春を迎え暖かくなり、屋外の活動も快適になる季節がやってきました。
特にコロナ禍における「おうち時間」の過ごし方が見直されている現在では、園芸やDIYなど自宅でできる趣味に人気が集まっているようです。
そういった趣味の材料や道具がそろっているのがホームセンターであり、地域によりさまざまなブランドのお店が根付いています。
今回は、コロナで需要が高まったホームセンターを運営し、株主優待を実施している企業をご紹介します。
株価その他の情報は3/30終値時点でのYahoo!ファイナンスから引用しています。
目次
自社で利用できる買い物券が優待品の企業
まずは、株主優待品として自社の店舗の買い物に利用できる優待券を進呈している企業をご紹介します。
(1)「ホーマック」などを展開するDCMホールディングス(3050)
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「DCMホールディングス(3050)」は「ホーマック」「ダイキ」「カーマ」などのホームセンターを北海道から九州地方まで、全国670店舗以上展開しています。
「DCMホールディングス」では、100株以上保有する株主に対し、年1回、保有株数に応じて、自社店舗で利用できる買い物優待券を進呈しています。
また、長期保有制度として、3年以上継続保有する100株以上の株主に対し、保有株数に応じて追加で優待券を進呈しています。
以前の優待品は自社グループ用品の詰め合わせでしたが、2020年2月期より買い物優待券に変更となりました。
◆DCMホールディングス(3050)
・ 株価 1,173円
・ 最低購入代金(100株)11万7,300円
・ 権利日 2月末日
・ 配当 32円
株主優待
株主買い物優待券
100株以上 継続保有3年未満:500円 3年以上:2,000円
500株以上 継続保有3年未満:1,000円 3年以上:3,000円
1,000株以上 継続保有3年未満:2,000円 3年以上:5,000円
(2)「コーナン」を展開するコーナン商事(7516)
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「コーナン商事(7516)」は大阪発祥の企業で、「ホームセンターコーナン」「コーナンPRO」などを近畿圏を中心に全国400店以上展開しており、近年は関東圏への進出も目立っています。
「コーナン商事」では、100株以上保有する株主に対し、年1回、保有株数に応じて自社商品券を進呈しています。
100株を超えて保有する場合は、100株増加するごとに1,000円分の商品券を1枚追加する形で、最大10枚いただくことができます。
また、長期保有制度として、3年以上継続保有する300株以上の株主に対し、保有株数に応じて追加で自社商品券を進呈しています。
◆コーナン商事(7516)
・株価 3,225円
・最低購入代金(100株) 32万2,500円
・権利日 2月末日
・配当 58円
株主優待
自社商品券(1,000円券)
100株以上 100株につき1枚、最大10枚まで
上記に加え、3年以上継続保有
300株以上 1枚加算
1,000株以上 3枚加算
(3) 農家の強い味方「コメリ(8218)」
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「コメリ(8218)」は新潟発祥の大手ホームセンターで、北海道から鹿児島県まで全国で1,200店あまりを展開しています。
「コメリ」では、100株以上保有する株主に対し、年1回、保有株数に応じて自社で利用できるギフトカードを進呈しています。
また、長期保有制度として、3年を超える株主に保有株数に応じて自社ギフトカードを追加進呈しています。
自社ギフトカードと交換できる商品カタログもあり、近隣に店舗がなく優待券の利用が難しい株主でも、お米や果物、工具などの商品を枚数に応じて交換することができます。
◆コメリ(8218)
・ 株価 3,115円
・ 最低購入代金(100株) 31万1,500円
・ 権利日 3月末日
・ 配当 45円
株主優待
自社ギフトカード(1,000円券)
100株以上 1,000円
300株以上 3,000円
500株以上 4,000円
1,000株以上 8,000円
3,000株以上 1万5,000円
保有継続期間が3年を超える株主様に自社ギフトカードを追加贈呈
100株以上 1,000円
500株以上 2,000円
1,000株以上 3,000円
(4) 関東ローカルの巨大ホームセンター「ジョイフル本田(3191)」
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「ジョイフル本田(3191)」は茨城県が地盤のホームセンターであり、関東各地に超大型店を展開しているのが特徴で、店舗情報をみると各店の大きさは東京ドームの個数で表現されているほどです。
店舗の端から端まで、見て歩くだけでも1日費やしてしまうのではないか、というくらいのスケールです。
「ジョイフル本田」では、100株以上保有する株主に対し、年1回、保有株数に応じて自社店舗で利用できる商品券、または茨城県産の米を進呈しています。
◆ジョイフル本田(3191)
・ 株価 1,468円
・ 最低購入代金(100株) 14万6,800円
・ 権利日 6月20日
・ 配当 32.5円
株主優待
(1) 商品券(500円券) または (2) 茨城県産米
100株以上 (1) 2,000円分の商品券 (4枚) または (2) 2kg
400株以上 (1) 4,000円分の商品券 (8枚) または (2) 5kg
2,000株以上 (1) 8,000円分の商品券 (16枚) または (2) 10kg
4,000株以上 (1)1万6,000円分の商品券 (32枚) または (2) 20kg
幅広い店舗で利用できるギフトカードが優待品の企業
次に、自社店舗に限らず幅広い場所で利用できる「金券」を進呈しているホームセンター企業をご紹介します。
(1) 「ダイユーエイト」などを展開するアレンザホールディングス(3546)
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「アレンザホールディングス(3546)」は「ダイユーエイト」「バロー」「タイム」などのホームセンターを、東北、関東、東海、中四国などに展開しています。
「アレンザホールディングス」では、100株以上保有する株主に対し、年1回、保有株数に応じて「JCBギフト券」を進呈しています。
◆アレンザホールディングス(3546)
・ 株価 1,316円
・ 最低購入代金(100株) 13万1,600円
・ 権利日 2月末日
・ 配当 36円
株主優待
JCBギフト券
100株以上 1,000円分
500株以上 3,000円分
1,000株以上 5,000円分
3,000株以上 1万円分
(2) ナフコ(2790)
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「ナフコ(2790)」は、主に九州地方を中心として北は東北地方まで、家具とホームセンターのお店を全国350店舗以上展開しています。
「ナフコ」では、100株以上保有する株主に対し、年2回、保有株数に応じて「UCギフト券」を進呈しています。
◆ナフコ(2790)
・ 株価 2,155円
・ 最低購入代金(100株) 21万5,500円
・ 権利日 3月末日・9月末日
・ 配当 50円
株主優待
UCギフト券
100株以上 3月末:1,000円分 9月末:500円分
500株以上 3月末:3,000円分 9月末:1,500円分
1,000株以上 3月末:5,000円分 9月末:2,500円分
コロナ禍で業績が伸びた企業が目立ちました
ご紹介した中に、おなじみのホームセンターはありましたでしょうか。
ホームセンターは昨年来のコロナ禍において、巣ごもり需要により業績が伸びた企業が目立ちました。
翌期の業績については反落を予想する企業が多いですが、外出を控える傾向が続く限りは堅調に推移するかもしれません。
株価その他の情報は今後変更される可能性がありますので、投資をお考えの際はご自身でご確認の上、お願いいたします。(執筆者:取得優待は120以上 吉井 裕子)