冬は、家計と自分のカラダを見直す絶好のチャンスです。
さらに「節約で健康体を目指すことができる季節」でもあります。
今回は「冬に健康体を目指すことで自然と節約できる」方法を3つ、詳しく紹介したいと思います。
ぜひ、今年の冬の節約術として取り入れてくださいね。

目次
1. 節約で深部体温を上げて健康体を目指そう
今回紹介する方法はすべて「深部体温」を上げることと大きく関連していますので、まずは、あまり聞き慣れない「深部体温」について知っておきましょう。
深部体温とは?
「深部体温」というのは、体の中、つまり「芯」の部分の体温のことで、体温計で計っている「体温」とは違います。
そのため、体温がいつも通りだとしても、深部体温は低くなっていることもあります。
この深部体温が下がると、内臓がうまく働かなくなって免疫力が落ち、体調を崩しやすくなります。
深部体温を上げることで健康体に近づくことができますし、深部体温を上げようとすると、嫌でも節約できてしまいます。 深部体温を上げる方法をみていきましょう。 日中は、深部体温が高いことが理想ですが、眠るときには深部体温を下げておく必要があります。 深部体温が高いと、眠りが妨げられ、質のよい睡眠がとれなくなります。 暖房が強い場合は深部体温が下がりにくい状態になり、夜中に何度も目が覚めたり、なかなか寝つけなかったりと睡眠の質が悪くなります。 これは、寝るときに身につけるパジャマや部屋着にも言えることなので、寝るときは薄着で暖房の温度を低く設定しておくことをおすすめします。 薄着のパジャマであれば、春・秋・冬と多くの季節で使用できるため、年間の被服代を抑えることにつながります。 また、寝ている間だけでも暖房の温度を低く設定しておくことで、電気代も節約できます。 冬は、熱いお風呂に入るだけでも電気代やガス代がかかりますし、寝る前に深部体温を上げてしまうと眠りの妨げにもなるため、おすすめできません。 夜、眠る前に36℃~38℃ぐらいのぬるめのお湯に、塩を入れて入浴してみましょう。 末梢血管が広がったり、皮膚が熱を放散したりして、深部体温を下げてくれます。 電気代やガス代の節約になるだけでなく、深い眠りや気持ちの良い目覚めが期待できますよ。 筋力が低下すると深部体温も下がってしまうので、ヨガやウォーキングなどの軽い運動をして筋力をつけ、体の芯から温めるようにしましょう。 深部体温を下げる原因「ストレス」も、軽い有酸素運動で解消されるという論文が発表されています。 時間に余裕があるときにおいしいものを食べるのも良いですが、冬は太りやすい季節です。 空いた時間を利用して、無料で深部体温を温められる運動をしてみませんか? ドカ食いして後悔し、ダイエット食品を大量購入するよりも、うんと経済的です。 外へ出ての運動が辛いと感じる方は、家の階段を昇降したり、廊下を何度も歩いたり、腹筋・背筋などをおこなうと良いでしょう。(執筆者:山内 良子)寝るときには薄着で暖房の温度を低くしよう
2. ぬるめのお湯で入浴しよう
3. 運動をしよう