)178円
ちくわ(5本入り)100円
干ししいたけ(足切6個入り)398円
ハム(10枚入り)250円
レタス(1玉)158円
きゅうり(1本)39円
鶏ひき肉(100g 89円 300g)267円
合計2,754円
作ったおかずは全部で10品、材料費の合計は約3,000円程度という結果でした。
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【検証2】お弁当に詰めた分の材料費を計算
お弁当のおかずを作った時は、材料として購入したものを全て使ったわけではありません。
市販品と比較するためには、お弁当に詰めた分の値段を算出する必要があります。
そこで、各メニューで使った材料から、お弁当に詰めた分にかかった金額を算出してみました。
きんぴらごぼう(約65円)
ごぼう(1本)約100円+にんじん(1/2本)約30円=約130円
お弁当に入れたのはこの量の半分のため 130 ÷ 2=約65円
イカフライ(約300円)
イカ全体で300円ですが、ゲソ・えんぺらを除くので-30円として約270円。
衣代(小麦粉・卵1/2個(10円)・パン粉)を入れても30円程度のため約300円
手羽元オーブン焼き(約90円)
100gあたり49円でお弁当に使用したのは3本
1本約60g × 3本=180gなので約90円
小ねぎ入り卵焼き(約40円)
卵は10個で198円 2個使用したので約40円
小ねぎは家庭菜園のため0円
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オーブンポテト(約60円)
じゃがいもは5個で158円 2個使ったので約60円
入り卯の花(約115円)
おから178円+干ししいたけ(2個)約140円+ちくわ(4本)80円
+にんじん(1/2本)約30円+ごぼう(1/3本)約35円=約463円
全体の量からお弁当に入れたのは1/4程度なので460 ÷ 4=約115円
きゅうりちくわ(約28円)
ちくわ(1本)約20円+きゅうり(1/5本)約8円=約28円
薔薇ハム・花びらの形のハム(約50円)
10枚入りで250円、使ったのは2枚なので約50円
鶏そぼろおにぎり(約221円)
鶏ひき肉100gをそぼろに使用したので89円
お米は10キログラムで3,500円(10キログラムは約66合分)のものを2.5合使用
3,500円 ÷ 66合=1合あたり約53円のため、2.5合は約132円
そぼろ89円+お米132円=約221円
仕切り用レタス(31円)
1玉158円で使ったのは1/5玉なので約31円
合計 約1,000円
概算ではありますが、お弁当に詰めた分の材料費は約1,000円ということになりました。
調味料代は入っていませんが、塩、こしょう、醤油、砂糖、サラダ油など家にあるもので作ったので、特殊な調味料はないため、100円以上は加算されないと考えられます。
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【検証3】スーパーのお弁当とファーストフードで買ってきた場合を算出
最後に手作り弁当と比べるため、比較的安いファーストフード店とスーパーのお弁当を、大人2人、幼児2人の計4人分買う場合にかかる金額を出してみました。
ファーストフード店のテイクアウトの場合
650円(ハンバーガーセット)× 2+500円(子供向けセット)× 2=2,300円
スーパーのお弁当を買ってきた場合
598円(5品目の行楽弁当)× 2+398円(子供向けの丼もの弁当)× 2=1,992円
上記のように、お弁当を買ってきた場合、最低でも約2,000円はかかるということが分かりました。
【検証結果】手作り弁当は半額の値段で10品
概算ではありますが、手作り弁当が約1,000円で10品作れるのに対し、買う場合は比較的安いファーストフード店やスーパーのお弁当を利用しても、約2,000円と倍の金額がかかることが分かりました。
総じて、手作り弁当の節約効果はかなり高いという結果になりました。
節約を意識するなら手作り行楽弁当が「豪華」で「安い」
今回は実際に作ったお弁当のおかずの材料費から、市販のお弁当に比べてどのくらいお得かを計算してみました。
私も手作り弁当は節約になるという意識はありましたが、実際に細かく計算してみるとここまで違うとは思いませんでした。
手作りの行楽弁当を準備するのは大変ですが、子ども達の好物をたくさん詰めても、市販品の半額の値段で作れます。
いつもは買う派だという方も「財布が厳しい」という時は、ぜひ手作りも検討してみてください。(執筆者:片岡 みのり)