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妊娠中に加入する医療保険について
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一般的には、妊娠27週目までに医療保険に加入しようと思えば、ほとんどの保険会社で子宮などの部位について「
」という条件がつく(28週目以降はほとんどの保険で保険加入はできない)。
この
「特定部位不担保」がついた契約の場合、日本人の4人に1人が受けているといわれる帝王切開の手術に対して、保険金は支払われないのが一般的だ。
ところが、妊娠中でも「特定部位不担保」の条件がつかずに、加入できる保険商品もある。
保険料は他の単体医療保険に比べてかなり高いのだが、25週目までの妊娠ならば、部位不担保の条件が付かずに加入できる。
2. エイ・ワン少額短期保険「EVERYONE(エブリワン)」
妊娠中でも何の条件もなく加入できる1年更新型の医療保険。
保険料は年齢軍団別の保険料。
例 25歳~29歳:2,660円/月、30歳~34歳:2,540円/月、35歳~39歳:2,610円/月
3. ABC少額短期保険「ABCおかあさん保険」
妊娠19週までならば、条件が付かずに加入できる。
通常分娩では保険金は支払われない。
女性の場合は、妊娠で初めて入院する人も多いが、医療保険は帝王切開や妊娠中毒症などが給付対象で、通常分娩は対象とならない。
ところが、上記で紹介した3の「ABCおかあさん保険」とフローラル共済「女性を育む保険なでしこくらぶ」は、通常分娩でも入院日数に応じた給付金が支払われる。
「女性ならでは」に惑わされないことが重要
男性よりも女性の方が「安心」を求める傾向が強く、保険で安心を得ておきたいと考える方が多いように思う。
だからこそ、保険会社はその感情をうまくついてくる。
保険会社の「女性ならでは」という印象だけに惑わされずに、公的保障などもよく理解した上で、必要性をしっかり判断したい。(執筆者:釜口 博)