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20万以下で買える「食品優待銘柄」
株主優待で真っ先に浮かぶのは、食品系の優待ではないでしょうか?
しかし食品系優待銘柄は投資金額が大きく、投資しにくいものも多く見られます。
例えば
・ 日清食品は80万円以上
・ はごろもフーズは130万円以上
そこで今回は20万円以下という比較的投資しやすい金額で買える食品優待銘柄を4つご紹介いたします。
1. ダイショー[2816]
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株価:1,328円(6/22終値)
売買単位:100株
必要投資金額:13万2,800円
権利確定月:9月・3月
1株あたりの年間配当:18円(2019年3月期予想)
配当利回り:1.35%
優待利回り:0.75%
優待内容
自社製品詰め合わせ
・ 100株以上:1,000円相当
・ 500株以上:2,000円相当
・ 1,000株以上:3,000円相当
・ 5,000株以上:6,000円相当
会社概要と見解
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タレやスープ、調味料などを作っている会社です。
1年間に300種類以上の新製品を生み出していること、またスーパーの生鮮食品と並べて販売していることが特徴です。
売上は毎年少しずつ伸びています。
年によっては利益が減少していることもありますが、2019年3月期の予想は利益で約11%増を見込んでいます。
過去10年のチャートを見ると、見事に右肩上がりとなっています。
今年2月に高値1,498円を付けてから下落し、直近では1,300円を越えたあたりでほぼ横ばいです。
タイミングとしては悪くない水準ではないでしょうか。
株価上昇にも期待したい銘柄です。
2. 大冷[2883]
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株価:1,993円(6/22終値)
売買単位:100株
必要投資金額:19万9,300円
権利確定月:9月
1株あたりの年間配当:55円(2019年3月期予想)
配当利回り:2.75%
優待利回り:1.0%
優待内容
100株以上の株主に対して2,000円相当の自社製品
会社概要と見解
業務用の冷凍食品を製造する会社です。
「骨なし魚」シリーズのほか、解凍なしで調理できる「楽らくクック」シリーズなどが主力商品です。
レストランやスーパーのほか医療施設でも使われています。
売上は毎年ほぼ同じ水準ですが、利益は年によって大きくぶれています。
原材料不足や値引き販売などさまざまな要因があります。
株価は1月に高値2,299円を付けたあと下落し、2000円前後で横ばい状態です。
業績の状況からすると配当・優待銘柄として割り切った投資をする方が良さそうです。
3. デリカフーズホールディングス[3392]
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株価:1,620円(6/22終値)
売買単位:100株
必要投資金額:16万2,000円
権利確定月:9月
1株あたりの年間配当:16円(2019年3月期予想)
配当利回り:0.98%
優待利回り:0.92%
優待内容
野菜・果物詰合せまたはジェフグルメカードを進呈
・ 100株以上:1,500円相当
・ 500株以上:3,000円相当
・ 1000株以上:6,000円相当
下記3年以上継続保有の株主対象
・ 1000株以上2000株未満:高級米2kg
・ 2000株以上:高級米2kgと1500円相当の果物
会社概要と見解
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業務用の野菜を販売しており、カット野菜や調理済野菜が主力製品です。野菜についての研究や物流体制にも力を入れており鮮度の良い状態で商品を提供しています。
2018年3月期時点で8期連続最高売上を達成しています。
昨年には組織再編を行い、物流や仕入れの面で改善が進むと同時にそれに伴う費用も発生しているため、今期の売上は前期比4.7%増、純利益0.2%増という予想です。
過去10年のチャートを見ると、2012年から株価は上昇トレンドに入っています。
昨年7月に高値1,818円を付けたあとは1,500円台を挟んで上下し、直近では1,600円台で落ち着いた動きを見せています。
良くも悪くも、なにかニュースが出れば大きく株価が動きやすい銘柄です。
大きく下がった時があれば、値上がり期待の銘柄としてもチャンスかもしれません。
4. マルイチ産商[8228]
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株価:1,122円(6/22終値)
売買単位:100株
必要投資金額:11万2,200円
権利確定月:9月
1株あたりの年間配当:15円(2019年3月期予想)
配当利回り:1.33%
優待利回り:1.33%
優待内容
100株以上:1,500円相当の自社加工食品(りんご和牛信州牛カレー2食、信州米豚カレー2食、信州ハーブ鶏カレー1食)
1,000株以上: 水産加工品・畜産加工品・一般食品詰め合わせから1つ選択
会社概要と見解
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水産物・畜産物からお菓子や業務用食品などを扱う総合食品卸の会社で、長野県を中心とする甲信越や首都圏・中京圏で販売を行っています。
地域性を生かした付加価値の高い製品が特長です。
・ 過去5年の状況を見る限り連続で増配
・ 優待・業績・配当と魅力的な銘柄で、過去10年の株価をみると右肩上がり
唯一の懸念材料
流動性が低いという点です。
市場は名証2部で、東証などの市場に比べて出来高が少なく、取引が成立しない日もあります。
売りたいときにすぐに売れない可能性がありますので、長期保有と考えておいた方が無難です。
9月は優待銘柄が豊富な月です
どれにしようかと悩まれる方は、食品がもらえる優待を検討してみてはいかがでしょうか。(執筆者:高橋 珠実)